現在放送中のドラマ『晩酌の流儀』(テレビ東京系 毎週金曜 深夜0時52分〜1時23分)で主演を務める栗山千明さんにインタビュー。作品についてのお話だけでなく、栗山さんの“晩酌の流儀”を聞きました。
本作は“1日の最後に飲むお酒をいかにおいしく飲むことができるか”をテーマにしたグルメドラマ。栗山さんはお酒をおいしく飲むことだけを考え、日々さまざまなことに邁進する主人公・伊澤美幸を演じる。
◆本作への主演のお話を聞いたときの心境はいかがでしたか。
食べることが好きで、いつかグルメドラマに出られたらいいなと思っていたので、お話を頂いた時はすごくうれしかったです。
◆晩酌シーンの撮影はいかがですか。
現場ではスタッフさんを含め、食事とお酒が好きな方ばかりなので、いかに魅力的な晩酌に見せるかをみんなで考えながら作品作りをしています。特に食べるシーンは、リアルな感想を大事にしながら、こだわって撮影をしています。
◆晩酌シーンならではの難しさなどありますか。
普段、家でご飯食べるときってそこまで作法とかを気にしないじゃないですか。だからリアルさを追求すると、そういう部分がちょっと崩れてきちゃうんですけど、お行儀が悪いとは思われないようにしなくてはいけないので、そこはせめぎあいですね。でもこのドラマは“流儀”なので、基本はピシッとした形を意識しています。
◆栗山さん自身が好きなお酒、おつまみは?
お酒は何でも好きなので、食事に合わせてお酒を選んでいます。おつまみは最近だと、暑くなってきたので梅水晶のようなさっぱりしたものをよく食べます。冬はからすみ大根やナマコにハマってました。
◆お酒はどのくらいのペースで飲まれるんですか。
お酒を飲む時間だけは毎日必ず確保しています(笑)。早くお仕事が終わった日には4、5時くらいからフライング気味に飲み始めたり、遅くなった日でも、寝る時間も逆算してこれなら一時間は飲めるかな~とか考えて晩酌の時間は確保しています。
◆いつごろからそんなに飲むようになったんですか。
20歳になってからお酒はずっと好きですね。20代はひたすら飲めました。今では長くても、7、8時間くらいですかね。もともと小さいときから、酒のあてのような料理が好きだったので、まわりからは「将来、絶対酒飲みになるよ」って言われていたし、家族もお酒が強いんです。
◆特に思い出に残っている晩酌はありますか。
何年か前の誕生日の日に、舞台終わりによく行くお店に行って、ひとりでしっぽり楽しんだ晩酌は印象に残っています。カウンターで焼酎や鳥のお刺身を頼んだんですけど、幸せでした。もちろん人に祝ってもらう誕生日も幸せなんですけど、ひとりでしっぽりっていうのも贅沢で幸せでした。
◆今回演じられる主人公・伊澤美幸は栗山さんから見てどんな印象ですか。
ひたすらに真面目というか……。タイトルに“流儀”という言葉が入っている通り、お仕事でも本質を見抜こうとひたすらまじめに取り組んでいて。それは食に対しても同じで。食材を吟味して、一つ一つ食べ方にこだわって、と追及心を持っていてとても真面目な人物だなと思いました。
◆栗山さん自身と似ている部分、または似ていない部分はありますか。
私も自分なりのこだわりはありますが、美幸ほど真面目じゃないですね。食材や食べ方にはそこまでこだわりがないので、同じお皿ばかり使ってしまったりします。
◆美幸さんが使用している食器も素敵なものばかりですよね。
キッチンもいい感じだし、食器とかホットプレートとか食に関するものはすべてそろっていて、すごくうらやましいです。あと、美幸さんは不動産屋さんで働いているのもあり、リノベーションされたすごく素敵な部屋に住んでいるんです。本当にあんな生活憧れます。
◆最後に視聴者の方へ本作の見どころをお願いします。
放送が金曜の夜なので、ぜひドラマを見ながら一緒に乾杯していただけたらなと。あとは、ドラマに登場する料理が本当にどれも美味しいものばかりなので、ドラマを見た後は料理も挑戦していただけたらいいなと思います。私も料理はそこまで得意じゃないんですけど、ちょっとした工夫でこんなに美味しくなるんだって勉強になることばかりだったので、作ってみるのもオススメです!
PROFILE
栗山千明
くりやま・ちあき…1984年10月10日生まれ。茨城県出身。A型。
番組情報
ドラマ25『晩酌の流儀』
テレビ東京系
毎週金曜 深夜0時52分〜1時23分
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/banshaku/
公式Twitter/Instagram:@tx_banshaku
©「晩酌の流儀」製作委員会