2月27日(日)放送の日曜劇場『DCU』(TBS系)第6話に、加藤雅也がゲスト出演することが分かった。
13日(日)放送の第4話で、ついに隆子(中村アン)を殺した犯人を逮捕した新名(阿部寛)率いるDCUのメンバーたち。息もつかせぬ衝撃の展開が続く中、20日(日)放送の第5話で新たに発生するのは海上での誘拐事件。海上で消息を絶った国土交通省副大臣の息子の安否が気遣われる中、事件の様相は危険ドラッグも絡むキナ臭いものへと発展していく。
いっぽう、新名と瀬能(横浜流星)が知り合うキッカケとなった15年前の爆破事故も新たな展開を迎えている。極秘扱いとなっているこの案件の真実に一歩ずつ近付きつつある瀬能。第5話では、新名がひた隠しにしてきた15年前の真相がついに明らかになる。
日曜劇場への出演は『天皇の料理番』(2015年)以来7年振りとなる、加藤雅也のゲスト出演が決定。水族館が舞台の第6話で加藤が演じるのは、魚サプライヤーの木見一郎。木見は水族館で泳ぐ魚の捕獲から輸送、さらには飼育方法まで全てのコーディネートを請け負っている。遺体で発見された女性の婚約者であり、事件への関与が疑われるが、果たして。
加藤と阿部といえば、共に人気男性ファッション誌「MEN’S NON-NO」で創刊時からモデルとして活躍した、言わずと知れた仲。当時から約40年にわたり親交のある2人だが、ドラマでの共演は実は初めて。2005年に放送されたNHK大河ドラマ『義経』に共に出演していたのだが、同じシーンの出演はなく、セリフを交わすのは今回が初となる。殺人事件捜査ということもあり、2人の共演シーンは白熱した演技合戦の連続に注目だ。
加藤雅也 コメント
阿部くんとはモデルとしてはよく一緒に仕事をしましたが、芝居は初めてです。これまでにも2度ほどチャンスがあったのですがスケジュールの都合で実現しなかったので、このドラマに出演が決まったと聞いて「阿部くんと初めて芝居ができる!」とうれしく思いました。俳優になる前から知っているので、いざ対面してみると何だか妙な感じでした。今までに感じたことのない変なリアル感と不自然さがありました(笑)。
プロデューサー・伊與田英徳 コメント
加藤さんはずっとご一緒したいと思っていた俳優さんです。大変うれしく思います。そして今回、これまでの加藤さんのイメージとは違う役柄を演じていただきました。その姿を拝見して、改めてさすがだなと思いました。
さらに大変驚いたことがあります。まずは阿部さんと親交があるということ、そして親交が深いのに今回が初共演ということです。おふたりのコンビネーションも大きな見どころとなっていると思います。ぜひ楽しみにしてください。
第6話(2月27日放送)あらすじ
溺死した身元不明の女性の遺体が横浜の港で発見された。被害者が身につけていたダイヤの指輪が盗まれずにいたことから自殺も疑われたが、遺体の肺の中に残されていたのはオホーツク海に生息するプランクトン。死後約1日しか経っていないことからも、自殺に見せかけた殺人事件として、DCUが捜査に乗り出す。
調べを進めるうち、殺害現場は水族館であることが分かった。さらに、身元不明だった被害者は、魚サプライヤーの木見一郎(加藤雅也)の婚約者と判明。新名(阿部寛)は瀬能(横浜流星)らと捜査を進めていく。不審な動きを見せる水族館プロデューサー・根岸那由(明日海りお)と木見を怪しく思いつつも、その証拠はどこにもなく…。
番組情報
日曜劇場『DCU』
TBS系
毎週日曜 後9・00~9・54
©TBS