林遣都&仲野太賀が7月期新土曜ドラマ『初恋の悪魔』でW主演!坂元裕二脚本のミステリアスコメディ

ドラマ
2022年05月23日
『初恋の悪魔』でW主演を務める林遣都と仲野太賀 ©日本テレビ

7月スタートの新土曜ドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系 毎週土曜 後10時~10時54分)で林遣都と仲野太賀がW主演を務めることが決定し、2人のインタビューが到着した。

本作は、『Mother』「Woman』『それでも、生きてゆく』『東京ラブストーリー』などのヒットドラマを書き下ろした脚本家・坂元裕二が描くミステリアスコメディ。ヘマをして停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介(林)の元に集まった総務課・馬淵悠日(仲野)、生活安全課・摘木星砂、会計課・小鳥琉夏。部署もバラバラでそれぞれ訳ありの4人が、一人ひとりこじれた事情を抱えながら、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明する。いつしか芽生えた4人の友情、そして恋。やがて4人は、より大きな真実と運命に飲み込まれていく。

林が演じるのは、凶悪犯罪の捜査に憧れて刑事になったものの、大きなヘマをして停職処分となっている刑事失格の推理マニア、鹿浜鈴之介。仲野が演じるのは、境川署総務課職員の馬淵悠日。楽に生きていきたいと思っているが、運命がそうはさせないという役どころになる。

林遣都(鹿浜鈴之介役)、仲野太賀(馬淵悠日役)インタビュー
『初恋の悪魔』でW主演を務める林遣都と仲野太賀 ©日本テレビ

◆今回のドラマ出演が決まった時の心境は?

林:率直にうれしかったです。坂元裕二さんオリジナルの書き下ろしドラマで、水田(伸生)監督、次屋(尚)プロデューサーとお仕事ができる。デビューの頃から知っている太賀と一緒。うれしいことがたくさん重なり、喜びと共に身の引き締まる思いがあります。大事な時間にしなければなと思っています。

仲野:お話を頂けた驚きもありましたが、僕もうれしかったですね。坂元さん、水田さん、次屋さんの作るドラマは憧れでもあったので、このチームに参加できる喜びと、林遣都君と一緒に主演でやれるっていうことは個人的にとても感慨深く、光栄だなと思いました。

◆お二人の出会いは?

仲野:17年前くらい前ですよね(映画「バッテリー」)。

林:そうだね。そのくらいになるかな。14~15歳だったから。

仲野:僕は12~13歳(笑)。

林:当時は自分たちが子供っていう感覚がなかったけど、子供なんだよね。

仲野:12~13歳くらいのときから関係性が全く変わっていなくて。こうやってまた一緒にできることが、頑張ってきて良かったと本当に思います。

◆今回、W主演です。

仲野:僕にとっては本当に感慨深いです。遣都君が主演の作品に出させてもらったのが出会いだったので、こうやって並んで主演でやらせてもらえる時がきたのは光栄ですし、勝手に誇らしい気持ちになっています。

林:プライベートではちょこちょこ会っていたんですけど、一緒に仕事をするのは久々なので、ものすごくワクワクしています。

◆お互いの印象は?

林:とにかくお芝居愛の強い男という印象があります。それに太賀は本当にみんなに愛される人だと思います。

仲野:同世代の俳優たちで、よく話題になるんですが、「遣都君って何回売れるんだよ!」っていうのがあって、今回の林遣都って僕の中で第4章くらいになるんです(笑)。「バッテリー」から始まって、そのあと「火花」「おっさんずラブ」があって、「いつまで売れ続けるんだろうな、この人」っていう感じですごいなと思っています。

林:今の話を、太賀が僕の家に来た時に言ってくれて…。僕の中では全然自覚もないですし、ずっと悔しい思いもありながら、なにくそ!と思ってやってきたところがあるので、太賀がそんなふうに見ていてくれていたんだと知って、彼が帰った後、ひとり部屋でじんわりしちゃいましたね。

仲野:俳優ってどれだけ長く続けられるかっていうこともあるじゃないですか。一時に集中して代表作を作るっていうこともすごいことだと思うんですが、長い期間で定期的に代表作を作るって本当にすごいことだなと思っているので、それをやっている遣都君はさすがだなと思うし、そういう意味ではずっと追いかけ続けている感じはありますね。

◆今回の役柄について

林:とても個性の強い役で、当て書きと伺ったので、「坂元さん、僕のこと、どう思っているんだろう」と思いました(笑)。1年前くらいに朗読劇で初めて坂元さんの作品に関わらせていただいたのですが、普段、心に隠している部分、出さないようにしている部分、そういう僕の本質や、いろんなことを坂元さんには見抜かれているんだなって思いました(笑)。

仲野:僕は警察署の総務課職員の役らしいんですけど、自分の中でこの役をどう体現していくかはまだ答えが出ていません。ただ、坂元さんのドラマで、坂元さんの書いたせりふを自分の体を通して言えるのは役者としてとても喜びがありますね。

林:僕も坂元作品がどんどん進化しながら出来上がっていく過程を実際に体験できる喜びでいっぱいです。

仲野:この先、全話を通してこの役の奥行きが見えてきて、膨らんできて、入り口と出口が違うような人間になっていくのかな、と思っています。とにかく坂元さんの描く人間は熱いので、それがとても楽しみです。

◆どんなドラマになればと思いますか?

仲野:最後までどこに着地するのか分からないような作品になったら面白いのかなって。僕自身もワクワクしながら、思いもよらない着地点へ向かって行けたらいいなっと思っています。あまり見たことのないドラマになると良いですね。

林:これまでとは違ったアプローチで挑戦的なにおいを感じられる作品になればいいなと思います。

◆撮影中、楽しみにしていること、期待していることは?

林:全部楽しみなんですが、このドラマはコメディー部分がたくさんあって、すごく難しく、ハードルは高いと思っていますが、信頼する方たちとしっかり塩梅を見極めながら一生懸命、真面目に、そして楽しんでいきたいと思います。

仲野:キャスト、スタッフさんも、本当に信頼できる方ばかりで強力すぎるくらい強力なので、みんなで力を合わせてどんなドラマになっていくのか、その過程が楽しみです。

◆ドラマを楽しみにしている視聴者へメッセージ

林:本当に面白い脚本なので、それを体現しなければならないプレッシャーもありますが、坂元さんが思い描く以上のものを出せるように精いっぱい頑張ります。楽しみにしていてください。

仲野:味わいのある作品になると思いますし、自分自身も楽しんでやれたらと思っています。期待してください!

番組情報

『初恋の悪魔』
日本テレビ系
2022年7月スタート
毎週土曜 午後10時~10時54分

<CAST>
林遣都、仲野太賀

<STAFF>
脚本:坂元裕二
演出:水田伸生 ほか
プロデューサー:次屋尚 ほか
チーフプロデューサー:三上絵里子
制作協力:ザ・ワークス
製作著作:日本テレビ

公式HP:https://www.ntv.co.jp/hatsukoinoakuma/
公式Twitter:@hatsukoinoakuma
公式Instagram:@hatsukoinoakuma_ntv

この記事の写真

©日本テレビ

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025冬ドラマ最新情報まとめ2024→2025 年末年始・お正月特番一覧