7月期の日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系 毎週日曜 午後9時〜9時54分)に、反町隆史が出演することが分かった。
本作で主人公の新町亮太郎を演じるのは、綾野剛。脚本を担当するのは、『HERO』シリーズや『海猿』シリーズ、NHK連続テレビ小説『まんぷく』など、数々の人気ドラマで丁寧な人物描写と温かい物語を作り上げてきた福田靖。TBSドラマは、2002年放送の『真夜中の雨』ぶりとなる。
主人公の新町は、サッカーに人生を懸けてきた底抜けに明るいプロサッカー選手。しかし、けがの影響で低迷し、J3のチームに所属後、37歳で突如現役引退に追い込まれてしまう。37歳にして新人。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町が、どん底の中で出会ったのは“スポーツマネージメント会社「ビクトリー」”だった。
スポーツマネージメントとは、現役アスリートの代理人やマネージメントを行う、いわば裏方。それでも、サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、新町はそこで働く決意をする。何よりもサッカー選手だった自分を誇りに思ってくれていた娘たちのために。
本作にこのたび新たに出演が発表されたのは、『相棒』(テレビ朝日系)で7年にわたり“相棒”を務めた反町隆史。テレビドラマデビューはTBSで1994年に放送した『毎度ゴメンなさぁい』で飾っており、TBSと縁のある反町だが、意外にも日曜劇場への出演は今回が初となる。
そんな反町が本作で演じるのは、新町が働くことになる「ビクトリー」の社長・高柳雅史。「すべてのアスリートにリスペクトを」を企業理念に掲げる高柳だが、その手腕は実に合理的である。その高柳が、サッカーしか取り柄がないにもかかわらず現役引退に追い込まれた37歳の元サッカー日本代表を「ビクトリー」にわざわざ入社させたのには“ある目的”があった。
新町ががむしゃらに「スポーツマネージメント」という新たな人生に向き合う姿を見た時、高柳の隠された“真意”が明るみに出る。高柳は新町にとって、敵か味方か。「ビクトリー」の面々それぞれにフォーカスが当たる、脚本の福田ならではの群像劇も注目だ。
今回の発表に際して、反町は「セカンドキャリアと一言で言っても、環境も人間関係もゼロからのスタートはどんなチャレンジなんだろうと想像しつつ、妥協しない『ビクトリー』の社長役を演じています。魅力的な出演者が織りなす人間関係にも注目して、お楽しみいただけたら幸いです」とメッセージを寄せた。全文は下記に掲載。
反町隆史コメント
骨太で、社会的なメッセージ性の強い作品を世に送り続ける「日曜劇場」に出演できて光栄です。
大なり小なり、誰しも人生で一度は挫折を経験するけれど、このドラマの場合は、仕事。人生をかけてきた「仕事」が頓挫し、人生の第二ステージに立った時、人は何に支えられ、どう試練や葛藤を乗り越えていくのか?
セカンドキャリアと一言で言っても、環境も人間関係もゼロからのスタートはどんなチャレンジなんだろうと想像しつつ、妥協しない「ビクトリー」の社長役を演じています。
魅力的な出演者が織りなす人間関係にも注目して、お楽しみいただけたら幸いです。
編成・東仲恵吾コメント
今作でフィールドに立ってくれる素晴らしいキャストの皆さんが発表されました。
本作で扱う職業は、スポーツマネージメントですが、同時に「挫折」と「葛藤」の中でもがき苦しみながら、光を見出していく人たちの人間ドラマです。
今回発表された皆さんに演じていただく役にも、その人なりの「挫折」があり、そこから一回りも二回りも成長していく姿に、勇気がもらえるような物語になっています。
すでにメインキャストの皆さんで行った読み合わせでは、思い描いていた登場人物たちにものすごく眩しい息吹きを吹き込んでもらい、これからどのようなキャラクターに成長していくのかが今から楽しみです。ぜひご期待ください。
プロデュース・関川友理、松本明子コメント
強くて優しい、魅力あふれるすてきな方々に出演していただきます。
反町隆史さんをはじめすてきなキャストの皆様と作り上げていくスポーツマネージメント「ビクトリー」の物語、そして亮太郎一家の愛あふれる家族の物語を紡ぎあげていくことが今からとても楽しみです。
新しいことを始める時は大変なことやどうにもならないこと、いろいろありますが、仲間と家族がいればきっとより強くたくましく前を向いて歩いていける。そんな“元気になれる”爽やかな夏のドラマをお届けしたいと思っています。放送を楽しみにお待ちください。
番組情報
日曜劇場『オールドルーキー』
TBS系
2022年7月スタート
毎週日曜 午後9時~9時54分
公式Twitter:@oldrookie_tbs
公式Instagram:oldrookie_tbs