阿部寛が主演を務める日本発ディズニープラス「スター」オリジナルドラマシリーズ『すべて忘れてしまうから』(2022年9月14日より配信中)に、尾野真千子が出演していることが分かった。
ベストセラー作家・燃え殻のエッセイ「すべて忘れてしまうから」をドラマ化した本作は、ハロウィンの夜に突如姿を消した“彼女=F”をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリー。尾野は主人公のミステリー作家“M”(阿部寛)の消えた恋人“F”を演じる。
阿部と尾野は映画「エヴェレスト 神々の山嶺」(2016)以来、6年ぶり2度目の共演。尾野は“F”について、「自分に似ているとは思いません。でも、謎めいていて、不思議な行動をする人と思いきや、なんだか、その気持ちが分かるような、近くにこういう人いる、もしかしたら、私も“F”に近いのかもと思えるような人なんです」と、自分とは違いながらもシンパシーを感じられるキャラクター像を語っている。
初めて台本を読んだ際には「ヒロインの“F”が謎めいていて、その役ができるなら楽しいだろうな、どんなふうにやれるかな、とか、この役が決定する前から、わくわくして、いろんな想像をしました。あと名前が、“F”とか“M”とか、これ何? 何? と興味をそそられました」と、楽しみながら撮影に臨んだことを明かす。
最後に視聴者に向け「私もとても楽しみです。“M”を演じた阿部さんや他の役者さんたちも期待を裏切らない面白さで、皆さんをふわっと楽しませてくれると思います。さー“F”は最初どんな姿で現れるかな〜???」と、コメントを寄せた。
解禁された新ビジュアルは、Barのカウンターで語り合う”M”と、店を後にする“F”が描かれ、“F“の一面や秘密に気づかない“M”、“M”に何も言わず去ろうとする“F”という、2人の関係性を象徴したものに。
また“F”が姿を消すきっかけや、互いに思いを馳せる”M”と“F”を描いた最新予告映像も解禁。自分の知らなかった”F”の一面に衝撃を受け、自分自身を見つめ悩みながら日々を生きる“M”と、水辺にしゃがみ込み物憂げな表情で遠くを見つめる “F”。そんな2人の心情とともに、満面の笑みで“M”の似顔絵を描いたコースターを見せる「Bar灯台」のオーナー・カオル(Chara)やどこか頼もしい雰囲気を見せる料理人のフクオ(宮藤官九郎)など、各登場人物の人柄もうかがえる一場面が描かれている。バックにはTENDREの劇伴や本作のエンディング楽曲の一曲でもある七尾旅人の「ドンセイグッバイ」も流れ、本作の世界観をよりエモーショナルに感じる映像に仕上がった。