東山紀之が主演を務める、スペシャルドラマ『必殺仕事人』(ABCテレビ・テレビ朝日系列 午後9時〜10時55分)の最新作が1月8日(日)に放送。本作をもって瓦屋の陣八郎役・遠藤憲一が卒業するに当たり、東山からのコメントが到着した。
1972年の『必殺仕掛人』から始まり、50周年を迎えた『必殺シリーズ』。さらに、2007年スタートの東山紀之主演『必殺仕事人』も15周年と、2023年は大きな節目となる。そして、1月8日(日)に放送を迎える“必殺”は、遠藤憲一が卒業する衝撃の最新作だ。
毎回、世相を反映した問題を描き出す『必殺仕事人』だが、本作のテーマは江戸の人々を襲うはやり病「鬼面風邪(きめんかぜ)」の猛威。患者を救うために奔走しながら特効薬の開発に尽力する町医者たちがいれば、この病を悪用して“お助け金詐欺”を企てる悪党もいる。そんな極悪非道な悪人たちに立ち向かうのが、渡辺小五郎(東山)、経師屋の涼次(松岡昌宏)、リュウ(知念侑李)、花御殿のお菊(和久井映見)、瓦屋の陣八郎(遠藤)ら5人の仕事人だ。
しかしこの病は、あろうことか悪に立ち向かう仕事人のひとりにも襲い掛かり…。特効薬も治療法もない中、病に感染してしまった江戸の人々が苦しむ姿を横目に、私利私欲のために暴走する血も涙もない権力者たち。そんな悪人たちを成敗するため、命を懸けて壮絶な闘いに挑む仕事人たちを衝撃の結末が待ち受ける。
そんな仕事人たちが死闘を繰り広げる本作で、7年間に渡って瓦屋の陣八郎を演じてきた遠藤が『必殺仕事人』を卒業。公私ともども交流が深く、遠藤のことを「僕の人生をここまで導いてくれた恩人です」と語る座長・東山も、遠藤の卒業に思いをはせる。
しかし、「僕の心の中にはいつも遠藤さんがいるんです(笑)。“必殺”でも7年ご一緒させていただきましたし、このご縁はきっと続いていくんだろうなと思うので、遠藤さんが卒業しても、また何かでご一緒できそうな気がしています」とニッコリ。さらに、「遠藤さん、愛しています!」と、最大級の愛をさく裂させた。
また、7年間の“必殺”で初となる遠藤との本格的な芝居についても、「最後にお芝居でガッツリ組めて本当に楽しかったです。なんとなくこれからも一緒のシーンがあるような気がするし、『本当にいいバディだな』って、僕は勝手に思っています(笑)」と大喜び。遠藤とじっくり芝居を交わした感想を語った。
「鬼面風邪」に苦しむ人々の命を救おうと奔走する幼なじみの町医者・酒井東庵(橋本じゅん)と長い時を経て再会したことで、“人の命を奪う仕事人稼業”に葛藤を覚え始める陣八郎。そして、そんな彼の悩みに気づいた小五郎は…。東山と遠藤の、深く重みのあるやり取りにも注目だ。東山から寄せられたコメント全文は、次ページに掲載。