犬飼貴丈が『絶対BLシーズン2』OPダンスで人生初のリーゼント「ちょっとキャラが…(笑)」

ドラマ
2022年02月18日
『絶対BL』
『絶対BL』

犬飼貴丈が主演するドラマ『絶対BLになる世界 vs 絶対BLになりたくない男』のシーズン2が、3月20日(日)にCSテレ朝チャンネル1で放送される。それに先駆け、オープニングダンスシーンの写真が解禁された。

本作は、Twitterやpixivで話題となった不条理BLギャグ漫画『絶対BLになる世界 vs 絶対BLになりたくない男』を原作に、2021年3月に犬飼貴丈の主演で実写化されたドラマの続編。原作の世界観を完全再現し、「右を見ても左を見てもイケメンばかり」状態となったシーズン1は、放送決定の第一報から3月のオンエアまで大きな話題を呼び、SNSでもトレンド入りを連発するなど、一大ムーブメントを巻き起こした。

シーズン2でも、犬飼、ゆうたろう、伊藤あさひ、塩野瑛久といったメインキャストが続投。加えて猪塚健太、井手上漠、大平修蔵、富樫慧士、そして円神の瀧澤翼、A.rikといった今をときめくイケメンたちが続々と登場する。

解禁されたのは、犬飼、ゆうたろう、伊藤、塩野、猪塚のオープニングダンス写真。前作ではオープニングで犬飼、ゆうたろう、伊藤らがオリジナルのダンスと歌唱に挑戦。きらびやかなミラーボールの下で80年代風のレトロ衣装に身を包み、最新K-POP風ダンスで軽快なステップを見せた。

シーズン2でもオープニングダンスは健在。今回は犬飼、ゆうたろう、伊藤、塩野、猪塚の5人が50年代に大流行したロカビリーファッションをまとい、華麗なダンスを見せている。マンハッタンを舞台にしたあのミュージカル映画を超えるド派手なファッション、ボウリングシャツにリーゼント、タトゥーにキラキラのアクセサリーと、これまでにないスタイルでダンスに挑んだ5人。前回に引き続き、ダンサー、コレオグラファー、モデルとして活躍するKANATAが振り付けを担当した。

5人は難易度が上がりパワーアップしたダンスに四苦八苦しながらも、前回の経験を生かしてコツをうまくつかみ、それぞれが個性を発揮しながら、抜群のチームワークで息の合ったダンスを披露。犬飼は人生初のリーゼントスタイルに興奮した様子で「僕たちもリーゼントとこの衣装のせいなのか、ちょっとキャラが変わっちゃってます」と、貴重な体験を喜んだ。

『絶対BL』
『絶対BL』

そしてこのオープニングダンスの収録で、犬飼をはじめとした豪華イケメンキャストたちが撮影の全行程を終え、クランクアップを迎えた。原作・ドラマファンたちからの熱い支持により、異例の早さでのシーズン2制作となった本作。犬飼は「こんなに早く実現するとは思っていなかったのでうれしかった」と振り返りつつ、「とにかくシーズン1より面白くしたいと思った」と、強い決意を持って現場に入っていたことを明かした。また、重圧を背負ってのシーズン2だっただけに「達成感とともに、肩の荷が下りた感覚」と、正直な気持ちも告白した。

さらに、シーズン3、4と続けていきたいという野望も明かした犬飼。「新たなキャストの方々を迎え、よりパワーアップした『絶対BL』。新しいカップルも登場しますし、既存のカップルにも変化がありますし、そんないろんなところを楽しんでもらえたらうれしいです!」と呼びかけた。

このオープニングダンスのさわり部分が入った4分弱のPR映像「ドラマ絶対BLシーズン2ハイライト」をYouTubeで公開。さらに、3月4日(金)深3・00から放送される『CSテレ朝ナビ!!スペシャル』(テレビ朝日/関東ローカル)内で1話のダイジェストが特別放送される。犬飼、ゆうたろう、伊藤、塩野、猪塚のコメント全文は次ページに掲載。

