本田響矢と鈴木康介がW主演を務めるドラマ『ジャックフロスト』(MBSほか 毎週木曜 深夜1時20分ほか)が2月16日(木)からスタートすることが分かった。
『高良くんと天城くん』『永遠の昨日』『飴色パラドックス』など多種多様なBLドラマを提供してきたMBSのドラマシャワー枠×KADOKAWAが手掛けるBLドラマレーベル・トゥンクのコラボ第6弾は、初のオリジナル作品。新進気鋭の映画監督・安川有果と高橋名月が手掛ける“記憶喪失”BLに、今をときめく若手俳優・本田響矢と鈴木康介がW主演で挑む。
本作では、冬の東京を舞台に、記憶を巡って心を揺らす律と郁哉の恋が描かれる。事故に遭い、郁哉と付き合っていた記憶だけを忘れてしまう、天然で明るい性格のイラストレーターの奥沢律役には、本田響矢。本田は、“日本一のイケメン高校生”を決める「男子高生ミスターコン2016」でグランプリを受賞し、Popteenのメンズモデルとして活躍。ABEMAドラマ『ANIMALS-アニマルズ-』(2022)でツンデレ年下カメラマン役、ABC&テレビ神奈川『青春シンデレラ』(2022)ではクールな高校生役を熱演。テレビ朝日&TELASA『正しい恋の始めかた』(2023)では優しい先輩役を演じ、Z世代から圧倒的支持を集めている。
周りからはしっかり者と認識されているが実は少し抜けている、けなげな性格の文具メーカーの営業マンの池上郁哉役には、鈴木康介。鈴木は、ABEMAの恋愛リアリティーショー『白雪とオオカミくんには騙されない♥』(2019)で注目を集め、ドラマシャワー枠第3弾『高良くんと天城くん』(2022)では主人公の親友役を好演し話題となる。WOWOW『ソロモンの偽証』(2021)、TBS『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』(2022)、ABC『彼女、お借りします』(2022)、ABC『アカイリンゴ』(2023)と多くのドラマで全く異なる性格のキャラクターを演じ分け、2022年には5本のドラマに出演するほどの人気を誇る。
本作の監督・脚本を務めるのは、心の葛藤をまばゆく繊細に映し出す映画界注目の監督・安川有果と、瑞々しい感性で注目を集めるZ世代の気鋭監督・高橋名月。安川は2012年、「DressingUp」を監督。同作は第14回TAMA NEW WAVEでグランプリと最優秀主演女優賞を獲得した後、2015年に全国の劇場で上映され、第25回日本映画プロフェッショナル大賞の新人監督賞を受賞。その後はオムニバス映画への参加や舞台作品などを経て、長編第2作「よだかの片想い」(2021)で東京国際映画祭のアジアの未来部門に選出され、2022年映画芸術ベストテン第10位に選ばれるなど高い評価を受ける。
高橋は、高校在学中に執筆した「正しいバスの見分けかた」で第14回伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞短編の部グランプリを映画祭史上最年少の18歳で受賞。翌年自身でメガホンを取り、中条あやみ主演で映像化。2019年、同作が4年越しにシネマート新宿を中心に大阪、名古屋などで劇場公開。ほか監督作にドラマ『メンタル強め美女白川さん』(2022)、映画「左様なら今晩は」(2022)の脚本・監督を務める。
本田は「記憶喪失になった律は、どこからどこまでの記憶がないのかあやふやで、記憶をなくす前の律・なくした後の律、どちらも物語が存在しているので、その時々の感情を大切にして、撮影に臨んでいます」と役作りについて明かし、鈴木は「プレッシャーや不安はありますが、1つのシーンをとっても妥協することなく納得のいくまで丁寧に撮っていますので、このすてきな作品を皆様にお届けできるように頑張ります」とアピールした。本田と鈴木のコメント全文と安川監督、高橋監督のコメントは次ページに掲載。
奥沢律役:本田響矢 コメント
奥沢律役を演じさせていただきます、本田響矢です。脚本を読ませていただいて「記憶がないこと」「BLであること」、今まで生きてきた人生で経験のないことが2つありました。記憶喪失になった律は、どこからどこまでの記憶がないのかあやふやで、記憶をなくす前の律・なくした後の律、どちらも物語が存在しているので、その時々の感情を大切にして、撮影に臨んでいます。
また、郁哉との日々を重ねていくたびに純粋に愛しいと思う気持ちが自然に出てきました。
この作品はちょっと変わった恋のリスタート。郁哉との恋模様をぜひ楽しんで観てください!
