小芝風花主演の『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』(テレビ朝日系)が、4月9日(土)からスタートすることが決定。その放送に先駆け、ポスタービジュアルとドラマ前半戦に登場するゲスト妖怪たちが解禁された。
本作は、気弱で空気を読むことだけが取り柄だった目黒澪(小芝)が、ボロボロのどん底に陥っていたところをシェアハウスで暮らす妖怪たちに拾われ、やがて澪が直面するトラブルや悪い奴らを妖怪たちに助けられながら成敗し、成長していく姿を描いた異色のホラーコメディ。2020年7月クールの以来、約1年半の時を経て、スケールアップしてドラマ続編の放送と映画化が決定している。
新シリーズの舞台は、引っ越し先の閻魔寺にあるシェアハウス。今回解禁されたポスターでは、そのリビングでリモコンを手にした澪と妖怪たちが何やら鑑賞中。気弱な澪が恐怖とも驚きともとれる表情を見せるだけでなく、お岩さん/四谷伊和(松本まりか)、酒呑童子/酒井涼(毎熊克哉)、座敷童子/和良部詩子(池谷のぶえ)、ぬらりひょん/沼田飛世(大倉孝二)たち妖怪まで口をあんぐりと開け、驚がくしている様子が映し出されている。
このポスタービジュアルを手掛けたのは、現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や映画「キングダム」(2019)など、数多くのドラマ、映画のポスターグラフィックやCDジャケットを担当するアートディレクター・吉良進太郎。吉良は「また妖怪がいる日常が帰ってくる!をコンセプトに妖怪なのにホラー映画を見て驚いてしまってるビジュアルにしました!親近感の湧くポスターになったと思います!」とコメントを寄せている。
いっぽう、本作を盛り上げる上で欠かせないのが、誰もが一度は聞いたことがある伝説の妖怪たち。新シリーズに登場する個性豊かなゲスト妖怪たちの中から、“河童”と“お歯黒べったり”のビジュアルも公開された。
頭の上に丸い皿をのせ、手には大きな水かき、背中には甲羅という河童姿を披露したのは、小久保寿人。小久保は河童に扮するために精妙な特殊メイクが施され、2時間半かけてメイク。さらに泳ぐシーンが多いため、ストイックに筋肉作りを行ってから撮影に挑んだそう。
そしてもう1枚公開されたのは、白塗りの顔に赤い大きな口と黒い歯が不気味なお歯黒べったりに扮した村岡希美と内田慈。目と鼻はなく、お歯黒を付けた大きな口で人を驚かす妖怪が、今作では姉妹として登場する。村上と内田は、今回が初共演。しかし撮影ではせりふがシンクロする驚くべき息の合い方を見せ、撮影現場を驚かせていた。
そんなインパクト大の河童&お歯黒べったりに加え、連ドラ前半戦に登場する妖怪たちが宇治茶の描く魅力たっぷりな“ゲキメーション”ビジュアルとともに解禁。今回は小豆洗いや山びこ、絡新婦(ジョロウグモ)、化け狸、ダイダラボッチなど伝説の妖怪たちが続々と出現するほか、菅原道真公も登場する。
番組情報
『妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー』
2022年4月9日(土)スタート
テレビ朝日系
毎週土曜 後11・00~11・30
※初回は1時間カッパスペシャルとして後11・00~深0・00に放送
映画「妖怪シェアハウス」
2022年6月公開
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