土屋太鳳主演ドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系 後10時〜10時54分 ※初回15分拡大)が、4月21日(木)より放送スタート。放送に先駆け、主演の土屋や松下洸平をはじめ、尾上松也、松本若菜、渡邊圭祐らメインキャスト9名からのコメントが到着した。
本作は「Kiss」(講談社)で連載中のこやまゆかり作の同名コミックをドラマ化。庶民の家庭から上流社会の一家に嫁ぐことになった主人公が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫と共に真正面から立ち向かい奮闘する姿を描く。
主演の土屋太鳳が演じるのは、母と2人で下町の大衆食堂を切り盛りする篠原佐都。由緒正しき名家の次男である深山健太(松下洸平)との結婚をきっかけに、思いがけず上流社会に飛び込むことになる。そんな佐都を待ち受けていたのは、一等地に建つ豪邸に住み、華やかな生活を送る“やんごとなき”一族・深山家の人々だ。
一族を独裁的な態度で統べる深山家当主の義父・圭一(石橋凌)、彼の理不尽な言動を堪え忍ぶ義母・久美(木村多江)をはじめ、義理のきょうだいたちもくせ者ぞろい。
引っ込み思案な性格ながら、健太との後継者争いに巻き込まれる長男・明人(尾上松也)に、庶民から嫁いできた佐都のことを目の敵にする明人の妻・美保子(松本若菜)。奔放で楽天家な性格の三男・大介(渡邊圭祐)に、日頃から派手な生活を送る大介の妻のリツコ(松本妃代)。そして、天真爛漫でわがままな末っ子・有沙(馬場ふみか)。
はじめは彼らの理不尽な言動や、上流社会ならではの旧態依然としたしきたりに納得できずにいた佐都だが、夫・健太の“深山家を普通の家族にしたい”という願いをかなえるため、壮絶な試練の数々にまっすぐ立ち向かっていく。
そしてこのたび、4月21日(木)の初回放送に先駆け、土屋や松下をはじめとする深山家のキャストからコメントが到着。土屋は、自身の演じる佐都について「佐都自身には笑顔がほとんどないんです。驚いたり悩んだり憤ったり傷ついたりで、表情も固くなりがち。でも、キャストの方々やスタッフさん方が心強く向き合って下さって、本当に救われてます!」と。
続けて、「この現場には何か圧倒的なパワーがあるんです。“最高の何か”と“最低な何か”が共存する世界だからかも。でも実は、多くの人が感じてきた“共通の疑問や憤り”が描かれている、身近な物語でもあるような気がします」と本作に感じる思いを語る。
松下も「豪華絢爛な世界と、そこに住む個性豊かな深山家の人々。“困難に立ち向かう夫婦を描く”だけではない、全ての人の心にそっと寄り添えるドラマになる事を祈って、大切に演じています。やんごとない世界をぜひ楽しんでご覧下さい!」と視聴者へのメッセージを寄せた。キャスト9名のコメント全文は、次ページに掲載。