桐谷健太主演×福田靖脚本によるドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後9時~)が、4月スタート。主演の桐谷、脚本を担当する福田、服部宣之ゼネラルプロデューサーよりコメントが到着した。
唯一無二の表現力を誇り、どんな役にも抜群の人間力をにじませる俳優・桐谷健太。『HERO』『ガリレオ』シリーズ、『未来への10カウント』『DOCTORS 最強の名医』など、大ヒットドラマを多数生み出してきた脚本家・福田靖。国民的認知度を誇る2人が、今回3年ぶりに再タッグを組む。
福田がオリジナル脚本を務めた『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』で、桐谷が演じた元体育教師の異色刑事・仲井戸豪太がさらにパワーアップし、港町・横浜を舞台に疾走。サスペンス&コミカルに、事件にまつわる全ての人々を群像劇で描いていく。
桐谷演じる主人公の仲井戸豪太は、昨今重視されるコンプライアンスなど「?」状態で、「とにかく犯人を逮捕して、被害者に感謝されたい」と躍起になる元体育教師の刑事。デリカシーがなかったり、昇進も気になるといった人間的に未熟な部分を残す一方、地域住民との触れ合いを大切にするような人情味あふれる姿勢を貫き、己の足と刑事の勘、元教師の情熱を生かした捜査を行う。
そんな仲井戸豪太の前に立ちはだかるのは、「人を裁くには法が全て。人生経験や人情など関係ない」と言い放つ、“日本屈指の頭脳”を持つ検事チーム。さらに新たに司法サイドから、通常の刑事ドラマではほぼ登場することのない、「唯我独尊の判事(裁判官)」も参戦することに。
ドラマではパッと出がちな逮捕令状や家宅捜索令状など、必要な証拠を集めた刑事からの請求を、ほかでもない判事(裁判官)が認めなければ発行されないのが現実。検事が求める“被疑者の勾留請求”やその延長についても、判事が決定権を握っている。
しかも独立性の原則から上司や組織の目を気にする必要がない判事は、組織のしがらみも多い刑事や検事にとって、いわば目の上のたんこぶ、難攻不落の存在。
「令状→逮捕→送検→起訴→令状→裁判」という一筋縄ではいかない過程の中、学歴も身分も収入も資格も捜査方針もまったく違う、決して交わらない人々が真っ向からぶつかり、交わっていく姿を描く本作。さまざまな事件をきっかけに渦巻く大人のビターな群像劇を、老若男女問わずクスッと笑えるユーモアも交えながら軽快に描く新感覚のサスペンスコメディとなっている。
キャスト、スタッフのコメントは次ページに掲載。