北村一輝が町田啓太の座長ぶりを絶賛!「すごく見ていて気持ちがいい」『テッパチ!』制作発表

ドラマ
2022年07月05日
『テッパチ!』前列左から)北村一輝、佐野勇斗、町田啓太、白石麻衣 後列左から)池田永吉、坂口涼太郎、一ノ瀬颯、佐藤寛太、時任勇気、藤岡真威人©フジテレビ

7月6日(水)放送スタートの水10ドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系 午後10時〜10時54分 ※初回15分拡大)の制作発表が7月4日に行われ、主演の町田啓太、佐野勇斗、白石麻衣、北村一輝が登壇した。

完全オリジナル企画の『テッパチ!』は、防衛省の全面協力で送る、陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた熱血青春ドラマ。さまざまな事情を抱えた青年たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛、汗と涙など、壁に日々ぶつかりながら、「誰かのために命をかけられるのか」「自分がやりたい本当のこととは…」と悩みながらも奮闘していく物語だ。

主人公・国生宙を演じる町田啓太と、宙の自衛官候補生の仲間・馬場良成を演じる佐野勇斗の共演に加え、北村一輝、佐藤寛太、工藤阿須加、桐山漣ら豪華キャストが集結。エリート女性自衛官・桜間冬美役を白石麻衣が演じることも発表され、さらなる期待が高まっている。

そんな本作の制作発表が7月4日に行われ、町田、佐野、白石、北村が登壇。まず自身の役作りについて、町田は「宙は今まで挫折があったり、人と本気で向き合うことから逃げてきた人間です」と。

「そこから出会うバディの馬場(佐野)や八女(北村)さん、冬美(白石)さんたちから発せられる熱でどんどん高まっていって、“やけっぱちから“テッパチ(鉄帽)を被れるような一人前の自衛官を目指していく物語ですので、そこの成長をすごく意識しながら演じています」と語る。

町田にとって自衛官役は初挑戦となるが、「高校時代に寮生活を送っており、先生方に元自衛官やレンジャー部隊の方がいらしたので、“懐かしいな”という感覚で楽しみながらやらせていただいています」と笑顔も。

そんな宙のバディを演じる佐野は、会社員として働きながらも「トランペットの演奏者になりたい」という夢を諦め切れずにいたところ、自衛官の音楽隊に出会うという役柄だが「筋トレや増量はもちろん、トランペットの練習もしなくてはいけないので、そこは大変な部分です」と。

続けて、白石は「冬美は教官という立ち位置で、クールそうに見えるけど、影の部分や素直になれない部分もあったりしつつ、そんな中でいろんな感情が芽生えて、いろんな表情が見えてくるかなと思います。個人的には、八女さんとの掛け合いや関係性も大事になってくるので、その辺も見てほしい」とアピールする。

すると、立ち上がった北村は、「本日はお忙しい中、ありがとうございます! 八女純一役の北村一輝です。よろしくお願いします!」と声高らかにあいさつし、会場は大爆笑。

「役作りについては、一生懸命に刈り上げを、ツーブロックをやりました。勇気がいりましたね…」とユニークな回答もしつつ、「若い子がたくさん出ている群像劇で、自分がどうこうするよりも全体でどう見せるかが大事になってくると思うので、みんなにいいトスを上げられたら。それぞれが個性を出せるように、いい環境を作りたい」と心境を明かした。

また、本作は実際の駐屯地で撮影が行われているのも見どころのひとつ。町田も、「圧巻です。ついキョロキョロしてしまうくらい。駐屯地内で撮影させていただいているので、映像が“本物”ですし、それだけで見ごたえがあります」と。

続けて「自衛隊の皆さんに会った時に、家族のような一体感があるように感じたんです。ひとりひとりが、ひとりひとりを見ている関係性が本当にすてきだなと思ったので、そういう空気感を僕たちも出していけるようになったら」と意気込みをのぞかせる。

いっぽう、北村は「被災地などで自衛隊の方々が活躍されている姿を見ますが、そこに何日もいるとなった時に、寝る場所がないわけですよね。そういう時に、平たい地面を見つけたら“すごくいい場所を見つけた”ってそこで寝るそうなんです。それを当たり前にやれるようになるまでに、どのような訓練を積んでいるのか、っていうことを間近で見られた」と感銘を受けた様子。

「でも、どこか親みたいなもので、僕らは守られていることになかなか気づけないんです。国民のことを考えて、誇りをもって仕事をしている、そういう人としての“志の部分に影響を受けましたし、感心しました。そういう部分をドラマでも表現できたら」と熱く語った。

