東山紀之が主演を務める、スペシャルドラマ『必殺仕事人』（ABCテレビ・テレビ朝日系列 午後9時〜10時55分）の最新作が1月8日（日）に放送。それに先駆け、囲み取材会が開催され、東山、松岡昌宏、知念侑李（Hey! Say! JUMP）、和久井映見、遠藤憲一が登壇した。
1972年の『必殺仕掛人』から始まり、50周年を迎えた『必殺シリーズ』。さらに、2007年スタートの東山紀之主演『必殺仕事人』も15周年。大きな節目となる2023年の“必殺”は、瓦屋の陣八郎役の遠藤憲一が卒業する衝撃の最新作だ。
このたび、そんな本作の囲み取材会が開催され、東山、松岡、知念、和久井、遠藤が登壇。取材会では、まず東山が「僕が『必殺仕事人』をやらせていただき、今年で15周年となります。記念となる作品ではありながら、遠藤さんが卒業と寂しい思いもありますが、次に進むためにも、遠藤さんの思いを引き継ぎながら今作を作らせていただきました」と本作にかけた思いを語る。
対して、遠藤は「20代の頃、まだ藤田（まこと）さんが主演の時代に斬られ役で出演させていただき、そこから7年前にふたたびゲストという形で出演したところ、急に『そのままレギュラーでいきます』と言われて、すごくうれしかったのですが、今度は急に終わることになりました（笑）」と。
「本当に大好きな作品なので寂しいですが、今後はいち視聴者となって、みんながどう変わっていくかを楽しみに見ていきたい」と今後の展望を述べると、東山は「今後、しれっと出てきても気づかれないんじゃないかな。You、出ちゃいなよ！」と呼びかけ、遠藤の再登場を熱望。
すると、遠藤は「今回、“卒業”ということで僕がどうなるかは想像がつくかと思うのですが、最期が予想だにしなかった姿なので、これを視聴者の方が見てどう思われるか不安もあるんです。これでいいのかどうか…。ただ、見ようによってはもう1回出てこられる状態で終わっているので、しれっとまた出てこようかな（笑）」と気になる展開についてもにおわせた。
続けて、記者から一同に「2023年の抱負や挑戦したいこと」を問う質問が。すると、「遠藤さんの復活を祈りながら、とにかく元気でいること」（東山）、「健康第一。なんとかうちの城島（茂）を元気でいさせたい」（松岡）、「元気で、健康であること。何事も柔軟に受け止めたい」（和久井）と健康志向の回答が続出。
遠藤からも「ストレッチ」の話題が出る中、知念は「20代最後の年なのでしっかりやっていきたい。知念はまだ動けるというところを見せるため、さらに鍛えて、東山さんのようになれたら」と話し、東山は「（レギュラー出演）8年目にしてようやく気付いたか」と満足げな表情を浮かべる。
また、シリーズが50周年、東山主演の『必殺仕事人』が15周年と節目を迎える本作にちなみ、話題はそれぞれの“節目”にも及ぶ。東山が「デビュー」、松岡が「事務所入所」と挙げていく中、和久井の「全ての現場で初めて気がつくことがたくさんあって、毎回が新たなチャレンジ」という謙虚な回答に、東山が「こういうふうに答えないとな…」と姿勢を正すひと幕も。
遠藤は「15〜6年前に独立し、女房がマネージャーを務めるようになって、それまで9割が反社会的な役だったのがいろんな役ができるようになった」と妻への感謝を述べ、知念は「中学1年生の時に静岡から東京に引っ越して、そこからジャニーズとしての活動が変わっていった」と振り返る。
最後は、自分にとっての『必殺』という作品について、東山が「僕にとっては“ふるさと”みたいな感じです。今は時代劇がほとんどなくなっていますので、この作品を続けていることで先輩方からも喜びの声をいただいています。毎年、夏は『刑事7人』で北大路欣也さんとご一緒するのですが、いつも『とにかく続けてほしい』と言ってくださるので、そういう意味でも責任があるなと思っています」と語り、イベントは締めくくられた。
番組情報
スペシャルドラマ『必殺仕事人』
ABCテレビ・テレビ朝日系列
2023年1月8日（日）午後9時～10時55分
番組公式HP：https://www.asahi.co.jp/hissatsu/
