7月スタートの上川隆也主演『遺留捜査』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後8時〜8時54分)の主題歌が、小田和正の楽曲「やさしい風が吹いたら」「小さな風景」「風を待って」の3曲に決定した。
23年の歴史に幕を下ろすことが発表された木曜8時のドラマ枠『木曜ミステリー』、その集大成として放送される上川主演の人気シリーズ『遺留捜査』第7シーズン。事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁し、事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと超マイペースで空気を読まない刑事・糸村聡(上川)の活躍を描く。
そんな本作の主題歌は、これまで第3シーズンでは「やさしい風が吹いたら」、第4シーズンでは「小さな風景」、第5シーズンからは「やさしい風が吹いたら」「小さな風景」の2曲を、そして第6シーズンでは「風を待って」と、小田の楽曲を起用してきた。
そして最新作となる第7シーズンでは、「やさしい風が吹いたら」「小さな風景」「風を待って」の3曲が主題歌に決定。ドラマの回により主題歌が変わり、番組をさらに盛り上げる。さらにドラマの主題歌2曲「風を待って」「小さな風景」は、6月15日(水)に発売された小田の8年ぶりのオリジナル・アルバム『early summer 2022』にも収録。
同アルバムは、NHKドラマ10『正直不動産』主題歌として起用されていた「so far so good」、現在開催中のツアータイトルであり、NHK『みんなのうた 60』記念ソング「こんど、君と」、経済ドキュメンタリー『ガイアの夜明け』のエンディングテーマとして書き下ろされた「ナカマ」をはじめ、収録される全9曲がタイアップ曲という珠玉の1枚になっている。
今回の発表に際して、主演の上川は「小田和正さんのご提供下さった数々の作品の存在は『僕にとって』などという矮小な話ではなく、『遺留捜査』には最早なくてはならない存在です。まるでこの物語の『羽衣』のようにすら思えます」と称賛している。コメント全文は下記に掲載。
上川隆也コメント
◆今作は主題歌を3曲使用使用しますが、改めて主題歌は上川さんにとってどんな存在でしょうか?
小田和正さんのご提供下さった数々の作品の存在は「僕にとって」などと云う矮小な話ではなく、『遺留捜査』には最早なくてはならない存在です。まるでこの物語の「羽衣」の様にすら思えます。優美で美しく光り輝き、手に取ると儚げに思えて力強く、そして物語をより高々と飛翔させてくれる……。余談になりますが、京都にも羽衣伝説があるそうです。
◆(小田和正さんへ)メッセージをお願い致します。
これ程までに物語を支えてくれる楽曲に巡り会う事は、望んで叶う物では無いと思います。小田さんの歌声は、11年目を迎えたこの作品を「前へ前へ」と推し進める大きな駆動力の1つであり、その響きにスタッフ・キャスト一同、常日頃から背中を押されるような気持ちでいます。
本当に有り難う御座います。
三輪祐見子ゼネラルプロデューサーコメント
遺留捜査が小田和正さんの歌声と歩み始めて、9年が経ちました。ドラマのテーマでもある遺留品に込められた被害者の想いに、これまで優しく寄り添ってきてくれた歴代の主題歌「小さな風景」「やさしい風が吹いたら」「風を待って」の3曲全てと共に、集大成の第7シーズンを迎えることができます。
ドラマのラストに、小田さんの曲が流れると、明日への、勇気と希望が湧いてきます…!!
3曲の主題歌のうち、どの楽曲をお届けするのかは、毎週の放送をご覧になりながら、楽しみにしていただけたらと思います。そんな、ぜいたくづかいをさせていただくことに心から感謝申し上げます。
番組情報
『遺留捜査』
テレビ朝日系
2022年7月スタート
毎週木曜 午後8時~8時54分
番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/iryu_2022/