天樹悠役・東山紀之 コメント
ドラマでの共演は初めてですが、観月さんのことは、ずいぶん昔から知っています。一度『ミュージックステーション』で出会っていて、観月さんの後ろに僕らが立っていた記憶があります。そんな観月さんが『刑事7人』に出て下さり初めてドラマで共演するのは、何か不思議な気持ちですね。
今回は、天樹に恋にも似た感情が生まれますが、それに説得力を出して下さったのが観月さんの存在でした。炎天下の中での撮影となりましたが、観月さんと目と目を合わせる場面では、より自然になるようにアイデアを出し合いました。大人な感じの雰囲気がほしかったので、わがままを言わせていただきましたが、快く引き受けて下さいました。
容疑者の女性と天樹が立場を超えて向き合う…『Season8』ならではと言える異色の回だと思います。はたして、由美という女性は何者なのか? そして天樹との関係は? 探りながら楽しんでいただければと思います。
篠宮由美役・観月ありさ コメント
『ミュージックステーション』で初めてお会いしたことは、よく覚えています。当時14歳くらいでしたので、後ろにいらっしゃる東山さんたちのオーラがすごくて…。本番前に登場順に並んだのですが、「前に立っちゃって大丈夫なのかな?」と恐れおののいていました(笑)。
炎天下での屋敷の庭での撮影は、ふたりのラブ・ロマンス的な要素のあるお話で、どこまで由美が天樹さんを翻弄できるのかの見せ場のシーンでした。リハーサルをさせていただいて、東山さんに動きのレクチャーもしていただけたことで、安心して乗り切ることができました。
天樹さんが、はじめて容疑者の女性に不思議な感情を抱く、ちょっと甘酸っぱい《大人のラブ・ロマンス》が見どころの、すてきなお話です。由美が天樹さんをきちんと翻弄できているのか(笑)、お楽しみに!
第9話あらすじ
広大な屋敷に住む大地主の資産家・篠宮武(陰山 泰)の遺体が、自宅の浴室で発見される。入浴中に、スタンガンを湯舟に投げ込まれたことによる感電死だった。屋敷を調べる天樹悠(東山紀之)ら新専従捜査班メンバーは、防犯カメラのコードが切断されていることなどから、計画的な犯行も視野に入れる。
翌朝、静岡県で行われた同窓会に出席し、留守にしていた武の妻・由美(観月ありさ)が遺体安置所に訪れ、夫と無言の再会を果たす。その際に流した涙を、天樹は黙って見つめる。
いっぽう、坂下路敏(小瀧望)の聞き込みから、由美の事件当日のアリバイと食い違う事実があることが判明。片桐正敏(吉田鋼太郎)は由美の妖しい魅力に危険を察知し、彼女の身辺の調査を命じるも、天樹はすでに由美の資料の詳細に目を通していて…。
天樹は屋敷に出向き、1か月前に由美が傷害事件の被害に遭っていたこと、武とは10年前に1度離婚したものの、3年前に再婚したことなど、調べた事実を由美にぶつける。しかしその時、一緒に臨場していた海老沢芳樹(田辺誠一)の悲鳴が! 庭の石段につまづき、杭に顔が突き刺さる寸前で…。その様子を、由美は縁側から凝視しているのだった。
さらには、天樹の目の前で天井からシャンデリアが落ちる!
ここはまるで何者かに細工された《殺人屋敷》のようだ――
その後の調べで、庭の手入れは庭師の男・財前和馬(野村祐希)がすべて行っていることと、由美の強い希望で、武の死後、全財産を彼女に相続すると遺言書を書き直していたことが発覚。やはり、由美の財産目当てによる犯行なのだろうか…!?
やがて、由美が艶やかな瞳で見つめ、天樹に近づいて――。はたして彼女の思惑とは? その時、天樹は…!? そして、由美にまつわる衝撃の真実が発覚するのだった――。
番組情報
『刑事7人』
テレビ朝日系
毎週水曜 午後9時~9時54分
番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_08/
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