12月26日(月)に最終回を迎える、長澤まさみ主演の月10ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』(カンテレ/フジテレビ系 毎週月曜 午後10時~10時54分)から、長澤、眞栄田郷敦、鈴木亮平のクランクアップコメントが到着した。
本作は、実在する複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント作品。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)と彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件のえん罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描いていく。
4カ月間に及ぶ撮影のラストを、都内のスタジオで迎えた長澤。最後に臨んだのは、「大洋テレビ」の正面ゲートから駆け足で飛び出してきた恵那が何者かに声をかけられて驚き、思わず床に倒れ込んでしまうというシーン。
プレッシャーのかかる役柄を演じ切った長澤は「本当に、郷敦さんがいてくれたから、最後まで演じることができました」と語り、拓朗役を演じた眞栄田への感謝の言葉と共に感慨に浸った。幾度となくえたいの知れない壁にぶつかり、何度も自分自身を見失ってきた恵那は、自らに対してどんな答えを出すのか。
いっぽう、眞栄田のクランクアップは関東近郊の駅前にあるスナック。拓朗が“西澤証言のうそ”を暴くきっかけを店のホステスから得る、第5話のシーンだった。眞栄田は「本当に自分の力量以上のものを皆さんに引き出していただいたなぁと、本当に、本当に、感謝しています。なんか今の僕は、『ミート矢澤』(ロケ弁当の差し入れ)でしか、それを表現できないんですけど…」と、スタッフらの笑いを誘った。異動や解雇通告を受けながらも信念と共に突き進んできた拓朗。果たして最終話で一度見失った“自分の価値”を取り戻せるのか。
鈴木は2人より一足早くクランクアップを迎えた。ラストは「大洋テレビ」を退社し、フリージャーナリストに転身した斎藤が『ニュース8』のポスターでほほ笑む恵那を見つめ返し、また歩き出すという第8話のシーンだった。鈴木は「本当にこのドラマに関われて光栄だなと思っております。ドキドキしています」と最終話への期待感を募らせた。
大門副総理(山路和弘)と懇意の間柄にあるがゆえ、冤罪事件を追いかける恵那と“相克”の関係にならざるを得なかった斎藤は、恵那に対してどんな答えを出すのか。それぞれの結末に注目だ。
長澤、眞栄田、鈴木のコメント全文は下記に掲載。
長澤まさみ コメント
4カ月間お疲れ様でした。第1話を見て、作品を作るうえで、本当に各部署それぞれの一人ひとりがいなければ、作品を作り上げることはできないんだなということを痛感しました。大根(仁)監督を筆頭に、スタッフの皆さん、共演者の皆さんが、何者でもない私を俳優たらしめてくれたことに、本当に感謝の気持ちを申し上げます。本当にありがとうございました。恵那を演じるうえで、すごくプレッシャーを感じていて。でもやっぱり、恵那を演じるうえで一番支えてくれたのは、相方である拓朗役の眞栄田郷敦さんだと思います。郷敦さんがいなければ、恵那を演じることはできませんでしたし、先輩なんで「ちょっとカッコいいとこ見せたいな」と思っていたんですけど、全然そんな姿を見せることができなくて、助けられてばかりでした。本当に、郷敦さんがいてくれたから、この役を最後まで演じることができました。
眞栄田郷敦 コメント
本当に自分の力量以上のものを、皆さんに引き出していただいたなぁと、本当に、本当に、感謝しています。なんか今の僕は、「ミート矢澤」(ロケ弁当の差し入れ)でしか、それを表現できないんですけど…。本当にこれからもっと芝居をうまくなりたいし、役者としてもっと大きくなって、分かんないですけど、何かまた(スタッフの皆さんに)返せる日が来たらいいなと思っています。これからも頑張ります。本当にありがとうございました!
鈴木亮平 コメント
早めに卒業させていただきます。本当にこのドラマに関われて光栄だなと思っております。ドキドキしています。仕上がり楽しみにしています。皆さん、残り少し頑張ってください。
番組情報
『エルピス-希望、あるいは災い-』最終話
カンテレ/フジテレビ系
2022年12月26日(月)午後10時~10時54分
公式HP:https://www.ktv.jp/elpis
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