池上郁哉役:鈴木康介 コメント
僕自身、初めての主演作品なので、お話を頂いた時は本当にうれしかったです。脚本を読ませていただいて、こんなにももどかしい両片想いの作品に出会ったことがなかったので、つい読み入ってしまいました。
今回演じさせていただく郁弥は、周りからは真面目と思われがちだけど実は少し抜けていたり、鈍感だったり世話したがりだったりするのですが、正直、自分と共通点が多く、郁哉を演じると自分の素をさらけ出している感じがして少し恥ずかしいです(笑)。
律役の本田さんとは何度か共演したことがあり、リハーサルや本読みの際には少し恥ずかしさや照れがあったのですが、実際クランクインすると本田さんは売れっ子イラストレーターの律になっていて、自分もスイッチが入り、恥ずかしいという気持ちから本当に好きだなという気持ちに変わっていきました。
プレッシャーや不安はありますが、1つのシーンをとっても妥協することなく納得のいくまで丁寧に撮っていますので、このすてきな作品を皆様にお届けできるように頑張ります!
監督:安川有果 コメント
本田響矢さんと鈴木康介さん、2人とも演技に対して真っすぐで、どこまでも真剣で、いつの間にか難役を自分のものにしていて、その軌跡を目撃することができた日々はとても充実していました。
カメラマン趙さんと照明森さんのコンビが織り成す映像美の中で、2人が愛し合ったり嫉妬に狂ったり、ただ日常を送ったりしている姿の全てを味わい尽くしてほしいです。
2人の素晴らしい俳優とこのドラマを作れたことを、早く自慢したいです。ぜひ、お楽しみにお待ちください!
監督:高橋名月 コメント
まずは「記憶喪失」という少し変わった設定にするりと溶け込んで、見事に演じ切った本田響矢さん、鈴木康介さんのお2人に大きな拍手を贈りたいです。撮影現場でも和気あいあいとした空気感を作ってくださったおかげでキャスト・スタッフ一丸となって撮影に挑むことができました。律と郁哉がそこにいれば、何げない日常も瑞々しく感じられて、特別ものになる。そんな作品です。ぜひご覧ください!
あらすじ
イラストレーターの奥沢律(本田響矢)と営業マンの池上郁哉(鈴木康介)。古びた喫茶店で知り合いやがて恋に落ち幸せな同棲生活を送っていた。しかし自由気ままに生きる律とそれに振り回される郁哉の関係に次第にすれ違いが生じる。ある冬の日のケンカの後、家を出た律はアクシデントに巻き込まれ意識を失う。目覚めると律は郁哉の記憶だけを失っていた。
2人の関係性をゼロからやり直したいという思いから郁哉は律に付き合っていた事実を伏せて共同生活を再開。ところが律は記憶を取り戻すため、自分のなじみの場所に連れて行ってほしいと言いだす。気が乗らない郁哉だったが、2人で交際の軌跡をたどる“旅”を始めることになる。初めて出会った喫茶店、いつも散歩していた川辺の道、付き合う前に2人で旅した場所……。甘い記憶とほろ苦い記憶、2人の時間が郁哉の脳裏を過る。一方律は記憶を失ったまま、次第に郁哉に引かれていく自分に気づき――。
番組情報
ドラマシャワー『ジャックフロスト』(全6話)
MBS:2023年2月16日(木)スタート
毎週木曜 深夜1時29分~
テレビ神奈川:2023年2月16日(木)スタート
毎週木曜 深夜1時~
群馬テレビ:2023年2月21日(火)スタート
毎週火曜 深夜0時30分~
とちテレ:2023年2月22日(水)スタート
毎週水曜 深夜1時~
テレ玉:2023年2月23日(木)スタート
毎週木曜 午後11時~
チバテレ:2023年2月23日(木)スタート
毎週木曜 午後11時~ ほか
<配信>
TVer、MBS動画イズム、GYAO!で見逃し配信1週間あり
出演:本田響矢、鈴木康介
脚本:安川有果、高橋名月、船曳真珠
監督:安川有果、高橋名月
原案:窓霜
音楽:坂東邑真
制作プロダクション:ヒューマックスシネマ/協力プロダクション:NeedyGreedy
製作:「ジャックフロスト」製作委員会・MBS
公式サイト:https://www.mbs.jp/jackfrost/
公式Twitter:@tunku_shower
公式 Instagram:@tunku_shower
©「ジャックフロスト」製作委員会・MBS