10月6日(木)スタートの川口春奈主演の木曜劇場『silent』(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時〜10時54分※初回15分拡大)の主題歌をOfficial髭男dismが担当することが分かった。
オリジナル作品となる本作は、川口演じる主人公の青羽紬が、かつて本気で愛した恋人である目黒蓮(Snow Man)演じる佐倉想と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー。
本作で主題歌を担当するOfficial髭男dismは、2018年に“月9”で放送され、のちに映画化もされた大人気シリーズ『コンフィデンスマンJP』の主題歌「ノーダウト」でメジャーデビュー。心に残る歌詞を誰もが思わず口ずさんでしまう心地よいメロディーにのせて多くのファンを魅了し続ける、まさに令和を代表するアーティストだ。“ヒゲダン”の愛称でも親しまれている彼らが今回ドラマの企画書と台本を読み、完全オリジナル作品である『silent』の世界観に共感。本作のために書き下ろしで楽曲を提供することを快諾し、実に4年ぶりとなるフジテレビ系連続ドラマの主題歌を担当することとなった。
この作品のためだけに書き下ろされた曲のタイトルは「Subtitle」。「字幕」の意味を持つこのタイトルに象徴されるように、メンバーたちによる「聴いてくださった皆さんの日々に何か、彩りを添えられるような楽曲になれば」という願いが込められた楽曲になっている。ボーカルを務める藤原聡の透き通る歌声から始まるこの曲は、ドラマの中で紡がれていく“大切な人を想う心”の美しくもはかない様子を、色彩豊かなピアノを中心としたメロディーとともに描いていくのが印象的なラブソングとなる。
木曜の夜に届けられるこの物語と曲に触れた人たちが、思いを伝えることの尊さや、自分の心に素直に向き合えることができる一曲になっており、Official髭男dismが持つ繊細で優しい魅力がぎゅっとつまった作品に仕上がっている。
Official髭男dism コメント
“冬の歌は冬作るんじゃなくて、夏に作るんです。そうしないと冬に間に合いませんからね”、上京して間もない時とあるスタッフからそう教わった事を思い出しながら、「Subtitle」という曲を作りました。ドラマチームの方々がバンドの事をとても信頼してくださっていたのがうれしく、メンバーと共にいろんな所にこだわりながら作り上げていきました。この楽曲がドラマや聴いてくださった皆さんの日々に何か、彩りを添えられるような楽曲になれば幸いです。
プロデュース・ 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
ラブストーリーにとって、主題歌は命です。この『silent』という企画を考えたとき、最初に頭に浮かんだのが、Official髭男dismでした。藤原さんのあの優しいけど切ない歌声、最高に美しくて最高に切ないメロディ、そしてオリジナリティあふれる言葉でありつつも、心をぐわっとわしづかみにされて、ぐわんぐわん揺さぶられるような歌詞。このドラマのテーマや世界観を考えたとき、髭男さん以上のアーティストはいないと思いました。
どうしても主題歌をお願いしたくて、メンバーの皆さんに直接お会いしてプレゼンをさせていただく機会をレーベルの方に(半ば無理矢理)作っていただきました。魂を込めて書き上げた企画書と、その時点ではまだ確定になっていない人も含めた僕の“夢想キャスト”による人物相関図(結果全員出演していただけたのですが!)を手に、どうしてヒゲダンさんなのか、どうしてヒゲダンさんじゃなければいけないのかを、汗だくになりながら数時間に渡って夢中で語らせていただきました。
藤原さんも、小笹さんも、楢﨑さんも、松浦さんも、こちらが恐縮するくらい真剣に話を聞いてくださり、まずそのことに感動したのを今でもよく覚えています。やがて、藤原さんから、もしもやるとしたらどんな曲がいいか、というようなお話が出てきた時には、(まだお引き受けいただけたわけではないのですが)心の中でこっそりガッツポーズをしました。そして、そこで藤原さんが話してくださった曲の方向性を言葉でお聞きしただけで、その時点で既に“わ、これ、名曲出来ちゃう”と感じました。
数日後、主題歌を作っていただけるという返事を頂いた夜は、まだこの世に生まれてもいない曲を勝手に夢想して一人祝杯を上げました。季節が巡り、秋になった頃、この曲の1コーラスデモが届いた日のことは一生忘れないと思います。“神曲出来ちゃってるじゃないですか!!”とディレクターの守谷さんに興奮しながら電話しました。象徴的なサビのフレーズ“言葉は雪の結晶”も、Bメロの“伝えたい 伝わらない”も、最初に頂いたデモの時点で、あのメロディーのまま、ありました。よくもここまで見事に、このドラマの世界をメロディーと歌詞で表現してくださっていると、感動を通り越して、驚愕しました。
僕たち、スタッフ・キャストみんながこのドラマで描きたいと考えているテーマ、思い、メッセージ…その全てを見事に音楽で表現してくださっている、最高・最強の主題歌だと心の底から思っています。この「Subtitle」は、間違いなく冬のラブソングの定番として未来永劫まで残っていく曲になるでしょう。何年か先にも、この曲を聴いた人の心の中で『silent』のシーンが思い出される、そんなドラマにできたらと強く強く思っています。この曲の歌詞にある通り、”字幕”のように寄り添い合っていけたら幸せです。ヒゲダンの皆さん、最高の主題歌を作ってくださり、本当に、本当に、ありがとうございました。
番組情報
木曜劇場 『silent』
フジテレビ系
2022年10月6日(木)スタート
毎週木曜 午後10時~10時54分(初回15分拡大)
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/silent/
公式Twitter:@silent_fujitv
公式Instagram:silent_fujitv
公式TikTok:@silent_fujitv