寺島しのぶが公取委の審査長役に挑む!『競争の番人』主人公の過去を知る重要な役どころを熱演

ドラマ
2022年05月30日
『競争の番人』寺島しのぶ©フジテレビ

坂口健太郎と杏がW主演を務める、7月期の月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系 午後9時〜9時54分)のレギュラーキャストとして、寺島しのぶの出演が決定。寺島よりコメントも到着した。

本作の原作は、現在放送中の月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した、新進気鋭の作家・新川帆立による最新刊「競争の番人」(講談社)。

坂口健太郎演じる、天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉と、杏演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。

誰もが一度は聞いたことがあるが、その実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”だ。

この度、レギュラーキャストに決定した寺島しのぶが演じるのは、小勝負や白熊が所属する公正取引委員会の第六審査長・本庄聡子(ほんじょう・さとこ)。もともと、公取委には第一審査から第五審査までが存在しており、小勝負や白熊がいる第六審査は公取委の可能性を広げるために本庄が新たに立ち上げたチームだ。

そして本庄は、謎多き小勝負の過去を知る唯一の人物でもある。突然公取委に来ることになった新人の白熊に対して「小勝負くんのこと、お願いね」と託す本庄。果たして、“ダイロク”を立ち上げた狙いや小勝負との関係は…。

公取委が調査する上で、重要事項の決断は、公取委のトップにいる委員長と4人の委員の議決で決められる。そのため、大きな企業の捜査などは委員会での承認が必要。普段は物腰穏やかで上品な本庄だが、小勝負や白熊が企業の不正を暴く証拠を見つけるため、委員会のトップを自ら説得するなど“競争の番人”として内側には誰よりも熱い正義心が。さまざまなトラブルに見舞われるダイロクを要所要所できっちりとまとめあげる第六審査長・本庄によって、物語の展開がさらに加速していく。

坂口、杏とは初共演となる寺島は「こういうキャラクターだというのをとても分かりやすく演じていると思います。それぞれの役割がハッキリしていないと面白くないと思うので、そういう意味ではお2人だけでなく、ダイロクのみんながしっかりと役を全うしていますね」とキャスト陣を称賛。

続けて、本作について「公正取引委員会ってこんなことをしているんだということが、とても痛快に描かれています。台本が難しく考えなくても楽しく読めるので、映像になっても視聴者の皆さんに楽しくお付き合いいただけると思います。ぜひご覧になってください!」とアピールを寄せた。寺島のコメント全文は、次ページに掲載。

寺島しのぶ コメント

◆本作への出演オファーを受けた時の率直な感想は?

このドラマをお受けする以前は公正取引委員会についてほとんど知識がなかったです。せりふが専門用語で難しくないといいなと思いました。“月9ドラマ”への出演は初めてです。今作のような群像劇はチームワークが必要になるので、共演者の皆さんと仲良くできれば良いなと考えています。

◆台本を読んでの感想

1話を読んだら2話が気になるし、2話を読めば3話が知りたくなるように上手に書かれた台本だと感じました。公正取引委員会を知らない方たちにとっても「みんな知らないよね?」と教えてくれるような内容になっているので、視聴者の皆さんを置いていかないように作られているなと思いました。私も読んで「こういうことなんだ!」と分かるので助かっています(笑)。

◆本庄はどのように演じようと思いましたか?

本庄は審査長で、他のダイロクのメンバーと違ってバディを組んでの動きはしません。でも、そんなメンバーの動きを全て把握していて、要所要所にパッと現れてかっこいいことを言うんです。早くボスっぽくなれたら良いなと思っていますが、なかなか難しいんです(笑)。まだまだ満足するまでには至っていないです。ダイロクを立ち上げた本人で、小勝負の過去も知っているようですが、それが何なのか? 一番しっかりしていなくてはいけないので、今も模索している最中ですね。

◆共演の坂口さん、杏さんの印象は?

お2人とも初めてご一緒するのですが、こういうキャラクターだというのをとても分かりやすく演じていると思います。それぞれの役割がハッキリしていないと面白くないと思うので、そういう意味ではお2人だけでなく、ダイロクのみんながしっかりと役を全うしていますね。

◆視聴者の方々へのメッセージ

公正取引委員会ってこんなことをしているんだということが、とても痛快に描かれています。台本が難しく考えなくても楽しく読めるので、映像になっても視聴者の皆さんに楽しくお付き合いいただけると思います。ぜひご覧になってください!

第1話あらすじ

刑事としてとある事件の犯人を追う白熊楓(杏)は、犯人を目前で取り逃がしてしまう。白熊は犯人を取り逃がしたことを問題視され、公正取引委員会への異動を命じられる。突然のことに動揺したまま、公正取引委員会・第六審査へと赴いた白熊。そこで、小勝負勉(坂口健太郎)ら、第六審査・通称“ダイロク”の面々と出会う。刑事から公正取引委員会という右も左も分からない場所へとやってきた白熊の教育係を任せられた小勝負だが、白熊に手取り足取り、公取委の仕事を教える気など一切ない様子。
そんな中で、2人が調査することになったのは、複数のホテルで行われているウエディング費用のカルテル問題。調査の中で、自由奔放に行動する小勝負と、刑事と公取委での世間の認知度や扱いの違いに苦しむ白熊。そんな2人は、なぜか調査中に警察に追われる立場に? 性格や考え方など、なにもかもが正反対の小勝負と白熊が調査する中で、さまざまな問題が起き、それに振り回されるダイロクの面々は、カルテル問題の真相にたどり着くことができるのか!?

番組情報

『競争の番人』
フジテレビ系
2022年7月放送スタート
毎週月曜 午後9時〜9時54分

出演者:坂口健太郎、杏、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎/寺島しのぶ 他

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/

©フジテレビ

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