ディーン・フジオカ主演で石ノ森章太郎『HOTEL』をリブート オリジナル脚本で“ホテル・プラトン”の凋落と危機描く

ドラマ
2022年06月08日
ディーン・フジオカ コメント

◆本作のオファーを受けた際の気持ち

自分自身これまで移動の多い人生だったので、国内外問わず多くのホテルを利用してきました。従業員・宿泊客ともに多種多様な人間の交差点でもある「ホテル」という文化自体に以前から興味があったので、本作品へのオファーを頂き非常にうれしかったです。

◆原作もしくは脚本を読んだ際の感想や、今回演じた役・三枝克明についての印象

石ノ森先生の原作を令和版に再構築したフルオリジナル脚本で、とても読み応えがありました。特に、負のスパイラルを正のスパイラルに変えていくための改革を実践していく三枝克明という存在に深い共感を覚えました。

◆役作りで心掛けたことや、撮影を終えての感想、撮影現場の印象

真冬の撮影でしたが、ホテルなど屋内での撮影が多かったため、クランクインからクランクアップまで外的影響をあまり気にせず芝居に集中することができたのは本当にありがたかったです。今回ホテルの総支配人を演じたことで、普段ホテルを利用する際に「ここがこうだったら、さらに良くなるのに!」などと頭の中で勝手に総支配人モードになってしまう職業病?後遺症?に悩まされてます(笑)。

◆視聴者へのメッセージ

“ホテル座の怪人”こと三枝克明が、ホテルの全領域に業務改革のメスを入れていくそのメスさばきにも注目ですが、最後までご覧いただくことで解き明かされる三枝の隠された目的にきっと多くの方が心を揺さぶられると思います。「ホテル」という題材を通して、今の日本の職場環境が抱える問題とその改善策を楽しみながら考えるきっかけになる本作品、ぜひ放送をご期待ください。

監督・御法川修 コメント

◆石ノ森章太郎のコミック「HOTEL」を映像化するに当たっての感想・意気込み

団塊ジュニア世代である私にとって、漫画界のレジェンド・石ノ森章太郎先⽣が創造した作品群からの影響は計り知れないものがあります。とりわけ『HOTEL』といえば、「姉さん、事件です!」の名せりふが瞬時に浮かぶほど、⼀世を風靡したドラマ版の記憶が今も鮮明。原作コミックのエピソード数は全322話。その全てを読み込み、昇華させ、現代に再起動させるプロジェクトに燃えています。

◆主演のディーン・フジオカさんについての印象・感じた魅力

俳優という領域を飛び越えて、多彩な表現者として進化を続けるディーンさん。ノーブルな顔立ちで優しくほほ笑む姿が印象的ですが、本作で彼に求めたのは、狂気と色気です。白い歯を⾒せて笑うことを封印。高い知性を持つ者の隙のなさは狂気すら帯び、危険な香りを醸す。同性の私ですらゾクッとする色気が映し出されています。

◆撮影で心掛けたことや撮影を終えての感想

ロケ地として全面協力をいただいたホテルニューオータニの歴史ある奥ゆきを基調として、架空の名門ホテル「プラトン」を描き出すことに専心しました。非日常を提供するホテルという空間は、ある種のミラクルランドです。男くさい職業ドラマのトーンを刷新した映像美と、本物嗜好のオーダーメイドによる華麗な衣装も⾒どころです。

◆視聴者へのメッセージ

本作に秘められた主題は、人生と仕事、そして家族の物語です。連続ドラマWでしか成し得ない熱いドラマとなるはずです。扉を開いて、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

番組情報

『連続ドラマW HOTEL-NEXT DOOR-』(全6話)
WOWOWにて2022年9月放送・配信スタート

出演:ディーン・フジオカ ほか

原作:石ノ森章太郎「HOTEL」
監督:御法川修
脚本:山浦雅大、川口清人
音楽:木戸崇博、村田有希
企画・プロデュース:武田吉孝、井口喜一
プロデューサー:井口正俊
企画協力:石森プロ、大石賢一
協⼒:ホテルニューオータニ(東京)、ホテルニューオータニ幕張
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
製作著作:WOWOW

公式HP:https://www.wowow.co.jp/drama/original/hotel/

©石森プロ ©WOWOW

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