『鹿楓堂よついろ日和』（テレビ朝日系）から、主演を務めたジャニーズWEST・小瀧望らキャスト陣のクランクアップレポートが到着した。
本作は、和風喫茶「鹿楓堂」を舞台に、店主でお茶担当のスイ（小瀧）をはじめ、料理担当・ときたか（葉山奨之）、スイーツ担当・椿（大西流星／なにわ男子）、珈琲担当・ぐれ（佐伯大地）ら心優しき4人の青年たちが、人生にちょっぴり傷ついたお客さまの心とおなかを満たしていく“癒やし系飯テロドラマ”。
物語がいよいよ終盤戦に突入する中、小瀧ら主要キャスト陣がクランクアップ。小瀧、葉山、大西、佐伯の鹿楓堂メンバーに、スイの双子の兄・東極八京役の藤井流星、八京の友人でパティシエの角崎英介役の白洲迅が勢ぞろいするシーンの撮影が終わると、スタッフから「これでオールアップです！」と声が掛かり、Yuki Saito監督からそれぞれのイメージに合わせた色の花束が贈られた。
それぞれが名残惜しそうに２か月間を一丸となって駆け抜けた作品への思いを語り、いよいよ主演・小瀧の番に。「小瀧望さん、オールアップです！」という掛け声に、深々とおじぎをし、白を基調にした花束を受け取ってSaito監督とハグをした小瀧は「2年ぶりのドラマだったので、実はめちゃくちゃ不安もあってポジティブな気持ちだけじゃなかったんです…。でも、支えてくださるスタッフの皆さまや、ここにいる一緒に頑張ってきた仲間とこの日を迎えられて本当にうれしい」と語り、目頭を押さえて涙をこらえた。
さらに「ちょっとヤバイな…」と照れ笑いを浮かべ、声を詰まらせながらも「できない自分に猛烈にイライラしたり、皆さんに甘え過ぎたこともあると思いますけど、今日差し入れた肉寿司弁当で大目に見てもらえたらうれしいです（笑）」とコメントし、ウルウルしながら見守っていたキャストやスタッフも思わず笑みを浮かべた。
クランクアップで泣いてしまったのは初めてという小瀧。2年ぶりのドラマ、そして座長というプレッシャーと戦いながら撮影を完走し、感無量の様子だった。
小瀧望 コメント
このオールアップの日をみんなと迎えられて本当に幸せです。僕個人としては、2年ぶりのドラマだったので、実はめちゃくちゃ不安もあってポジティブな気持ちだけじゃなかったんです…。でも、支えてくださるスタッフの皆さまや、ここにいる一緒に頑張って来た仲間とこの日を迎えられて本当にうれしく思います。できない自分に猛烈にイライラしたり、皆さんに甘え過ぎたこともあると思いますけど、今日差し入れた肉寿司弁当で大目に見てもらえたらうれしいです（笑）。この2か月間、現場に来るのが本当に楽しみでした。僕が言ったせりふにもありましたけど、“笑顔になれて、癒やされて、気持ちが豊かになった”そんな現場だったなと思います。あらためまして、本当にありがとうございました！
葉山奨之 コメント
ときたかを演じることができて本当に楽しかったですし、このメンバー、そしてスタッフの皆さんとご一緒できてうれしかったです。最初はこんなに仲良くなれるとは思っていませんでしたが、ワンチームでやることができて、心から楽しんで参加させていただきました。なにより、のんちゃんが引っ張ってくれたので、のんちゃんに感謝ですね。キャスト、スタッフの皆さん…大好きです！
大西流星 コメント
2か月間、皆さんにめちゃくちゃお世話になりました。はじめはまだ中尾椿君という役をしっかりつかみきれていなかったんですけど、監督さんやプロデューサーの皆さんをはじめ、いろんな方と一緒に日にちを重ねるごとに椿くんを濃く描くことができたと思いますし、自分も成長できた現場で、本当に感謝しています。おいしいもんをいっぱい食べてちょっと太りましたし（笑）、ちょっと期間が空いた時には「また帰ってきたいな」って思える幸せいっぱいな現場でした。本当に皆さんのことが大好きです！
佐伯大地 コメント
実は僕、ここ1～2年、仕事に関していろいろな悩みを抱えて過ごしてきたんです…。でも、ここにいるみんなのおかげで、2か月間本当に幸せでした！ありがとうございました！
白洲迅 コメント
角崎は本当にわけの分からん男だったんですけど（笑）、プロデューサー陣、3人の監督さん、そしてキャストの皆さんに引き出してもらった角崎だったなと思います。こういう現場に巡り合えることってなかなかない、本当に幸せで楽しい現場でした。
藤井流星 コメント
（小瀧）望に聞いていたとおり、和気あいあいとした現場で「さすが望やな、すごいな」と思いました。ただ、僕と角崎が現場に入った最初の頃はピリッとしたシーンが多かったので、あまりそれを感じられなかったんです（笑）。でも後半、こうやって和気あいあいな現場に参加できてすごく楽しかったです。
＜第8話（3月5日（土）放送）あらすじ＞
鹿楓堂のライバル店の見習いシェフ・花岡千利（西垣匠）は、今日も鹿楓堂を偵察中。しかし、いつになく元気のない様子が気になったスイ（小瀧望）は、半ば強引に千利に一日店員としてスカウトする。鹿楓堂の和服を身にまとった千利に、敵意むき出しの椿（大西流星）。相変わらずもめる子供たち2人だが、千利は調理するときたか（葉山奨之）の手さばきには興味津々な様子。そんな千利をほほ笑ましく見守るときたかは、ふと「千利君はシェフになりたいんですか？」と優しく問いかける。
すると千利は、就職がうまくいかず、コンビニでバイトしていた頃に偶然出会った神子洸一郎（戸次重幸）への思い出を語り始める。
一方、ホテルイーストサイドグランデの社長室では、パティシエの角崎英介（白洲迅）が社長の東極八京（藤井流星）に「おなかがすいて死んじゃう！」と猛攻撃。しぶしぶ「サバの味噌煮が食べたい」とリクエストした八京を強引に連れ出した先は、角崎の実家の定食店。酒を交わしながら「……覚えてる？初めて会った時のこと」とつぶやく角崎。なぜ自分にこんなにも関わろうとするのか、その理由が分からない八京は、角崎の言葉に耳を傾ける。
鹿楓堂での仕事を終えた千利は、シェアハウスでみんなと夕飯を食べないか、とスイに誘われる。「敵の窯の飯が食えるか！！！」と一度は断るものの、メニューがグラタンと知り、団らんに参加することに。ときたかや椿、ぐれ（佐伯大地）がなぜ鹿楓堂で働くのか、その理由を知った千利は一層うつむいてしまう。そんな千利に手を差し伸べ、洸一郎と娘のまり（加藤柚凪）の元へ共に向かうことに。ただ、君の“おいしい”が聞きたくて―。洸一郎と千利が伝え合えなかった、本当の気持ちとは…。
番組情報
『鹿楓堂よついろ日和』
テレビ朝日系
第8話 2022年3月5日（土）深０・10～０・40
©テレビ朝日
