松井愛莉が、内藤剛志主演『警視庁・捜査一課長season6』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後8時~8時54分)の第7話(5月26日放送)にメインゲストとして出演。さらに石川涼楓が、地上波ドラマ初出演を果たす。
本作は、ヒラ刑事から這い上がった“叩き上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤)と捜査員たちの熱き奮闘を描く人気シリーズ。第7話で大岩たちが挑むのは、広告会社の女性社長・川瀬珠代(秋本奈緒美)が遺体となって見つかった事件。気に入らない社員は即解雇するなどやりたい放題だった被害者は、周囲からひそかに“裸の王様”と揶揄されていたことが判明。忖度ばかりの社内で唯一、正面切って社長を批判し、左遷された元デザイナー・土田一花(松井愛莉)が捜査線上に浮上する。
しかし彼女は小春(床嶋佳子)の趣味仲間で、2人はかなり親しい間柄であることが判明。妻の親友がまさかの事件関係者と分かり、大岩も苦悩する一方、シリーズ史上初めて小春も事件の捜査に乗り出すことに。
松井が演じる一花は、首に巻いた赤いスカーフがトレードマークの元デザイナー。傍若無人な社長・珠代にかたくなに反発する一方、土いじりが好きで植物を愛するやさしい一面を持ち、なぜかカンフーのような片足立ちのポーズを取るクセがあるというキャラクターだ。
また、松井は回想シーンで一花の高校時代も熱演。ドラマで高校生を演じるのは『僕の初恋を君に捧ぐ』(2019年)以来で、昨年10月にショートカットにしてからは初めてのこと。赤いリボン付きのブラウス、プリーツスカート、ベストという制服を身に着けて思春期の一花を演じる。
さらに第7話には、現役高校生たちを追った恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。』(ABEMA)で注目を集めたインフルエンサー・石川が若手社員・海野翼役で登場。翼は一花に疑いのまなざしを向けているのか、ある証拠を大岩たちにもたらして捜査を急展開させる。現在20歳の石川が、ビジネススーツに身を包んで、地上波ドラマ初出演、刑事ドラマに初挑戦する。
松井愛莉 コメント
◆第7話のカギを握る土田一花役を演じられましたが、オファーを受けたときのお気持ちは?
長年続いている歴史あるドラマにカギとなる役で参加させていただけることになり、うれしい半面、私で大丈夫かなと不安になりました。
台本を読んでとてもやりがいのある役だと感じたので、きちんと向き合って撮影に入ろうと気合十分で臨みました。
◆一花は社長に強く反発する一方、植物などにはやさしい視線を向けるなど、さまざまな顔を持つ女性ですが、演じる上で心掛けたことは?
自分のために生きると決意し強く見せようとする半面、その中に隠している本当の自分があり、いろいろな感情を持つ女性だったので、その部分をどう見せるか監督と話し合いながら丁寧に演じました。
◆現場の雰囲気はいかがでしたか? 撮影時のエピソードも教えてください。
ドラマの内容からは想像できないくらい明るくて、楽しい現場でした。内藤さんとは以前ご一緒していたので、またお会いできてうれしかったです!
◆回想シーンでは高校生時代も演じられました。ドラマで高校生役を演じるのは『僕の初恋を君に捧ぐ』以来ですが、いかがでしたか?
高校生は正直、もう無理があるなと思いながら、久々の制服にそわそわしました。
◆視聴者に向けてメッセージをお願いします!
私が演じる一花は、物語のキーとなっています。この作品の世界観を楽しみつつ、どきどきしながら見ていただけたらうれしいです!
石川涼楓 コメント
◆地上波ドラマ&刑事ドラマに初挑戦されましたが、撮影はいかがでしたか?
初めての刑事ドラマ、そして豪華俳優陣の皆さまとご一緒するということで、これまで感じたことのないようなプレッシャーや緊張感を味わいました(笑)。普段から刑事ドラマが大好きで、『警視庁・捜査一課長』も見ていたので、まさか私がテレビの前に座って見ていたドラマに、役をいただいてお芝居をすることになるなんて思ってもみませんでした。とってもうれしかったです!!
現場では監督はもちろん、俳優陣の皆さまも優しく話しかけてくださって、緊張のある中でも楽しく撮影することができました!
◆視聴者に向けてメッセージをお願いします!
今までは女子高生や比較的派手めな役を演じることが多かったので、今回は社長に忖度をする地味な会社員という新たな私にも注目して見ていただけたらうれしいです!よろしくお願いいたします!
<第7話(5月26日放送)あらすじ>
“裸の王様”の遺体が見つかった――。そんな奇妙な一報を受けた警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)は、現場の公園に臨場する。
殺されていたのは、広告会社社長・川瀬珠代(秋本奈緒美)。第一発見者でもある秘書・波岡英明(春海四方)によると、珠代は社内で“裸の王様”と陰口をたたかれていたという。
4年前、病に倒れた夫から社長の座を引き継いだ珠代は着任早々、会社を改革すると言いだして以来、やりたい放題。逆らう者はクビか左遷に追い込まれるため、役員の山堀甲介(酒井敏也)、谷水潤(小林健)をはじめ社内の誰もが忖度するようになったが、一方でほとんどの社員が珠代のことをよく思っていなかったらしい。
遺体のそばには「王様は裸だ」と記された栞が落ちており、それを見た大岩は、胸騒ぎを覚える。その栞のウラにドライフラワーの押し花があしらわれていたのだが、妻の小春(床嶋佳子)が同様の栞を手作りしていたからだ…。また、現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は髪や着衣に数種類の土がついているのに気がつき、どこか別の場所で殺害され運ばれてきたのではないかと考える。
さらに、真琴は現場の公園で、“カンフー”のような片足立ちのポーズをしている女性を見かけて興味を持つ。彼女は被害者の会社に勤める元デザイナー・土田一花(松井愛莉)で、社内でただひとり、「社長は裸の王様だ」と珠代を批判し、閑職に左遷された人物だった。しかも事件当日、現場近くの防犯カメラに一花らしき人物が映っていたことも判明する。
やがて、小春と一花に思いもよらぬ接点があることが分かる。もしや小春は事件に関与しているのか――大岩は“不都合な真実”から目をそらすことなく、ホシをあげることができるのか。
番組情報
『警視庁・捜査一課長season6』
テレビ朝日系
毎週木曜 午後8時~8時54分
©テレビ朝日