『テッパチ!』©フジテレビ

続いて、それぞれの鍛え上げられた“筋肉”に話題が及ぶと、町田は「僕自身はそこまで自信はない」と謙遜しつつ、「荒井役の佐藤寛太に噛み癖がありまして。“みんなのいいパーツを噛みたい”って言うんです…。それでさっき“噛ませて下さい”って言われたのは“腕です(笑)」と暴露。

そんな男性陣を見守る白石は「皆さんストイックで、食事にも気を付けてらっしゃるのですごいなと思いますし、肉体美も見どころのひとつ。私自身も、撮影中に何日か食事をタンパク質メインにしてみたりはしました」とほほ笑んだ。

町田の座長ぶりについて問われると、北村は「町田君は、自分のことよりも全体像を考えているんです。これから頑張っていく若い子たちもたくさん出ている中で、それぞれが力を出しやすいようにと。言いたいことが言えないとか、そういう遠慮がない現場を作ろうと努力している」と。

「最初は、僕も年齢が上なので何かしたほうがいいのかなと思っていたんですけど、放っておいても大丈夫だなって思えるくらいに面倒を見ているし、みんなのことを客観視している。そういうのって表には出ないけど、ドラマは人間同士で作っていくものなので、そういう人がずっと残っていく世界。すごく見ていて気持ちがよく、いい現場になっています」と隣で照れる町田を絶賛。

佐野も「こうやって活躍されているスターの方は、自分が座長としてやっていく中で、周りの人を輝かせることができるということを実感しています。僕は、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまっている中で、町田さんは“このシーンこうしてみる?”とか気にかけて下さる」と。

「体の筋肉の付き方も異常ですし(笑)、人一倍陰で努力しているのが伝わるから、僕らもその背中を見て頑張らなきゃと気合が入りますし、この作品をより良くしたいと思えるのは、町田さんの存在があるから」と町田への憧れを口にした。

最後は、町田がこの作品について「本当に夏にぴったりのドラマで、暑苦しいとも思うんですけど、“自分も何かやってみようかなっていうエネルギーに変換していただけたらすごくやっている意義がありますし、絶対にそういう作品になっています」と。

「回を追うごとに熱量が高くなっていくのが伝わると思うので、まずはぜひ初回を見ていただいて。全員で熱を込めて作り上げたので、自身を持って届けられる作品です」とメッセージを寄せ、取材は締めくくられた。

『テッパチ!』左から)白石麻衣、町田啓太、佐野勇斗、北村一輝©フジテレビ

第1話あらすじ

高校卒業後ひとり暮らしを始めるも、定職に就かずその日暮らしの生活を送っていた国生宙(町田啓太)は、街中でのケンカで警察沙汰になり、工事現場の仕事をクビになった挙句、住んでいたアパートも家賃滞納で立ち退きを言い渡されてしまう。そんな宙に、「お前にピッタリな仕事を紹介してやる!」と声をかけてきたのが、陸上自衛隊の3等陸佐で、東部方面北東京駐屯地で教育中隊長をしている八女純一(北村一輝)だった。
最初は拒絶したものの生活もままならない状況だった宙は、「訓練生でも給料が出るなら…」という中途半端な気持ちで自衛官候補生の採用試験を受け、陸上自衛隊の候補生になった。入隊の日、宙は、八女に出迎えられる。そのとき、宙たちの目の前を通ったのが、防衛大学校を卒業したエリート自衛官で、宙たちを指導する教官のひとり、桜間冬美2尉(白石麻衣)だった。思わず見とれてしまう宙。
第一班として、宙と寮の同室になったのは、自衛隊の音楽隊に憧れており、宙とは採用試験のときに出会った馬場良成(佐野勇斗)、ガンマニアの丸山栄一(時任勇気)、暗い過去を持つ武藤一哉(一ノ瀬颯)、元芸人だという渡辺淳史(坂口涼太郎)、小説家志望の小倉靖男(池田永吉)、父とふたりの兄も自衛官という最年少の西健太(藤岡真威人)。そしてもうひとり、宙が警察沙汰になった際のケンカ相手だった荒井竜次(佐藤寛太)もいて…。

番組情報

『テッパチ!』
フジテレビ系
2022年7月6日(水)放送スタート
毎週水曜 午後10時~10時54分 ※初回15分拡大(~午後11時09分)

出演者:町田啓太、佐野勇斗、白石麻衣/北村一輝
佐藤寛太、時任勇気、一ノ瀬 颯、坂口涼太郎、池田永吉、藤岡真威人(第1部)
工藤阿須加、桐山 漣、久保田悠来、結木滉星、水沢林太郎(第2部)
※桐山“漣”のしんにょうの点は正しくはひとつ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/teppachi/

この記事の写真

©フジテレビ

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