仁科真澄役・瀬戸利樹 コメント
◆まずは、原作を読まれた時の印象と、実写化する上で楽しみな部分をお聞かせください。
「地球滅亡」でまず、興味をすごくそそられ一番会いたくなかった人と再会をしてしまうという誰もが好きな展開から話が始まるんですが、最高な恋愛ものでした。
楽しみな部分はやっぱり…、官能的なシーンじゃないですかね。
最初で最後かもしれませんし、そこは今回の作品で挑戦したところでした。
◆演じられる「仁科真澄」の印象は? 彼のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。
僕らとなんら変わらない一般人だなと。素直で乙女だなと思いました。
喜怒哀楽が結構あるので、表情は特に意識して演じさせていただきました。
◆共演された中田圭祐さんの印象と、日下部律の魅力を教えてください。
疑惑の目をしてるなと思いました。
スタイルも良く素直だなと!
律は…、ずるい男ですね。
◆撮影時の出来事で、驚いたことやうれしかったことなど、印象的だったことはありますか?
撮影時に誕生日を迎えることができたので、現場でお祝いしてもらえたこと。
ハッピーバースデー歌ってもらいました。
あと、川に入るシーンが今後出てくるんですけど、冬の川は堪えました…。
◆地球滅亡までの10日間、律とともに旅をして美しい景色に心動かされた真澄ですが、地球が滅亡するとして、最後に見たい景色はありますか。
前から言っているんですが、
オーロラかウユニ塩湖で最後を迎えたいですね、せっかくなら。
欲を言えば滅亡する瞬間を自分のカメラで撮りながら。
◆最後に視聴者のみなさんへメッセージを!
もし、地球が滅亡するとしたら、
誰と居たいですか? 会いたいですか?
お金は使い切りますか? もしかしたらでとっておきますか?
自分に素直になることがどれだけ楽になるか、でもその難しさというのをこのドラマが教えてくれると思います。
一つの愛の形を、ぜひ、観ていただけるとうれしいです。
日下部律役・中田圭祐 コメント
◆まずは、原作を読まれた時の印象と、実写化する上で楽しみな部分をお聞かせください。
ヒューマンドラマとちょっとSFの融合。読んでいて次の展開が気になりすぎてあっという間に読み終えてしまいました。笑いあり、涙あり。初めて読んだジャンルではあったものの、「僕ミク」の世界にどんどん魅了されていきました。
やはり2人が絡み合うシーンは実写する上で自分ができるのか、どうなるのか正直不安でした。
あと律がめっちゃくちゃカッコいいので、自分で大丈夫かなと本音のところは思っていましたね(笑)。
◆演じられる「日下部律」の印象は? 彼のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。
人当たりがよく、モテる、誰と会っても自分のペースがあるような人。自由人。
その一方で、本当は人にそこまで興味がない。自分の入ってきてほしくないところには他人を入れたくないような人。依存や執着を嫌う。どこか、自分の根の部分を人に曝け出すことを恐れているような印象でした。その感覚は自分自身とも近いものを感じました。共通点でもあるかなと思います。
演じるうえで特に表現したかったことは、余裕があって真澄を翻弄する場面、自分に馴染みのない部分というか、いわゆる“口説く”行為など、セクシーさって言うんですかね? そういった律の色気を魅せるのが演じる上で難しかったところでもあり、意識した部分でもあります。
◆共演された瀬戸利樹さんの印象と、仁科真澄の魅力を教えてください。
利樹とは数年ほど前に一度映画で共演していたので、久しぶりの再会でした。
優しくて、可愛らしいというか柔らかい空気感を持ってる人だなと思います。
がっつり一緒にやるのは今回が初めてで、本読みの時はドキドキしました(笑)。
いざ現場に入って撮影が始まると、とても頼りになる男で信頼できるパートナーでしたね。
現場ではたくさん話しました。ずっと一緒にいました。だんだんしゃべらなくても何を考えてるか、お互い分かったりしてきて不思議な感覚でしたね(笑)。
でもこの役を演じる上で利樹をたくさん知りたいという気持ちもあったのでとても良かったです。
本当に感謝しかないです。真澄が利樹で本当に良かったと思っています。
真澄の魅力は無茶苦茶な律をどこか受け入れてくれる存在。律にとって唯一の理解者だと思うのでその懐の深さと優しさがどこか利樹ともリンクしてる気がして、きっとそれが2人の魅力なんだなと思いました。
◆撮影時の出来事で、驚いたことやうれしかったことなど、印象的だったことはありますか?
川での撮影が恐ろしく寒かったですね。2人でガクブルでした(笑)。今では良い思い出です!
あとは、現場で利樹の誕生日のお祝いをみんなでできたのがうれしかったです!
役者やスタッフさんとたくさん話す時間があったので、毎日現場に行くのが楽しかったです。
◆地球滅亡までの10日間、真澄とともに旅をして美しい景色に心動かされた律ですが、地球が滅亡するとして、最後に見たい景色はありますか。
この作品がきっかけで考えてみました。
北極とか深海みたいな、秘境と言われている普通の旅行では絶対行かないような景色を見たいですね。地球の大自然に圧倒されてみたい。
話は変わりますが、最後のご飯は白ごはんと納豆と豆腐とわかめのお味噌汁がいいです。
◆最後に視聴者のみなさんへメッセージを!
今の時代ならではの作品だと思います。いろんな考え方があってどれが正解なのかは自分にも分かりませんが、僕はこの作品を通して人が人を愛することに理由や常識なんかいらない。どんな形であれ人を愛するということをしっかりと感じていたいなと思いました。
ほぼ浜松ロケで監督、スタッフ、役者、一丸となってこの作品を作り上げました。1人でも多くの人に楽しんでいただけたら幸いです。
浜松でお世話になった皆さまも本当にありがとうございました!
原作 丸木戸マキ コメント
お話をいただいたときは「本気??」と心から思いました。
『ポルノグラファー』という作品を実写化していただいた時よりも驚きだったかもしれません。
BLの中ではちょっと変わったテイストの物語ではありますが、三木(康一郎)監督をはじめキャストやスタッフの皆さんにどう表現していただいているのか、今からとても楽しみにしております!
企画・プロデュース 清水一幸(朝日放送)コメント
2018年に『ポルノグラファー』を企画・制作してから、約4年。
ファンの皆様のおかげで、その後の『インディゴの気分』『ポルノグラファー~プレイバック~』と、放送、配信、映画…と、さまざまな形で丸木戸ワールドをお届けすることができました。
そして、今回、新たな丸木戸さんの作品『僕らのミクロな終末』を、
またまた、このチームで制作することが実現しました!
『ポルノグラファー』シリーズが大好きだった方も、今回初めて丸木戸ワールドに触れる方も、
ぜひ楽しみにしていてください!
番組情報
『僕らのミクロな終末』
ABCテレビ
2023年1月スタート
※TVer、GYAO!で配信あり
番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/bokumiku/
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