間宮祥太朗主演の水10ドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系 午後10時〜10時54分)で、主人公・剛(間宮)の兄・猛役を演じる満島真之介がクランクアップを迎え、当日のレポートとコメントが到着した。
小沢としおの人気漫画「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」を初めて映像化した本作。筋金入りのヤンキー一家「難破家」の次男・剛(間宮祥太朗)が、「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と家族に内緒で健全な高校に入学する、「高校“逆”デビュー」物語だ。
このたび、クランクアップを迎えた満島真之介演じる猛は、千葉では誰もが知るヤンキー一家の長男で剛の兄。高校在学中に関東を完全制覇し、地元のヤンキーたちから“カリスマ”とあがめられる最強の男だ。
しかし、高校卒業後は定職につかず主な収入源はパチンコ、ということで家族からは“ニート”といじられている。最強かつ豪快な男ながら義理人情にも厚く、曲がったことは大嫌い。時におちゃめな顔を見せる、愛すべき“兄ちゃん”キャラだ。
満島は撮影で多くのシーンを熱く演じきっただけでなく、他のキャストたちが「真之介さんが難破家の中心的存在」「ムードメーカー」と口をそろえるほど、常に現場のテンションを上げ、キャストの士気を高めてきたという。
カメラが止まるとおちゃめにおどけたり、ある時はせりふをアレンジして監督らスタッフと盛り上がったりと、撮影現場でも“兄貴的”存在だったそうだ。
そんな満島が挑んだ最後のシーンは、弟の秘密を知った猛が剛と対峙する場面。剛が家族にうそをついていたことが許せず、すっかり変わってしまったと怒りを抑えられない猛。いっぽう、剛は大好きな兄に理解してもらえないことが悔しく…。
カットがかかると、スタッフから「ただいまのシーンをもちまして、難破猛役の満島真之介さん、オールアップです!」の声が。拍手が沸き起こる中、花束を持って登場したのは間宮だったが、目は涙であふれ「本当は(花束を)渡したくねーよー!」と叫びながら、満島に手渡す。
そして、2人は強い抱擁を。あいさつのコメントを求められた満島も、泣きながら声をつまらせ「あー、やべぇ。こんなふうになったのは初めてで、皆さんありがとうございました」と感謝の言葉を伝える。
続けて、「自分たちの中にあるヤンキーの概念をどのように形にしていくのか、楽しみでもあり不安もありました。でも、間宮君が真っすぐしっかり立ってくれて、自分の家族にもまさる人たちとチームに出会えたことは奇跡です。本当に幸せだと思います」と。
「クランクアップしましたが、長い撮休に入ると思って、猛(のキャラクター)をもっと作ってきますから! 帰ってくるよ!」と、改めて作品への強い思いを語った。
なお、クランクアップ後、満島は「難破家の愛と笑顔が全国のみなさんにこれからもブッチギリで届くことを願って、僕はひとまずこの場を去ります。しかし、難破家は永久に不滅! 必ずまた、パワーアップして戻ってきますから! 難破最強! 難破最高!」とコメントを寄せている。満島のコメント全文は、次ページに掲載。