劇団ひとりが監督・脚本!浅野忠信主演で描く『24時間テレビ』スペシャルドラマ「無言館」

ドラマ
2022年07月25日
『24時間テレビ』スペシャルドラマ「無言館」浅野忠信 ©日本テレビ

8月27日(土)、28日(日)の『24時間テレビ45』(日本テレビ系)内で放送される今年のスペシャルドラマが、本格派ヒューマンドラマ「無言館」に決定。監督・脚本を担当する劇団ひとりと主演の浅野忠信からコメントが到着した。

本作の監督・脚本を担当するのは、芸人や小説家など、マルチな活躍をみせる劇団ひとり。監督兼脚本を担当するのは、「青天の霹靂」(2014年)、「浅草キッド」(2021年)に続き、本作が3作目。地上波ドラマの監督兼脚本を担当するのは、今回が初となる。そして主演・窪島誠一郎役を演じるのは、これまで数々のドラマや映画に出演してきた、実力派俳優の浅野忠信に決定した。

ドラマは、太平洋戦争の最中「あと10分、あと5分でいいから描かせてくれ…」と、出征する直前まで絵を描き続けた画学生(※当時、美術学校で絵を学んでいた学生のこと)たちの遺した絵を集めることで、自分を見つけ、そして自分の思いを届けようとしたある男の物語を描く。

「生きて帰ってこられないかもしれない」と彼らに残された時間の中で描かれたのは、故郷の畦道、夢に描いた家族団らんのひと時、愛する女性など、驚くほど穏やかな絵ばかりだった。

主人公・窪島は、戦没画学生の絵を展示する美術館「無言館」の設立を目指し、絵を集めるために全国各地の遺族のもとを駆け巡る。建設費の問題や、遺族からの非難など多くの壁にぶつかる窪島。「金儲けばかりで、戦争のことなんて何も考えなかった俺がこんなことしていていいのか…?」と自問自答する窪島だが、さまざまな困難と葛藤を乗り越えた先には感動の奇跡が待っていた。

題材となる「無言館」は、長野県上田市に実在する美術館。実際に、窪島誠一郎氏が集めた戦没画学生らの絵が展示されており、後世に向けて戦争を語り継ぐ場所となっている。劇団ひとりと浅野忠信からのコメントは下記に掲載。

劇団ひとり(監督・脚本)コメント
『24時間テレビ』スペシャルドラマ「無言館」劇団ひとり ©日本テレビ

まだまだ撮影は序盤ですが、名優たちの人間味あふれる芝居に魅せられる毎日です。ただ頷くだけで、ただ見つめるだけで、なんとまぁ絵になることか。この感動を皆さんと共有できる日を楽しみにしております。

浅野忠信(窪島誠一郎役)コメント
『24時間テレビ』スペシャルドラマ「無言館」浅野忠信 ©日本テレビ

劇団ひとり監督と仕事ができるのが本当にうれしいです。監督はとても熱心に芝居を見てくれて色んな可能性を演出してくれるので演じていて面白いです。いつの時代も芸術が人々の心を動かすだけでなく、人生そのものに強い影響をもたらしていたことがわかる内容にも強く感動しています。

番組情報

『24時間テレビ45』
スペシャルドラマ「無言館」
日本テレビ系
2022年8月27日(土)午後9時ごろ~(予定)

<CAST>
浅野忠信 ほか

<STAFF>
監督・脚本:劇団ひとり
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:大倉寛子、阿利極
特別協力:戦没画学生慰霊美術館 無言館
制作協力:日テレアックスオン
製作著作:日本テレビ

公式HP:https://www.ntv.co.jp/24h-drama2022/

この記事の写真

©日本テレビ

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