BS時代劇『赤ひげ4』(BSプレミアムほか)の放送が決定。主演の船越英一郎からコメントが到着した。
山本周五郎原作の“無知と貧困”と戦う人情ドラマ『赤ひげ』の新作『赤ひげ4』の放送が決定した。主演で赤ひげ役の船越英一郎をはじめ、第3シリーズまでの制作に携わったきたスタッフ、キャストが再集結する。
本作では、山本による原作のペーソスと人情味あふれる世界観にオリジナル要素も加味し、人と人とが助け合い、許し合うことの重要性や家族の絆の美しさを描いていく。さらに、今回新たに重要なキャストとして赤ひげの妻が登場。原作では明かされなかった赤ひげの過去をつまびらかにし、真の赤ひげの心に迫る。
舞台は江戸時代、貧しい者たちのために作られた小石川養生所。所長の新出去定(船越英一郎)は、恐れや親しみを込めて「赤ひげ」と呼ばれる。若き医師、保本登(中村蒼)や津川玄三(前田公輝)、田山真一郎(鈴木康介)、新たに加わった女医のつぐみ(優希美青)も、今日も貧しい者の治療に奮闘中だ。
そんな養生所にある日、おたね(戸田菜穂)が運び込まれる。どうやら、過去の記憶がないらしい。おたねが運び込まれてから、去定の様子がおかしいことに気付く保本たち。しばらく養生所で療養したおたねは、体調がよくなった途端、医者の仕事をテキパキと手伝いだす。
おたねはいつしか、養生所の中でも頼りとされる存在に。しかし、去定とおたねの間には、ある隠された事情があった…。その一方、毎回、赤ひげや若き医師たちのもとには、つらい事情や秘密を抱えた貧しい訳ありの患者たちがやってくる。
発表にあたり、船越は「巨大な作品『赤ひげ』に挑む、という大冒険が始まってから5年、この度、パート4の撮影を迎えました。今回は物語のキーパーソンにもなる新しい登場人物を迎え、今までとは少し違った『赤ひげ』を目指しています」と。
続けて「スタッフ・キャスト一丸となって作り上げる、笑って泣けて、心に沁みる人情ドラマ『赤ひげパート4』。この秋放送です。どうぞお楽しみに」とメッセージを寄せた。船越によるコメント全文は以下を参照。
船越英一郎 コメント
巨大な作品『赤ひげ』に挑む、という大冒険が始まってから5年、この度、パート4の撮影を迎えました。今回は物語のキーパーソンにもなる新しい登場人物を迎え、今までとは少し違った『赤ひげ』を目指しています。
集まったスタッフは約2年ぶりの撮影にもかかわらず、昨日まで撮影していたようだと、ブランクを感じさせない見事なチームワーク、我々出演者もわずかなコミュニケーションで練度の高いお芝居ができている。これも長年現場を共にした賜物です。
スタッフ・キャスト一丸となって作り上げる、笑って泣けて、心に沁みる人情ドラマ『赤ひげパート4』。この秋放送です。どうぞお楽しみに。
番組情報
BS時代劇『赤ひげ4』(全8回)
BSプレミアム/BS4K
2022年秋放送予定 毎週(金)後8・00~8・43
<出演>
船越英一郎、中村蒼、優希美青、前田公輝、鈴木康介、奈緒、戸田菜穂 ほか
©NHK