鈴鹿央士主演の土ドラ『クロステイル 〜探偵教室〜』(フジテレビ系)が、4月9日(土)放送スタート。その追加キャストとして、超特急・草川拓弥、篠田麻里子、髙田延彦らの出演が発表され、コメントが到着した。
本作は、『半沢直樹』や『下町ロケット』、『家政婦のミタゾノ』など、数々のヒット作を生み出した八津弘幸のオリジナル作品。最近では、朝の連続ドラマ『おちょやん』も手がけるなど、重厚な人間ドラマと独自のエンターテインメント性に定評がある。
主人公は、突然失踪した父親を捜すため、探偵学校に入学した飛田匡(鈴鹿央士)。地道でキツイ探偵の姿に一度は幻滅するも、次第に“気になると解決するまで眠れなくなる”特異な能力を発揮するようになり…。探偵学校を舞台に、心の謎に直面することで成長する探偵の卵たちを描く、異色の“探偵ドラマ”だ。
そしてこの度、匡や芹沢朋香(堀田真由)のクラスメイト、新偕理子(檀れい)率いる探偵学校の講師など、ドラマを彩る豪華キャスト陣が決定。通常の“学園もの”とは違い、探偵学校に集うのは、年齢や経歴、志望動機もさまざま。キャストも同様に、若手からベテラン俳優まで個性豊かなメンバーが揃った。
ホストをしながら学校に通う生徒には、ダンス&ボーカルユニット超特急のタクヤこと草川拓弥が、同じく探偵学校の生徒には篠田麻里子が、熱血指導で生徒たちに立ちはだかる鬼講師には髙田延彦が参戦する。
さらに、生徒役に福山翔大、伊藤正之、遊佐亮介、匡の母親役に山口香緖里、サディスティックな女講師役で冨樫真も出演。ワケ有りの面々が、ぶつかり合いながらも、それぞれの夢や思いをかなえるため切磋琢磨する様子は、見逃せない。
発表にあたり、草川は「藤巻はアクセントになる位置づけで、視聴者の方にとっても、何だコイツとか面白がられたりする役のようです。お調子者でもありますが、それは一種の自己防衛だったりするので、話が進んでいくと、より藤巻の深みがわかっていただけると思っています」と自身の役柄を語る。
髙田は、主演の鈴鹿について「すごく可愛くてね。フレッシュでピュアで、無垢な印象ですね。いざ監督の声がかかるとカッとスイッチが切り替わる、それがすごいなと。やっぱりプロだよね。今度、演技指導をしてもらおうかなと、思っています」と称賛。
篠田も「『クロステイル』、どんなドラマになっているんでしょうか(笑)」と前置きしつつ「撮影しながら、どういう作品が出来上がるのか楽しみにしております。でもすごくすてきで楽しく、そして笑いあり涙あり、楽しい作品になっていると思いますので、ぜひ皆さん見てください!」と見どころをアピールした。3名のコメント全文は、次ページに掲載。
藤巻敦也役・草川拓弥 コメント
ホスト兼探偵学校の生徒というちょっと変わった役どころで、どちらも演じるのは初めてです。
お芝居は、なかなか難しいなと思っています。
台本を読むと、藤巻はアクセントになる位置づけで、視聴者の方にとっても、何だコイツとか面白がられたりする役のようです。お調子者でもありますが、それは一種の自己防衛だったりするので、話が進んでいくと、より藤巻の深みがわかっていただけると思っています。
オリジナル作品だったので、髪型や髪の色を提案しました。探偵学校でキャストが勢ぞろいした時、何か1つ藤巻ならではのパンチが欲しいなと思い、明るい色に挑戦してみました。
探偵が軸にある物語ですが、人の心に寄り添う愛が1番のテーマだと思っています。すごく大変ないまの世の中に、視聴者の方の心に寄り添える、温かい作品になると思います。またこのドラマを通じて、人の心に寄り添えるような温かい人たちがもっと増えたらいいなと思っています。ぜひご覧下さい。
堀之内純子役・篠田麻里子 コメント
小さいころから探偵ごっこみたいな遊びをしていて、探偵になりたいなと思ったこともあったし、台本もオリジナルで面白く、楽しみだなと思いました。
私が演じる純子さんは「男なんて」とか、「男って馬鹿みたい」というせりふが多いのですが、男性を巡ってすごく傷ついた部分があり、それを自分の中で解決するために、探偵になろうとしている女性なんですね。一見すごく気の強そうな女性に見えるのですが、すごくピュアで一生懸命で、自分の傷ついた過去に向き合っている正義感ある女性かなと思います。
鈴鹿さんとは初共演です。本当に可愛いというか、アニメのキャラクターのような男の子という印象でした。でも実際会ってみると、自分の意見や、自分の感覚がすごくある方だなと思いました。普段だったら見逃しそうな部分も、疑問を感じたら、自分の意思をはっきり言葉にしていて、素晴らしいなと思いました。
『クロステイル』、どんなドラマになっているんでしょうか(笑)。私も撮影しながら、どういう作品が出来上がるのか楽しみにしております。でもすごくすてきで楽しく、そして笑いあり涙あり、楽しい作品になっていると思いますので、ぜひ皆さん見てください!
南武辰彦役・髙田延彦 コメント
出演依頼を受けて最初に思ったことは「やれません、できません」ですね。役者というのは、決まったせりふを覚えて、そこに感情を乗せて、音として発信するのが仕事。極めて、決められたせりふを変えずに、というところがポイントですよね。「それを俺ができるかい!」という思いですね。
台本はとても面白いなと思いました。私が演じる南武は、年齢やキャラクター、言葉の使い方など、髙田の私生活にリンクするところがあって、俺に近いなぁという印象を受けたんですね。マネージャーに「できる、できる」とそそのかされ(笑)、妻からも「やれるんじゃないの!」と後押しがあって、お断りをしたら後悔するのかなと考えて「やらしてもらう、やっちゃえ!」と。ここにいるわけでございます。
南武は、結構スパルタで、探偵という職業に対しては非常にストイックですね。昭和のおっかないリーダーみたいな。そのクセまだ中間管理職というか、上には上がいて、ちょっと挟まれながらも自分のスタイルを貫くという…。私生活でも、おそらく嫁さんの下には敷かれているんだけど、まぁ豪快・豪傑な部類に入るのかなと思っています。
鈴鹿さんは、すごく可愛くてね。フレッシュでピュアで、無垢な印象ですね。いざ監督の声がかかるとカッとスイッチが切り替わる、それがすごいなと。やっぱりプロだよね。今度、演技指導をしてもらおうかなと、思っています。
番組情報
土ドラ『クロステイル~探偵教室~』
フジテレビ系
2022年4月9日(土)〜5月28日(土) ※全8回
毎週(土)後11・40~深0・35(予定)
©フジテレビ
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