11月12日(土)放送の土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’22 秋の特別編』(フジテレビ系 午後9時~11時10分)で、観月ありさが18年ぶりに主演を務めることが決定した。
ストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう本シリーズは、1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続け、各時代を代表する作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによりその名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた。Twitterトレンド1位を取るなどSNSでも好評を博した『世にも奇妙な物語’22 夏の特別編』に続き、今秋も珠玉の4つの“奇妙な”オムニバスドラマを放送する。
すでに土屋太鳳、沢村一樹の主演が発表され、期待感が高まっている『世にも奇妙な物語’22 秋の特別編』だが、4つの“奇妙な”エピソードの一つ、「コンシェルジュ」で観月ありさが18年ぶりに『世にも奇妙な物語』で主演を務めることが発表された。
観月が演じるのは、夫に不倫され、娘・七海と2人で新居のマンションに引っ越してきたシングルマザーの女優・松久保真希。夫のいない初めての生活に苦戦する真希の前に、願いを何でもかなえてくれるコンシェルジュ・大神マサテルが現れる。「お望みならばなんなりと」と、その”スーパーコンシェルジュぶり”に頼り切る真希だったが、次第にエスカレートしていく大神の行動に不安を募らせていく、というまさしく『世にも』らしいストーリーだ。
さらに、真希(観月)のコンシェルジュ・大神マサテル役を務めるのは、『世にも奇妙な物語2014年春の特別編』以来、約8年ぶりの出演となる金子ノブアキ。観月と金子が共演するのは、『いちばん大切なひと』(TBS系/1997年)で姉弟を演じて以来、約25年ぶりのこと。
10代の頃に共演して以来の再会に、金子は「同じ作品で密に共演できて、感慨深かったです」と。さらに観月も「お互い時を経て、地に足をつけてお芝居ができました」と語っている。観月、金子、演出を務めた松木創のコメント全文は以下掲載。
観月ありさ コメント
◆『世にも奇妙な物語』の出演が決まった時の感想
18年ぶりの出演と聞いて、”そんなに出ていなかったんだ!”と驚きました。久しぶりにお声がけいただいてうれしかったですし、台本もすらすら読めるのにとても個性があって、面白いストーリーだなと思いました。ハートフルすぎず、切なさも残しながら、”最後にここへとつながるのか!”という感じがして、本当に奇妙な話でしたね。
◆金子ノブアキさんと共演してみていかがでしたか?
すごく久しぶりで、金子くんも私も10代で、私の弟役をやってもらったんですよ。それから時をへて、(お互い)経験値も上がっていますし、当時お芝居に対してふわっとやっているようなところがあったけど、今は地に足をつけて、キャラクターを全うしながらお芝居ができているなと思いました。
◆コンシェルジュと女優の掛け合いが見どころかと思いますが?
金子さんが初日から役作りをバッチリされていて、ちゃんとコンシェルジュな感じでいてくれるので、とても久しぶりに共演するんですけど、やりやすくお芝居できていますね。
◆番組を楽しみにしている視聴者の方へメッセージ
久しぶりの『世にも奇妙な物語』なので、皆さんに楽しんでみていただければと思います。難しい話じゃないので、コンシェルジュというドラマの世界観にどっぷりつかってくれればと思います!
金子ノブアキ コメント
◆『世にも奇妙な物語』の出演が決まった時の感想
子供の頃から見ている、フジテレビでも代表的な番組だと思うので、本当にうれしかったです!
◆『ラスト・シネマ』以来、『世にも奇妙な物語』には約8年ぶりの出演ですがいかがですか?
8年ぶりと聞いて結構驚きましたね。その間に、自分は何をしてこれたかなと回顧する時間にもなって、こうやって定期的に出られるのはうれしいですし、もっと頑張ろうと思いました。
◆脚本を読んでの感想
松木(創)監督とは何作もご一緒しているので、監督が得意とする表現もありましたし、じわじわと狂気じみてくる物語も、“これぞ『世にも』だな”と思いました。こういう内容のものって(『世にも』の作品中で)必ずあると思うんですけど、それを担えるのがうれしいです。
◆観月ありささんと共演してみていかがでしたか?
僕がおそらく中学生で、それ以来25年ぶりになるんですけど、同じ作品で密に共演するのがそれ以来なので、感慨深かったですね。演技の掛け合いもすごく楽しくて、(過去に共演した)当時子役だったので、何もわからない状態で現場にきていて、観月さんにもお世話になったので、恩返しできればと思っています。
◆番組を楽しみにしている視聴者の方にメッセージ
僕自身も子供の頃から親しんでいる番組ですので、参加できることがとてもうれしいです。内容的にも『世にも』らしい空気感に持ち込めていると思うので、ぜひ気楽に見て、“『世にも』だな”という雰囲気を感じ取ってもらえたらうれしいです。
演出:松木創 コメント
このシリーズでは、偏愛するジャンルである怖い話ばかりを演出しておりまして、僕の役割は、映像をいかに不穏なものにしていくか、ということだと捉えているのですが、今作では、これまでの自作と比べても、指折りと言える“不穏シーン”が撮れたという手ごたえを得ることができました。それもこれも豪華役者陣のおかげであります。観月ありささんとは、なんとご一緒するのが初めて。観月さんと仕事をしていないなんて、この業界ではモグリみたいなものなので、ようやく私も一人前になれたでしょうか。ともすれば“奇妙になり過ぎる物語”を、しっかりと現実につなぎとめてくれた観月さんの豊かなお芝居には唸らされました。金子ノブアキさんのことは、実は勝手に“戦友”だと思っていまして、今回も撮影現場でアイデアを出し合い、議論を重ねて、稀有なキャラクターを創造しました。極上のお芝居が生み出す、他では味わえない、奇妙な恐怖を、ぜひ。
番組情報
土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’22 秋の特別編』
フジテレビ系
2022年11月12日(土)午後9時~11時10分
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/kimyo/
公式Twitter:@yonimo1990
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