犬飼貴丈 コメント
犬飼貴丈
犬飼貴丈

シーズン2が始まると聞いた時、まずはびっくりしました。こんなに早く実現するとは思っていなかったのでうれしかったのと、とにかく「シーズン1より面白くしたい」と思いました。現場に入って試行錯誤しながらモブとして過ごし、ようやく今日終わったことに達成感を覚えていますし、今は肩の荷が下りたという感覚があるのが正直なところです。ロケ場所もシーズン1と同じ場所だったりもしたので、“帰ってきた感”はすごくあり、勘を取り戻すのにも助けられました。
シーズン1はそれぞれのキャラの紹介や“BLあるある”みたいなものが多かったですが、シーズン2はそれだけではなく、さらに掘り下げたものが描かれているので、最初に台本を読んだ時には、ちょっと大変そうだな、と思ったんです。その中でモブをどんなふうに演じていこうか、と考えていたのですが、撮影のしょっぱなから比較的エンジンMAXで行くように監督からも指示があって、「あぁ、そうだ。この作品はそうだった」とすぐに感覚が戻りましたね。僕は普段、わりと考えてから現場に臨むほうなのですが、今回はシーズン1で作った地盤から湧いてくるものを大切にしようと思いまして、その結果、ずいぶんモブが変なヤツになってしまいました(笑)。でもその分、モブの幅は広がったような気がします。
そして今回もオープニングではダンスに挑戦しました。前回、けっこうみんなボロボロだったので、今回はダンスはもうやらないだろうな、と安心していたら、そんなことはなく(笑)。しかも前回よりも難しそうなダンスだったのでびっくりしました! これはきっと三木康一郎監督から与えられた試練なんだろう、と思い、各々自主練に励んで当日に臨んだ次第です(笑)。その結果、前回よりはNGは少なかったかな…。
衣装も斬新ですよね。『絶対BL』の世界観とはまた違ったメンバーたちを楽しんでもらえるかと思いますし、僕たちもリーゼントとこの衣装のせいなのか、ちょっとキャラが変わっちゃってたりして(笑)。こんなにタトゥーシールも入るとは思わなかったけど、貴重な経験をさせていただきました。
願わくは『絶対BL』シーズン3、4と続けていきたいですし、海外で外国人のボーイズたちに狙われながらビーチを駆け回っているモブなんていいですよね。そんな、いろいろな夢膨らむシーズン2ではありました。新たなキャストの方々を迎え、よりパワーアップした『絶対BL』。新しいカップルも登場しますし、既存のカップルにも変化がありますし、そんないろんなところを楽しんでもらえたらうれしいです!

ゆうたろう コメント
ゆうたろう
ゆうたろう

シーズン1もそうだったのですが、シーズン2もオープニングダンスのシーンでクランクアップしたので、達成感がすごいです。お芝居のシーンで終わると、どうしても“みんなで一斉に”というのが少ないので寂しい気持ちの時もあるのですが、この作品はキャスト・スタッフ全員で終わるので、うれしいし、気持ちよかったです。
今回のダンスは振り付けの動画が来た瞬間、「上級者向け!」って思うほど難易度が高かったのですが、前回のダンスではだいぶ苦労したので、今回は足を引っ張りたくないから頑張らなきゃと、気合を入れて臨みました。わりと細かいところまで意識しなくてはいけないダンスではあったのですが、とにかく自分が間違えたらみんなに迷惑をかけてしまう、と思いながらやっていました。カット数は多かったけど、思ったよりはスムーズに行った気がします。監督からも「いいじゃん!」という言葉をいただけたので、今は無事に終わってホッとしています。
このようなロカビリースタイルは初めてで、1950年代という、生まれる前の時代のものなので想像もできませんでした。いつもはオーバーサイズの楽な服装が多く、25インチのぴっちりスキニーなんて初めて履いたくらいだったので、映像で自分を見ても、「本当に僕なのかな」と思う瞬間が多々ありました(笑)。新しい自分を発見できて、面白かったです。
(東條役の)塩野君とは久しぶりでしたが、お互いヘアメークをすると自然と東條と綾人になるんです。シーズン1でカップルになった2人が、今回どんな雰囲気になっているのか楽しみにしていただけたらうれしいです。モブ家族の空気感もシーズン1そのままなので、楽しかったですね。
シーズン1からますますパワーアップしていますし、新しいテイストも加わっています。スタッフ・キャストとの信頼関係も深まって、撮休の日などは寂しいなと感じてしまうほどでした。皆さんもぜひこの作品を楽しんでほしいなと思います!

伊藤あさひ コメント
伊藤あさひ
伊藤あさひ

今回もダンスはなかなか練習ができなくて、当日の朝にみんなで合わせた時は、ちょっと不安でした(笑)。リーゼントにロカビリースタイルも、自分に合うのか心配だったんですけど、やってみたら楽しくて、見たことない自分が見られて新鮮でした。けっこう似合っている気がします(笑)。
ダンスは前回よりも難しかったですが、5人とも監督からお褒めの言葉ももらえて自信につながりました(笑)。課題はまだまだ残りますけどね…。
シーズン2も菊池は菊池なりにモブに対して真っすぐだったので、自分としてはそれを意識しながら演じました。シーズン1のラストと同じ場面から始まるので、撮影の時は「あー、戻ってきたな」と感じましたし、大好きな現場だったのでまた戻れたことがうれしくもありました。
今回は菊池の元カレでもある五十嵐という“第3の男”も登場しますが、猪塚健太さんが本当に爽やかで、「菊池が一度好きになった五十嵐」という人物に説得力を持たせてくださいました。五十嵐に対しても、モブに対しても、菊池のピュアで誠実なところはシーズン1から変わらずにやってこられたと思います。笑って、泣いて、キュンキュンして、純粋で誠実な菊池を皆さんが応援したくなってくれたらうれしいです。

