3月14日(月)に、浜辺美波主演ドラマ『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)第9話が放送。それに先駆け、キーパーソンとなる狩岡晴汝役・岡崎紗絵からのコメントが到着した。
本作は、医師でもないのに豊富な医療知識がある正体不明の女性・雪村白夜(浜辺美波)が、患者の症状から正しい病名を判別する“総合診断協議チーム”(通称:CDT)のクセ強めなメンバーたちとともに、患者に向き合っていく“診断医療ミステリー”。
3月7日放送の第8話では、巌(石坂浩二)が末期がんで余命わずかだと知った白夜が、「それ、誤診にしてみせます」と決意する。そして、寝る間も惜しんで治療法を模索し、ある治療法を発見。その困難な手術を唯一成功させられる真壁(小手伸也)に、執刀を依頼するが断られてしまう。
そんな中、CDTは、子宮外妊娠と卵巣がんの併発で出産を諦めざるを得ない状況に追い込まれた妊婦を救うべく奮闘。母親と胎児どちらの命もあきらないその困難な手術を行えるのもまた、院内では真壁だけだった。
リスクのある手術に難色を示していた真壁だったが、白夜や巌の思いに突き動かされ、手術を敢行。母子の命を救う。これまで、ヒール役としてCDTと敵対してきた真壁の過去も明かされ、最後は対立していた巌を助けにいこうとするなど、彼の医師としての真摯な姿が感動を呼んだ。
そして、娘の麻里亜(瀧本美織)、家族同然だった将貴(柄本佑)や晴汝(岡崎紗絵)に見守られた巌の最期も描かれた。「自分の命は何のためにあるのか。命のことがわからない」と嘆いていた白夜に、巌は「君は生きるんだ。生きて命をつなぐんだ」と最後の言葉を残し、息を引き取る。
巌を救えなかった白夜は打ちひしがれながらも、真壁に救われた胎児のエコー写真を見て、「これが命…」と初めて涙を流した。生と死に同時に触れ、命の尊さや重みを知った白夜の涙に、ネット上では「感情がわからなかった白夜のあふれた涙に感動」「号泣させられた」といったコメントが続出。
さらに、白夜の正体についても大きな謎が明かされた。白夜は2千万人に1人の希少血液・Rh nullの持ち主で、将貴は「白夜は血液ビジネスに利用されようとしていたのか」と疑う。
また、ここまで幾度となく名前があがり、あやしい動きをしているミレニアム通信の会長・海江田国男(石橋凌)が、白夜を狙っているのでは…と感じ始める。白夜を取り巻く大きな謎に決着がつくのか。物語は、クライマックスへ向けますます盛り上がりを見せていく。
今夜放送される9話では、将貴が白夜にまつわる全ての真相に気づき始めた矢先、淳平(宮田俊哉)が突然捜査二課から異動を命じられ、晴汝も何者かに連れ去られそうになってしまう。
そんなところで、懸念されていた晴汝の脳動脈瘤に異変が起き、白夜はかつてないほど取り乱す。救われた赤ちゃんや巌の死を通し、初めて心からの涙を流した白夜が、「自分の命が何のためにあるのか」「そして、自分はいったい何者なのか」を知ろうと、自分の運命に向き合っていく。
9話を大きく動かすキーパーソン・晴汝を演じる岡崎は、「改めて本当に愛情深い人だと思います。自分の病気のこともありながら常に周りに気を遣って、白夜さんを思える素晴らしい人です。そこに私も寄り添えるように心を柔らかくしています」と自身の役柄を語る。
今後の見どころについても「白夜さんを取り巻く謎にどんどんと近づいていきますが、その謎に巻き込まれて危険な目にあったり、恐れていた脳の病気が再発したりと、まだまだ見逃せない展開がたくさんあります」とアピール。
続けて「『家族』という大きな存在。“人と人が気持ちで繋がる”ということを1番実感した9話でした。白夜さんの心を育てるような役割も担っているので、その心の成長にも目を向けていただけたらと思います」とメッセージを寄せた。岡崎のコメント全文は、次ページに掲載。