古川雄大、馬場ふみかとの“烈愛”に自信「愛の表現がとても真っすぐ」『恋と弾丸』完成披露トークイベント

ドラマ
2022年10月20日
古川雄大

10月27日(木)スタートのMBSドラマ特区『恋と弾丸』(MBSほか 毎週木曜 深夜0時50分ほか)の完成披露トークイベントが行われ、古川雄大、馬場ふみか、黒羽麻璃央、中村静香、木村慧人(FANTASTICS from EXILE TRIBE)が登壇した。

2018年より小学館「プレミアCheese!」で連載をスタートし、1~11巻で累計発行部数470万部突破中の箕野希望による人気コミック「恋と弾丸」が実写ドラマ化。古川雄大演じるヤクザ・桜夜組の若頭・桜夜才臣と、馬場ふみか演じる勝ち気な女子大生・ユリが恋に落ちていくという「禁断の恋」を描く。

ヤクザの若頭・桜夜才臣を演じた古川は「桜夜ってすごい人だなっていうのを感じながらやらせていただきました。愛の表現方法だったり、怖さとかわいさのギャップなど難しいなと思いながら、箕野希望先生の作品を映像化するっていうのに、とにかく難しさを感じました。単純に役と向き合うだけじゃなくて、今どう映像で映っているんだっていう客観的な視点も持たなきゃいけないなと思って、 逐一モニターをチェックさせていただきながら、隣にいる監督のスミスさんに『これで合ってますか?』っていうのを確認しながら、細かいご指導をお願いして、徐々にスミスさんの色に染めていただいたっていう感じです」と監督と相談して役作りを進めたことを明かした。

また、桜夜の刺青について、描くのに7時間かかったことを明かした古川。「刺青のシーンだけをギュッとまとめていただいたので、描いたのは実際は2回だけ。4人がかりで描いてくれてるんですが、じっとしていなきゃいけない7時間が意外としんどくて…」と明かすと、黒羽が「そのままお家へ帰ったんですか?」と質問。

すると、古川は「2日間、泊まりで撮影していたので、その1日は落とさないようにお風呂に全身で入れなくて…。翌日のシーンがベッドシーンだったので。すいませんでした」と馬場の方を向きながら謝るひと幕も。

『恋と弾丸』完成披露トークイベント

桜夜に恋をする女子大生・ユリを演じた馬場は「とにかく真っすぐで力強く、全力で向かっていく姿が、原作を読んでいたときに魅力的だなと思っていたんです。そこは自分と離れている部分がすごく多くて、難しいながらにも、特に魅力に思っていた、ユリの目の力の強さみたいなものを意識して演じるようにしました」と役作りで意識したことを語った。

また、原作ファンだという馬場は「ユリを演じるに当たって、プレッシャーはありましたか?」という問いに、「3年前ぐらいに原作に出合って、そこから好きで読んでいたものだったので、まさか自分がやる日が来るとは思いもしなかったです。もちろんプレッシャーもありますが、好きだからこそ、頑張って取り組みたい」と。

そんな馬場は、桜夜役を古川が演じることを知った時、ビビッときたという。「映像化するんだったら、桜夜さんって誰がやるんだろうって1人で考えてたんですよ。ちょうど今年の3月に舞台をご一緒して、お会いしていたので『確かに、古川さんの美しさと強さが桜夜さんにハマる』と思って、勝手に想像していました」と明かした。

桜夜組が守っている町のNo.1ホステス・蝶子を演じた中村は「愛する桜夜さんに近づくために、自己中心的な考えで、いろんな罠を仕掛けていくんです。原作を読んだときに、桜夜さんとユリちゃんが強い絆で結ばれてるなっていうのを感じたので、これはドラマでもしっかりと蝶子が恐れられる人物にならないといけないなと思って、ずっと力んでました」と。

ユリの幼なじみで、暴力団担当の刑事・陣を演じる木村は「ユリが間違った道に行こうとしているから、僕は思いっきり当たりに行くんですが、気迫があるシーンで、目の演技が僕も重要で、監督に言われて意識してやりました」と明かし、「2話では、桜夜さんに銃を突き付けているところがあるんですけど、とても緊張しました」と語った。

古川のコメントにフォローを入れる黒羽

海外マフィアのボスで、桜夜に執着する凶悪なキャラクター、セミリオを演じる黒羽は現在、ミュージカル「エリザベート」でも古川と共演中で「この作品を撮っているときから今日に至るまで、 ずっと一緒ですから、もうそれはもう執着してますよね(笑)。役作りいらずです。舞台で何度かご一緒させていただいていたので、今回こうして映像作品としてご一緒できるってなったのは非常にうれしかったです」と共演を喜んだ。

セミリオを演じる上でこだわったところを聞かれた黒羽は「それは執着ですね。そして、マフィアのボスということで、説得力がいる役だと思いますし、堂々と演じられていたらいいなって思います」と明かした。

ここで、キャスト陣が印象的なせりふや、好きなせりふを紹介することに。古川は「発言の1つ1つが名言というか。1話で言うと、『生き急いでいるんだ。待たなくていいタイミングは逃したくない』っていうせりふがあって、それはまさに桜夜を表しているせりふだなと思いますし、自分自身もそうありたいなと、情熱的に生きたいなっていう憧れっていう部分もあるので、とても印象的」と。