塩野瑛久 コメント
塩野瑛久
塩野瑛久

こうしてシーズン2でも東條を演じることができ、綾人役のゆうたろう君ともお芝居ができてとても楽しかったです。今回は坂本龍馬の銅像がある場所でのクランクインだったのですが、僕は誕生日が同じということもあり、ゆかりのある場所でクランクインすることができて幸先がいいなと思っていました。今回はモブとも絡むシーンがあったので、より東條という人物の人間らしさが垣間見えるのではないかと思います。完璧に見える東條ですが、シーズン2では綾人と痴話ゲンカをしてふてくされているなんていうシーンもあり、より人間臭い、隙のある姿も見せられています。
実は公園での撮影中、通りがかった近所の方々が「なんの撮影をしているんだろう」と覗いていかれたことがあったんですけど、その時は東條と綾人がブランコを漕いでいるシーンだったんです。学生服を着た2人がブランコを漕ぎながら話している、というベタ中のベタなシーンを撮ってるなって思われたんだろうな、ってちょっと恥ずかしくなった日もありました(笑)。でもそれがこの作品の定番というか、それを真面目にやっているところに面白さがあるのかな、と思っています。
三木康一郎監督は、他の作品でも僕を脱がすのが好きで(笑)、今回のオープニングダンスでも必然的に「脱ぐしかないな」と思ってやりました(笑)。衣装もすごくインパクトがありますよね。シールタトゥーみたいなのもやってみたいなと思っていたので、まさか『絶対BL』でできるとは思っていませんでしたが、よかったです。みんなそれぞれに決まってるんですよね、この衣装とヘアメーク。「なんだろうこの世界観は」という不思議な気持ちもありながら、安心して見ていられるんですよね。ダンスも前回よりは時間もかけて練習できました。前回の名誉挽回と思って頑張ったので、成功してよかったです…。

猪塚健太 コメント
猪塚健太
猪塚健太

シーズン2からの参加だったのですが、まさかオープニングのダンスに加えていただけるとは思わず、とても楽しいクランクアップとなりました。三木康一郎監督の作品の数あるダンスを見て憧れていたので念願かなってうれしかったです。このような衣装、ヘアメークもなかなかできないことなので、テンションも上がりましたし、タトゥーも自分で選んだりして、僕個人として楽しんでしまいました(笑)。
シーズン2に出させていただくと聞き、しかもメインキャストと絡む重要な役どころだったので「いい役をもらった」と思ったと同時に、「五十嵐を、インパクトを与えるキャラクターにしないと」と思いました。五十嵐としては、シーズン1のラストでモブが“モブキャラ”を卒業し、シーズン2では主要キャラとして生きるんだ、と思っているところの出鼻をくじく、いわば主役のような登場をしようと考えていたんです。五十嵐が登場したことによって、一瞬にしてモブが“モブ”に戻る、というところをなんとかうまく見せられたら…と。
白いバラを背景に背負った五十嵐。最初はそのバラが不釣り合いに思えるキャラに見えるかもしれませんが、のちのち「なぜ五十嵐は白いバラを背負っているのか」ということに、モブが気づいてくれるシーンもありますので、そこにうまくつながるように演じた、というのが僕自身としてのこだわりでもありました。皆さんも最後まで見て、そこに気づいていただけたらうれしいです。

番組情報

『CSテレ朝ナビ!!スペシャル(仮)』
テレビ朝日(関東ローカル)
2022年3月4日(金)深3・00~

『絶対BLになる世界 vs 絶対BLになりたくない男 シーズン2』
CSテレ朝チャンネル1
2022年3月20日(日)後8・00~

<キャスト>
犬飼貴丈、ゆうたろう、伊藤あさひ、塩野瑛久/和田颯(Da-iCE)
猪塚健太、井手上漠、矢部昌暉(DISH//)、定本楓馬、砂川脩弥、瀧澤翼(円神)、池田匡志
富樫慧士、平井雄基、桑原勝、大平修蔵、A.rik(円神)、庄司浩平、小林亮太、坪根悠仁

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/ch/recommend/bl/
公式Twitter:@zettaibl_dorama
公式Instagram:@zettaibl_dorama

この記事の写真

©紺吉・祥伝社/テレビ朝日

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