10月8日(土)からスタートする土ドラ『最高のオバハン 中島ハルコ』(東海テレビ・フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分〜深夜0時35分)で主演を務める大地真央と助演の松本まりかが、撮影のため岐阜県を訪問。柴橋正直岐阜市長と対談を行い、地元工芸品やドラマの話題で盛り上がった。
本作は、林真理子の「最高のオバハン」シリーズを原作に、名古屋出身の毒舌スーパーレディ・中島ハルコ(大地)が、ひょんなことから知り合った庶民のダメンズ女子・菊池いづみ(松本)を振り回しながら、世の中の悩みをぶった切っていく痛快ストーリーの第2弾。脚本は前作に続いて、西荻弓絵が担当する。
第1弾では、ハルコが忖度なしの毒舌で世の中の悩みを次々と解決していく痛快さにハマる人が続出。また、愛知県を舞台にロケを展開し、自治体が実名で町おこしをするストーリーに登場したり、ドラマ内で取り上げた特産品や御当地銘菓が話題となった。ある名古屋おやつは完売騒ぎになるという社会現象まで起きた。
そんな町おこし的な作りも本作の魅力で、第2弾は岐阜が舞台。7月中旬から岐阜市を中心にロケが行われている。このほど柴橋岐阜市長が撮影現場を訪問し、大地・松本と対談、地元特産品などの話題で盛り上がった。
「ようこそ岐阜にお越し下さいました」と2人を出迎えた柴橋市長。すると大地は、その場に飾られていた色とりどりの和傘に早速目を止め「これは?」と質問。市長が「岐阜和傘です」と即答し、その歴史や後継者不足という現状を説明すると、大地は興味津々で聞き入った。「岐阜は初めて」と言う大地。「先日、鵜飼いの撮影をしたのですが、水面に映るかがり火は本当に風情があって素敵で感動しました」と語った。
いっぽう、「岐阜は2度目」という松本。昨年、ローカル旅の魅力を伝えるフリーマガジンの取材で岐阜市を訪れ、岐阜和傘の工房に行ったり、市長と対談もしていた。「その時、岐阜ってこんなすてきなところなんだ! と知り、また来たい! と思っていたところに、この作品で来ることができて、いま岐阜を堪能中。岐阜通になりそうです」と興奮気味に語った。
また、市長が2人に「水うちわ」をプレゼント。雁皮紙と呼ばれる極薄の和紙と天然ニスが作り上げる透明感が美しく、目からも涼感が楽しめる伝統工芸品だ。その繊細な職人技に目を輝かせる2人に市長が「長良川の水面に付けて使うんです。まさに天然の扇風機です」と伝えると「水につけても大丈夫なんですか?」と驚く大地。松本も「水に濡らしてあおぐことで、より涼しい風が来るんですね」と職人の技に感心していた。
対談の模様は、地元メディアも取材。「岐阜の良いところとお気に入りの食べ物」を問われた松本は「岐阜駅の近くにある食堂まるもとさん。ランチで伺い、とてもおいしかったので今回のドラマのロケ弁にとスタッフにお願いして実現。みんなが喜んでくれた」と話すと、大地は「本当においしくて、東京にもあったら良いのに!」と絶賛した。
さらに「第2弾への意気込み」を問われた大地は、「今回は成敗が多めなので、よりオバハン度を上げてやっていきたいです」と意気込みを。松本は「岐阜の歴史や名所が余すところなく登場するので、全国の皆さんに岐阜の良さを知ってもらえるドラマになれば」と語る。
最後に、撮影に協力した市民エキストラへの感謝に加え、シーズン1でも好評だった“ハルコの名古屋弁”で「(ドラマ)どえりゃあ楽しみにしといてちょ!」と大地が締めくくった。
帰ってきた“令和の水戸黄門”第2弾では、ハルコを支える助さん(合田雅吏)・格さん(蕨野友也)も続投。“令和の水戸黄門”ことチームハルコが、岐阜を舞台に、鵜飼いや刀鍛冶、造り酒屋など伝統文化を守るべく奔走する。シーズン1からパワーアップし、2話増えて全10話となった本作に注目だ。
番組情報
『最高のオバハン 中島ハルコ』(全10回予定)
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
2022年10月8日(土)~12月10日(土)
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分(予定)
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