沢口靖子主演ドラマ『科捜研の女 2022』(テレビ朝日系 午後9時〜9時54分)の第8話(12月13日放送)に、樹木医・曽根くるみ役で真飛聖がゲスト出演。さらに、小池徹平演じる物理研究員・君嶋直樹と共に“ツリークライミング”に挑む姿を披露する。
“火曜よる9時”という新たなステージにふさわしく、大人の科学捜査ミステリーとして革新を遂げた『科捜研の女 2022』。12月13日(火)放送の第8話では、木登り中の事故死を装った殺人事件が発生。真実を探るため、小池徹平演じる物理研究員・君嶋直樹が“ツリークライミング”に挑む。
第8話で榊マリコ(沢口靖子)たちが挑むのは、イチョウの木の下で男性の遺体が見つかった事件。着用していた装備などからツリークライミング中の事故死と思われましたが、マリコたちの鑑定の結果、被害者はどこか別の場所の木から転落した可能性が浮上する。
まもなく被害者は、近くの雑木林で転落死した事実が判明。彼が登っていたのは、SNSで“幹から血を流している”とウワサされている不気味な木だった。いったいなぜ、被害者は血を流す木に登っていたのか、犯人はなぜ雑木林からイチョウの木の下まで遺体を運んだのか…。手がかりを求め、君嶋がツリークライミングに臨むことに。
ツリークライミングは専用のロープを枝にかけ、ロープにぶら下がったまま木に登って自然を体感するアクティビティ。君嶋は娘と一緒に講習に参加したことがあるという設定のため、器用にスルスルと登らなければならないが、さすがは数々の舞台でアクションをこなしている小池。
インストラクターからレクチャーを受けると難なくコツをつかんだようで、抜群の身体能力を発揮し、あっという間に5メートル超の枝の上へ。さらに、登りながら爽快な笑顔を浮かべる小池に、沢口をはじめ、現場で見守ったキャストたちも感心していた。
また、第8話には元宝塚トップスターの実力派女優・真飛聖が、樹木医・曽根くるみ役でゲスト出演。くるみは「木を傷つけるヤツらを私は許さない」と宣言するほど、植物への愛と正義感に満ちあふれた女性で、事件現場の特定に奔走するマリコたちを手助けする。しかし、捜査が進むにつれ、思いもよらぬ疑惑が…。真飛も冒頭に木の上から登場するなど、ツリークライミングに果敢に挑んでいる。
第8話あらすじ
イチョウの木の下で都内在住の船井文治(尾崎右宗)という男性の遺体が見つかった。着用していた装備から、ロープを使って木に登るアクティビティ“ツリークライミング”に興じていて不注意で落下したものと思われたが、臨場した榊マリコ(沢口靖子)は疑問を抱く。現場には多数の銀杏が落ちているにもかかわらず、被害者のスニーカーの底に銀杏を踏んだ痕跡がなかったのだ。
単なる事故死ではないとにらんだマリコたちが鑑定したところ、被害者の着衣からイチョウとは違う樹皮が見つかり、彼が登っていたのは別の樹木だったことが判明。さらに、現場に残された車輪の跡から、遺体がリヤカーで運ばれてきた事実も浮上した。
着衣から採取した樹皮にアカカビが付着していたことをヒントに、マリコは近くの雑木林に向かう。その林には最近、SNSで“血を流す木”として話題になっている樹木があり、巷では13年前に殺された女性の怨念が憑りついた木などといわれていたが、血を流す、つまりアカカビの影響により、幹から不気味な樹液が流れ出しているのではないかとにらんだのだ。
雑木林を整備している樹木医・曽根くるみ(真飛聖)に案内してもらったところ、マリコの予想どおり周辺から血液反応が見つかり、やはり被害者の船井は血を流す木に登り、そこから落下し首を骨折して死亡したことが明らかになる。
だが、雑木林からイチョウの木の下まで、犯人はなぜ遺体を運んだのか!? そしてそもそもなぜ船井はこの木に登っていたのか!? 疑問を明らかにするため、君嶋直樹(小池徹平)が”ある検証実験”に乗り出す。すると、思いもよらぬ真実が浮かび上がって…!?
番組情報
『科捜研の女 2022』
テレビ朝日系
毎週火曜日 午後9時~9時54分
この記事の写真
©テレビ朝日