1月22日(日)放送スタートの小宮璃央が主演を務めるドラマ『アカイリンゴ』(ABCテレビ 毎週日曜 深夜0時25分~)の追加キャストとして鈴木康介、織田奈那、森咲智美の出演が発表され、クランクインレポートが到着した。
ムラタコウジ原作の『アカイリンゴ』が、小宮璃央主演で実写ドラマ化。原作は「コミックDAYS」(講談社)で2020年より連載スタートし、“過激すぎてBANされた”こともある問題作。性行為が法律で禁じられた近未来の日本を舞台に、欲望に揺れる心情と理性で抑えきれない衝動を、繊細に鮮烈に描いていく。過激な性描写もさることながら、現代社会に伏在するルールに縛られた本能に揺さぶりをかけ、セクシャルでサスペンスフルなストーリーを展開する。
主人公は、性行為に強烈な嫌悪感をもつ高校生・犬田光(小宮)。厚生労働省性行為取締官(通称セトリ)の幹部を父に持つ優等生で、自身もセトリになるのが目標ながらも、同級生・水瀬優(川津明日香)との関係性の変化や、国民的人気女優・宇宙美空(新條由芽)との出会いによって“性行為は悪”というルールに疑問を抱くようになる。
そしてこのたび、犬田を取り巻く追加キャストが決定。犬田を禁断の“闇”の世界へと誘う悪友・志場番太役は鈴木康介、志場の彼女で犬田の同級生・鈴本奈々役は織田奈那、魅惑的な色気を放つ美術教師・壇田律役は、“日本一エロすぎるグラドル”として注目を集める森咲智美が務める。
さらに、本作がついにクランクイン。東京郊外にあるロケ地で、物語の舞台となる学校のシーンから撮影はスタート。小宮が制服に身を包み撮影現場へと登場すると、スタッフから大きな拍手で迎えられ、やがて眼鏡をかけると小宮の表情はみるみる主人公・犬田光に変貌。犬田が学校内をさっそうと歩くシーンでは、犬田を誘惑する教師・壇田役の森咲が、「この笑顔は萌えますね。ズキューンですよ」と思わず言葉を漏らしたほど。
いっぽう、水瀬役の川津と“ウチュラ”こと宇宙美空約の新條は、初めて2人で言葉を交わすシーンからスタート。妖しい雰囲気をまとったウチュラを真っすぐに見つめる水瀬という、対象的な2人の緊張感が漂うワンシーンは、“エモさ”にこだわり、試行錯誤を重ねて撮影された。
底冷えする学校内の廊下で撮影されたシーンは、撮影が進むに連れて2人の演技が熱を帯び、撮影の合間にスタッフから手渡されたコートに、川津が「熱くなってきたので大丈夫です」とほほ笑むひと幕も。カメラワークや光の加減にこだわって撮影され、今後の不穏な展開を予想させるシーンに仕上がっている。
さらに、志場役の鈴木と奈々役の織田は、学校の屋上で犬田にキスを見せつけるシーンからクランクイン。堂々とキスをする2人と、犬田がドギマギする表情のギャップが、ドラマの世界観を如実に表現するシーンとして紡がれている。
そんなクランクインを迎え、小宮は「今まで演じたことのない役なので、どのようになるかワクワク、そしてドキドキしながらも毎日お芝居をさせていただいています。監督や出演者の皆さんと試行錯誤しながら撮影に取り組んでおりますので、皆さん放送をぜひ楽しみにお待ちください!」とメッセージを寄せた。
今回出演が発表された鈴木、織田、森咲から寄せられたコメント全文は、次ページに掲載。