馬場は「ジンとの2人のシーンの時に 『くどかれている時間があったら、もっと少しでも長く、あの人と一緒にいたい』っていうせりふがあるんですが、そこは桜夜とユリの2人の関係性ならではの限られた時間しか会えないからこそ、持てる時間を全てそこに費やしたいっていう気持ちがすごく見えていいせりふだなと思った」と明かすと、古川もうなずいていた。

黒羽は「才臣」と連呼したことを明かし、「冗談抜きでカメラテストも含めたら100回くらい言ったんじゃないかな。長ぜりふのときに『才臣』があったり、『おまえ』があったり途中から訳が分からなくなって、1人でテンパってました」と。これに古川は「いろんな才臣の言い方があったよね」と相づちを打った。

中村は印象的だったシーンを挙げ「蝶子が手で顔を隠して、泣いているふりをしながら、実は指の間から目玉をギロッとのぞかせて、桜夜さんを観察しているシーンがあったんですよ。そこは自分でモニターを確認してもすごいホラー感強めで。桜夜さんに愛されたいと、曲がった心が現れてるシーンかなと思います」と。

木村は「全部見どころなんですけど、馬場さんと演じた学生時代の回想シーンは、結構すごいなと思いました」と語り、馬場も「ちょっと恥ずかしかったです」と同調した。

また、中村は馬場のファンに向けて「ドラマ公式のTikTokの撮影をしますとなったときに、『みんなで撮ろう』と誘ったんですけど、渋られて。最後、私の言葉で出てくれることになったんです」とアピールする場面も。

木村は「僕の中で古川さんはワイルド系なイメージあったんですが、撮影の合間にポケットからチョコが出てきて、『食べる?』って言ってくださって。お好きなんですか、甘いもの?」と古川に質問。すると古川は「好きなんです。馬場さんにもあげようとしたら断られて、木村君は『いただきます』って言ってもらってくれたのでうれしかったです。本当欲しくないんだろうな、ごめんねと思いながらあげました」と明かした。

また、“烈愛ラブストーリー”の本作に懸けて、命がけで烈愛しているものをフリップで紹介するコーナーも。古川は「古川雄大と書いて“ふるかわゆうき”と読むプロゴルファーの方がいらっしゃるんです。僕もゴルフを始めまして。まだコースに1回も行ったことないレベルで打ちっぱなしだけですけど、結構ハマってまして。時間があれば見つけて練習しに行っているんです。プロの古川雄大さんに直接教えていただける機会があったら、すごくうれしい」とカメラに向かってアピール。

黒羽は「1番好きなのは野球で。できることであれば野球で飯を食っていきたいと今でも思ってる。どうにか、自分の好きな球団と育成枠でいいので、1年間ぐらい契約してくれないかなと。ティモンディの高岸宏行さんは、お笑い芸人をやりながら、独立のプロ野球に行ったりしたんで、 俳優バージョンがあっても面白いなって。シーズンオフのときに俳優の仕事をできたら、ぜいたくですよね」と語った。

最後に馬場が「今回、配信も決まりまして、よりたくさんの方に見ていただけることが本当にうれしく思っています。このドラマは本当に見たことのないドラマになっているかと思います。映像の美しさもそうですし、音楽であったりとか、2人が猛烈に引かれ合っていく姿みたいなのを皆さんに楽しいで見ていただければいいなと思っています」と。

古川は「ディズニープラスでの配信が決定ということで、日本のドラマでも、限られたドラマしか配信してないので、本当に貴重な機会をいただけて、とても光栄な気持ちです。全世界の方々に、日本のスミスさんの世界をバチっと見ていただいて、何か受け取ってもらえたらなという思いです」と。さらに、「僕、今死神の役をやらせていただいてるんですけど、常に死と向き合ってる状態で。死と向き合ってると、意外と身近な存在なのかもしれないと思うことが結構あります。桜夜も死と隣り合わせで、ユリと恋愛をしていく中で、愛の表現がとても真っすぐで、2人の愛を通して、皆さまへ何か感じていただける、そんな強いメッセージを残せる作品だと思います」とアピールし、イベントを締めくくった。

『恋と弾丸』完成披露トークイベント

番組情報

ドラマ特区『恋と弾丸』
2022年10月27日(木)より順次放送スタート

MBS:2022年10月27日(木)深夜0時50分~
テレビ神奈川:2022年10月27日(木)午後11時~
チバテレ:2022年10月28日(金)午後11時~
とちテレ:2022年11月3日(木)午後10時30分~
テレ玉:2022年11月3日(木)午後11時30分~
群馬テレビ:2022年11月3日(木)午後11時30分~

※TVer、GYAO!、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり

原作:箕野希望『恋と弾丸』(小学館「Cheese!フラワーコミックス」刊)

出演:古川雄大、馬場ふみか
中村静香、木村慧人/山中柔太朗、七瀬公、新井舞良、中尾有伽
橋本マナミ、大澄賢也/黒羽麻璃央

監督:スミス、椿本慶次郎、戸塚寛人
脚本:舘そらみ
オープニング主題歌:ちゃんみな「Angel」(WARNER MUSIC JAPAN)
エンディング主題歌:NAQT VANE「TOUCH」(avex trax)
制作プロダクション:ソケット
製作:「恋と弾丸」製作委員会・MBS

公式HP:https://www.mbs.jp/koitodangan/
ドラマ公式Twitter:@dramatokku_mbs 
ドラマ公式Instagram: @dramatokku_mbs
ドラマ公式TikTok:@drama_mbs
ドラマ公式Weibo:https://weibo.com/u/7778409173
ドラマ公式Douyin:https://v.douyin.com/2TH2pH9/

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