紫吹淳が宝塚仕込みの凛々しいバーテンダー姿を披露「制服を着ているように背筋が伸びた」『ママはバーテンダー』取材会

ドラマ
2022年12月07日
『ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~』取材会に登壇した紫吹淳

2023年1月19日(木)よりスタートする『ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~』(BS-TBS 毎週木曜 午後11時30分~深夜0時)で連続ドラマ初主演を務める紫吹淳が取材会に登壇した。

舞台は、銀座の老舗バー「BAR 1511」(いちごーいちいち=一期一会)。主人公の星野あかり役を演じるのは、紫吹淳。2001年宝塚歌劇団月組のトップスターを経て、2004年3月に18年間在籍した宝塚歌劇団を退団。そして女優としてデビューし18年目。自身初の主演となる連続ドラマで演じるのは、夫と死別し2人の子供と暮らすシングルマザーのバーテンダー・星野あかり。お客様の悩みを聞いたり、軽やかにシェイカーを振りカクテルにまつわるうんちくをカッコよく語るバーテンダーでありながら、家に帰ると子育てに奮闘するママという二面性のある役どころを演じる。

紫吹は「タカラジェンヌは年齢がないと言われておりまして、この年齢で初主演ドラマをさせていただけたことに私自身がとても驚いたのはもちろんなのですが、すてきな作品で素晴らしいスタッフ、キャスト、ゲストの皆さまに支えられて、このようなすてきな主演ドラマをさせていただけたことに感謝しております。ラッキーガールだなとつくづく思っております」とあいさつ。

バーテンダーの衣装について紫吹は「違和感なく、昔着たことあるかなと。ゲストの勝村(政信)さんから『制服でしょ?』と言われて。普通の女優さんはこういう衣装に慣れないのかもしれないのですが、宝塚出身ということで、この手の格好はよくしていたので、私自身も制服を着ているように背筋が伸びて、ヘタしたら男になっちゃうような感じはありました」と明かした。

また「どんなことに気をつけられましたか?」という質問には、「お酒の種類がたくさんあって、お酒にまつわるうんちくを言うことでストーリーが展開されていく場面があったので、そこは把握しなきゃなといったところですかね。あとは“伝説のバーテンダー”とうたっているので、伝説と言われるぐらい素早い動作でカッコよくいなくてはならないかなと思って、自分のお家になんちゃってバーカウンターを作って練習しました」と役作りに苦労した様子。

練習方法についても「私の役のモデルになっている木村さんに『バーテンダーデビューされる方はお米を入れて練習するんですよ』と教えていただいて。実際にやってみたら、氷がもっと重いんですよね。途中から氷のレプリカと一緒に入れて、毎日持ち歩いて練習していました」と語った。

作中には、宝塚時代を彷彿とさせるようなダンスシーンもあるといい、「私がシェークを振るとダンスシーンに変わるんですが、バーテンダーの格好でもやりますし、少し妖艶な足が見えるようなドレス姿もあったりします」と。

シングルマザー役を演じるに当たって、子育てシーンも。紫吹は「『DREAM BOYS』という舞台でジャニーズさんのお母さん役を毎年やらせていただいるのですが、今回は思春期な中1の女の子と小3の男の子のお母さん役。そのジャニーズさんのお母さん役をやっているときには起こらなかった現象が起こりまして。自分より小さくて華奢な生き物を前にすると男のスイッチが入ってしまって、守ってしまう感がかなり出てしまってビックリしました。シングルマザーなので、強い部分を出したいなと思っていましたが、強かったですね。思春期の子供を育てるお母さんって難しいんだなとも感じました」と明かした。

毎話豪華なゲストが出演する本作。共演したゲストとのシーンで印象に残っていることを問われ、「内藤(剛志)さん、勝村さんは何度も共演させていただいているので安心がありましたし、自分が主演をしているという重責を忘れさせてくれるような包容力で包んでいただきました。また、奥菜(恵)さんとも何回か共演させていただいているんですが、奥菜さんが言うせりふで理想の男性像を明かす場面があるんですが、『私のこと言っている?』と思うようなところがあって、ぜひ脚本を書いてくださった方に聞いてみたいなと思いました」と。

また「コメディっぽいところもあるんですが、私が変顔をやりすぎて、何度か止められてしまいました。宝塚の人というイメージがあると、カッコいいイメージを持たれる方が多いと思うんです。今回、いろんな面を見せられる作品なので、崩した一面も見せられるかなと思ったのですが、“伝説のバーテンダー”だったので、変顔はダメでした(笑)。ですが、カッコいいながらもコミカルなところもあるので注目していただけたら」と裏話を交えて見どころを語った。

またキービジュアルと、第1話の場面写真も合わせて解禁された。第1話には、ホテルプラトン銀座支配人・東堂克生役で内藤剛志がゲスト出演する。

ストーリー

銀座の老舗バー「BAR 1511」で働くバーテンダー・星野あかり(紫吹淳)。かつて働いていた店に訪れた男性と恋に落ち結婚。二人の子供を授かるも、夫に先立たれ現在はシングルマザーとして中学1年生の愛菜、小学3年生の大地を女手一つで育てている。
子供たちに寂しい思いをさせているのは承知しつつも、いずれ独立して自分の店を持ちたいと考えるあかりは、日々、お酒をいかにおいしく飲むかを研究し、オーナーの原田からも一目置かれる存在に。
また、常連さんから一見さんにいたるまでの接客もそつなくこなし、踊るようにシェイカーを振り、『カクテル言葉』を添えてお客さんの悩み相談を解決する彼女は、銀座でも評判となり、今日もあかりを目当てにお客さんが訪れる――。

番組情報

『ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~』キービジュアル

『ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~』(全8話)
BS-TBS、BS-TBS 4Kで同時放送
2023年1月19日(木)スタート
毎週木曜 午後11時30分~深夜0時
※放送翌日正午より見逃し配信あり

<出演>
紫吹淳、モロ師岡、中村米吉、百瀬拓実、住田萌乃、山田忠輝

企画・プロデュース:井口喜一(ジャンゴフィルム)
脚本:川口清人/たかひろや
監督:杉山泰一/保坂克己/井川浩哉
プロデューサー:井口欣生(BS-TBS)
製作:BS-TBS ジャンゴフィルム

番組公式サイト:https://bs.tbs.co.jp/drama/bar1511/
番組公式Twitter:https://twitter.com/bar1511_bstbs

この記事の写真

 

 

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