北川景子「信長姿の岡田准一さんと初めてお会いした時、ぞくっとしました(笑)」『どうする家康』

ドラマ
2023年01月29日
『どうする家康』©NHK

松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか 毎週日曜 午後8時~ ほか)で、お市役の北川景子からコメントが到着した。

大河ドラマ第62作は、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を脚本家・古沢良太が新たな視点で描く『どうする家康』。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語だ。

北川演じるお市は織田信長(岡田准一)の妹。織田と徳川が盟約を結ぶのをきっかけに、家康と数奇な運命を共にすることになる。近江・浅井家に嫁ぐものの、信長のせいで乱世の渦に巻き込まれる。そして彼女が生んだ三人娘もまた、家康の生涯に大きく関わることに。北川のコメントは以下掲載。

北川景子 コメント

◆「どうする家康」におけるお市を、どのような人物として捉えているか

今回演じるにあたって、市について映像や史料で勉強しましたが、若いうちに2度も結婚しますし、初めは家や時代に翻弄された人なのかなという印象を受けました。
でも古沢さんの脚本を読み込む中で、翻弄されたというより、強い意思を持って、家系の存続のために何ができるかを考え続けた人なのだと印象が変わりました。流れに身を任せるのではなく、物心ついた時から、織田家のために何ができるかを考えてきたのだろうなと。それからは、役がつかみやすくなりました。
もし男で生まれたら、自分も戦力になりたいと思っただろうなという強さ、戦う気持ちを持っていて。織田家の一員であることに誇りを持ち、自分なりに家や兄に尽くしたいと考え、気高く生きた人なのだろうと思っています。

◆市にとっての信長の存在とは

信長の妹ではありますが、この作品では弟のような感覚があります。どんなに頑張ってもかなわない。けれど、「自分もこんな人になりたい」と尊敬して、背中を追い続けてきたのではないかと思います。
岡田さんが演じる信長は絶対的王者感があって、「この人には逆らえない」という圧倒的なオーラがあります。血を分けた兄ではあっても、何を言い出すのか分からない怖さはあったでしょうけれど、市にとってはずっと憧れだったのだろうと思います。
今回、岡田さんとは初共演です。信長姿の岡田さんと初めて現場でお会いした時、ぞくっとしました(笑)。
最初のリハーサルでは、緊張からかおなかから声が出せなかったのを覚えています。でも、市はそんな信長とも長年付き合ってきたのだな…と思って。岡田さんがいてくださることで、市としてもより一層強い気持ちでいようと思えるし、私自身としても『どうする家康』に出演されている偉大な先輩方とも堂々とお芝居していこうと、改めて自分を奮い立たせることができています。

◆市が思いを寄せる家康(元康)について

初めて脚本を読んだ時は、身近に完璧な兄がいながら、なぜ市は家康に引かれたのだろうと疑問に思いました。でも、幼い頃、川で溺れた市を助けてくれたシーンでも分かるように、家康には身分や家は関係なく市を気にかけてくれる、誰にでも分け隔てのない優しさや、自分を偽らないピュアな真っすぐさがあります。寝返り、裏切り合いの戦国時代の中ですし、特に織田家は「勝つか負けるか」「0か100か」という価値観。そんな中、全く異なる感覚を持ったところに、引かれたのだろうと今は思っています。

『どうする家康』©NHK

番組情報

大河ドラマ『どうする家康』
毎週日曜
NHK総合:午後8時~
BSプレミアム/BS4K:午後6時~

WEB

番組公式HP:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/
番組公式Twitter:https://twitter.com/nhk_ieyasu

©NHK

 

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