King & Princeの平野紫耀が主演を務める金曜ドラマ『クロサギ』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)の最終回が12月23日(金)に放送される。最終回放送を前に、チーフ監督・田中健太が無事に撮影を終えた思いを語った。
本作は、詐欺によって家族を失った主人公が、“詐欺師をだます詐欺師”クロサギとなって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。原作は、黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズだ。
今作は、2013年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“『クロサギ』完全版”として新たにドラマ化。主人公・黒崎高志郎を平野、ヒロイン・吉川氷柱を黒島結菜、詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫を三浦友和が演じ、2022年の現代を舞台に、今の日本でリアルに起こっている詐欺に「クロサギ」が喰らいつく。
チーフ監督・田中健太(1、2、6、8、10話担当)コメント
12月某日、ようやく『クロサギ』がクランクアップを迎えた。
思えば16年前、初めてドラマの現場に入り一番下っ端のADとして入った番組も『クロサギ』だった。
右も左も分からない中、会社のなかで右往左往していたせいか、違う部署の人からクロサギ君なんて渾名までつけられた。
そして今回16年の時を経てクロサギにチーフ監督として、携わらせていただいた。
自分自身、思い入れのある番組だけに、不安やプレッシャーは大きかったが、初めて黒崎のシーンを撮影した日に、“イケる”と思った。
そして、氷柱と出会い、桂木のシーンを撮影し、“絶対にイケる”と確信した。
撮影が終わってホッとしたけど、もうしばらく黒崎たちと会えないと思うと、すごく寂しい。