4月11日(月)放送スタートの連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合)のメインビジュアルが完成。クリエイティブ制作を担当している森江康太から、コメントが到着した。
『ちむどんどん』は、羽原大介の脚本によるオリジナル作品。本土復帰50年を迎える沖縄を舞台に、美しい家族とふるさとの物語を描いていく。タイトルの“ちむどんどん”とは、沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)」が高鳴る様子だ。
今回、そんな本作のヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)が大きく描かれたメインビジュアルが完成。お披露目にあたり、クリエイティブ制作を担当している森江康太は「2021年の初頭に『ちむどんどん』のクリエイティブ制作の依頼をいただき、まず最初に沖縄の歴史を調べました。知れば知るほどに、この美しい島に刻まれた辛い過去と、それを乗り越えてきた沖縄の人々の強さに心を打たれました」と。
続けて「今回のメインビジュアルでヒロインの奥に広がる景色は、備瀬のフクギ並木という場所です。フクギ並木のトンネルを抜けた海の向こうには、ニライカナイ=理想郷があると言われます。かつての沖縄。そして、今現在も世界の一部で。辛く悲しい現実に苦しむ人々の未来が、希望の光で満たされることを心から願っています」と思いを明かした。森江によるコメント全文は以下を参照。
クリエイティブ制作・森江康太 コメント
2021年の初頭に『ちむどんどん』のクリエイティブ制作の依頼をいただき、まず最初に沖縄の歴史を調べました。
知れば知るほどに、この美しい島に刻まれた辛い過去と、それを乗り越えてきた沖縄の人々の強さに心を打たれました。
今回のメインビジュアルでヒロインの奥に広がる景色は、備瀬のフクギ並木という場所です。
フクギ並木のトンネルを抜けた海の向こうには、ニライカナイ=理想郷があると言われます。
かつての沖縄。そして、今現在も世界の一部で。
辛く悲しい現実に苦しむ人々の未来が、希望の光で満たされることを心から願っています。
今回のメインビジュアルを作るにあたって、各分野のトップクリエイターに多大なる尽力を頂きました。
ここに感謝申し上げます。
カメラマン/杉田知洋江
レタッチ/佐藤加奈子
ヘアメイク/古久保英人
スタイリスト/浜木沙友里
アートディレクター/小杉幸一
クリエイティブプランナー/的場敬紀
たくさんの歓喜と熱意によって作り出された「ちむどんどん」をぜひ楽しんでください!
森江康太(MORIE Inc.)
番組情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
NHK総合
2022年4月11日(月)スタート
毎週(月)~(土)前8・00~8・15
©NHK