清野菜名 コメント
◆新ドラマ枠1作品目の主演となりますが、出演が決まった際の率直な感想は?
日曜よる10時の新しいドラマ枠に、トップバッターとして挑戦できることがとてもうれしかったです。ただひたすら楽しく演じていけたらいいなと率直に思いました。
◆演じられるのはどのような役どころでしょうか。またどういったところを意識して演じたいですか?
演じる岸田サチは、身近にいそうな等身大の20代の女性です。平凡な毎日をただ生きていて、お金も趣味もなく、友達もいなくて、車イス生活をしている母と2人暮らしをしていますが、その中で、かけがえのない友情と出会い変化していく様子が描かれます。
性格的には、自分の感情を表現することが苦手で、とても不器用な子。そうした部分を私自身が深く理解して、繊細に演じていけたらいいなと思っています。最近の出演作では日常とかけ離れた役が多く、リアルさを追求するような作品は久しぶりになるので、その点も楽しみにしています。
◆脚本は岡田惠和さんとなります。脚本を読まれた感想はいかがでしょうか。
これまで、友情について改まって深く考えたことはなかったのですが、脚本を読ませていただいて、何気ない会話でも友達同士だと盛り上がったり爆笑し合えたり、相手のことを自分のことのように喜べたり悲しんだり怒ったり…。そういう関係性がとてもすてきで、友情って改めて本当にいいものだなと感じることができました。まだ数話ではありますが、脚本を読めば読むほど心が温まっていく感覚があって、すごく優しい気持ちになれる作品だと感じているので、視聴者の方にも日曜のよる10時に、心を温めにきてほしいなと思っています。
演じる上では、友情に基づいた会話劇になるので、共演するみなさんとコミュニケーションをしっかり取って、せりふを超えたものを表現できたらいいなと思っています。そのためにも、お稽古はいっぱいしたいです!
◆1年半ぶりの地上波連続ドラマの出演となりますが、意気込みをお聞かせください。
この1年半、自分にも大きな変化があった中での出演作になりますし、期間が空いたということで緊張している面もありますが、脚本を読んでからは、緊張を越えて期待のほうが大きくなっています。このすてきな作品で、岡田さんの世界観にたっぷり浸れることを楽しみたいと思います。
岡田惠和 コメント
ABCさんの新枠第1弾を任せていただきとても光栄です。そして、清野菜名さんと初めてタッグを組ませていただきます。強くてしなやかで、美しく親しみのあるお芝居をされる俳優さんです。「キングダム2 遥かなる大地へ」のキョウカイ役も、「耳をすませば」の雫役もどちらもすてきなのはすごいなぁと、昨年は思っておりました。
日常という戦場で、誰に褒められるわけではないけど、しっかりと逃げずに踏ん張って戦い続ける女性たちの物語です。そんな女性たちに神様はちょっとしたプレゼントをしてくれます。だからきっと大丈夫。ささやかだけど、視聴者の皆さんと共に今を生きる活力になるような物語を、丁寧につむいでいきたいと思っています。
番組情報
『日曜の夜ぐらいは…』
ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット
2023年4月スタート
毎週日曜 午後10時~
番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/drama_22_abctv/