7月7日スタートの竹内涼真主演ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後9時~9時54分※初回は10分拡大スペシャル)の第1話の場面写真が解禁された。
本作は、絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく姿を描いた韓国ドラマ『梨泰院クラス』を、日韓共同プロジェクトでリメーク。竹内を主演に迎え、東京・六本木を舞台にしたジャパン・オリジナル『六本木クラス』として、全13話という大スケールで放送する。
最初から最後まで怒涛の展開が繰り広げられ、重要なシーンが続々と登場する第1話。物語は宮部新(竹内)の高校時代から始まる。父・信二(光石研)と2人で支え合いながら生きてきた新は、父の仕事の都合で転校することに。そこで出会った長屋ホールディングスの会長・長屋茂(香川照之)とその長男の長屋龍河(早乙女太一)が、新の運命を大きく狂わせていくことに。
そんな新の壮絶な運命の序章とも言えるのが、新と茂が初対面するシーンだ。父の権力を振りかざし、執拗ないじめをする龍河を阻止するために彼を殴ってしまった新。そんな新に茂が放った言葉が「土下座をして、謝りなさい」。これを拒否した新が口にしたのは「それが信念で、父の教えなので」という言葉だった。この“信念”と“土下座”はこの先の新を待ち受ける運命に大きな影響を与えていく。
また、このドラマの見どころの1つでもあるラブストーリーも初回から早くも動きだし、初々しさを感じさせる新と幼なじみで同級生の楠木優香(新木優子)が佇むシーンでは、優香が新に「好きになったらダメだからね」と告げる。そしてダブルヒロインとして登場するクラブで踊りまくる麻宮葵(平手友梨奈)が放つ「……めんどくさい、全部」という気になるせりふ。対照的な2人が第1話で語った言葉は、やがて新の存在によって大きな変化を遂げていく。
第1話(7月7日放送)あらすじ
2006年秋。父子家庭で育った高校生の宮部新(竹内涼真)は、愛想はないが真っすぐな性格に育ち、父・宮部信二(光石研)からの教えである「信念を持って生きろ」という言葉を胸に、警察官になることを夢見ながら父と支え合い仲良く暮らしていた。そんなある日、信二が本社へ栄転することに伴って、新は転校することに。その前日、これまで信二が何かと気にかけていた養護施設に支援物資を届けるために一緒に向かった新は、信二が娘のようにかわいがる楠木優香(新木優子)を紹介されるが、不愛想な性格ゆえにそっけない態度をとってしまう。
そして迎えた転校初日。クラスに案内された新は、偶然にも優香の隣の席になり、気まずさを感じていると、突然、教室である事件が発生。クラスメイトの桐野雄大(矢本悠馬)が長屋龍河(早乙女太一)に使い走りにされた上、執拗ないじめを受けるのだが、他の生徒だけでなく先生までも見て見ぬふり。実は、龍河は新の父が勤める巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)の長男で、学校にも莫大な寄付をしている父の権力を振りかざして傍若無人に振る舞っていたのだ。居ても立っても居られなくなった新は、優香の制止を振り切って龍河の顔を殴ってしまう。
連絡を受けて学校にやって来た茂、そして信二を前に、茂の顔色を伺う校長は新を退学処分にすると告げるが、茂は新が土下座をして謝れば退学処分にせずに許すと言いだす。しかし、父の教えを大切にする新は信念を貫き、「龍河に謝ることはできない」と土下座を拒否。信二はそんな新を誇らしいと言い、自らの退職も申し出て、信二は長屋ホールディングスを辞め、新は退学することに。父を巻き込んでしまったことに申し訳なさを感じる新に、信二は「これからも信念を貫け」と優しく心強い言葉をかけ、父子で心機一転、前を向いて動きだすことを決意する。この出来事は、その後待ち受ける長屋ホールディングスとの壮絶な戦いの序章に過ぎなかった。
番組情報
『六本木クラス』
テレビ朝日系
2022年7月7日スタート
毎週木曜 午後9時~9時54分
※初回は10分拡大スペシャル 午後9時~10時4分
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