生田斗真主演で大河ドラマ誕生の舞台裏をドラマ化「全身全霊を捧げたい」『大河ドラマが生まれた日』23年2月放送

ドラマ
2022年07月21日
『大河ドラマが生まれた日』生田斗真 ©NHK

テレビ70年記念ドラマ『大河ドラマが生まれた日』(NHK総合 2023年2月放送予定)で、生田斗真が主演を務めることが決定し、コメントが到着した。

2023年に大河ドラマは放送60年、そしてテレビは放送70年を迎える。そのスタートは、ドラマ事情などを全く知らないテレビマンの号令だった。テレビ70年記念ドラマ『大河ドラマが生まれた日』では、主演に生田斗真を据え、若きテレビマンたちによる笑って泣ける大河ドラマ誕生奮闘記を描いていく。

時は1962年。NHK芸能局の若手アシスタントディレクター・山岡進平(生田)は、上司の無茶ぶりに困り果てていた。ドラマ業界を全く知らない新しい芸能局長が「テレビ10周年を記念した大型番組を作れ。映画に負けない日本一の大型娯楽時代劇だ」と号令を発したのだ。

この頃、映画会社は「五社協定」を結び専属俳優をテレビに出さないことにしていた。それを突破すべく、山岡たちは大スター・佐田啓二の自宅に日参する。しかし何度足を運んでも色よい返事はもらえず、「もう諦めます」と最後のあいさつに行ったその日、佐田は出演依頼を受け入れる。

佐田はアメリカの友人にアメリカのテレビ事情を聞き、「将来、娯楽の王様はテレビに変わる」と知らされたのだった。佐田の出演決定により、雪崩を打つように映画スターたちの出演が決まった。しかし、収録が始まると現場は問題勃発ばかり。山岡たちは現在では一般的になった収録方法をどんどん生み出しながら、放送日に向けて突き進んでいく。

生田は「長い歴史のある大河ドラマに何度か出演させていただきましたが、その一番はじめ、いったいどうやってこの大河ドラマが始まったのか。意外にもいろいろと笑えるエピソードがあることが分かりました。どんなドラマになるのか、私自身もとても楽しみにしています」と思いを語る。

また、本作で初めてNHKドラマの脚本を執筆する金子茂樹について、「何度かご一緒させていただきましたが、とても素晴らしい脚本です」と。続けて「完成を楽しみに待っていてください。この夏は、このドラマの撮影に全身全霊を捧げたいと思っています」と意気込みを述べた。

番組情報

テレビ70年記念ドラマ『大河ドラマが生まれた日』
NHK総合
2023年2月放送予定

©NHK