萬田久子演じるグランマが日常で起きる問題を一刀両断『グランマの憂鬱』4・8スタート

ドラマ
2023年02月22日
『グランマの憂鬱』
『グランマの憂鬱』百目鬼ミキ(萬田久子)©東海テレビ

4月8日(土)から『グランマの憂鬱』(東海テレビ/フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分〜深夜0時35分)がスタートする。その主人公・グランマ役を務める萬田久子から、コメントが到着した。

ある“村”で代々総領職を務める主人公・グランマ(百目鬼ミキ)の元に寄せられる、現代を生きる人々の切実な悩み。「老害なんて言われるようなババァには死んでもなりたくないね」というグランマは、豪快かつ繊細に持論を繰り出し、あらゆる世代の家族、移住者、訪問者と向き合い、“愛ある喝!”で身近な問題を1つひとつほぐしていく。

高口里純 「グランマの憂鬱」(双葉社 JOUR COMICS)を原作とする本作。「グランマ」が時に孫と、時に村の個性あふれるキャラクターたちと、日常で巻き起こる家族・仕事・生活の問題を一刀両断していく“痛快ほっこり物語”だ。

萬田久子が演じる百目鬼ミキは、百目鬼村・百目鬼家の生まれ。夫を早くに亡くし、長らく村の総領職を務め一目置かれた存在。美人で才女、背筋もピシッとしており、所作は無駄なところがない。

百目鬼村の昔なじみの村民は、ミキに親しみを込めて「大奥さま」と呼んでいる。村で問題が起こると、村長をはじめ、みんながミキのもとに相談に来る。そして、ミキは問題の本質を見極め、どんな相手にも臆さず一喝。バッサリ斬ってゆく。

とある春、離れて暮らしていた息子家族が百目鬼村でミキと暮らすことになるのだが、息子は仕事のため、先に嫁の由真と6歳の孫娘・亜子が同居を始める。ミキは自分の子供ですら距離を置く性格にも関わらず、孫娘の亜子はミキにとても懐き「グランマ」と呼び始める。

今回の発表に際して、萬田は「ミキの『喝』と亜子の素直な言葉には、実は共通する部分があると思っています。だから年齢に関係なく、孫娘の胸を借りてミキを演じるつもりです。ぜひ土曜の夜を楽しみにしていてください」とメッセージを寄せた。コメント全文は下記に掲載。

萬田久子 コメント

私が演じる百目鬼ミキは、しっかりとした芯のある女性。そういう女性は少なくありませんが、彼女は自分の思いをしっかりと口にして相手に伝えることができる。だから強いのだと思います。私とはほど遠いキャラクターではありますが、「自分もこういう役を演じる年齢になったんだな」と、ちょっと感慨深いですね(笑)。
私は「Age is just a number(年齢なんて、ただの数字よ)」という言葉が大好きです。今回コンビを組む6歳の孫娘との関係も、まさにその言葉通り! ミキの「喝」と亜子の素直な言葉には、実は共通する部分があると思っています。だから年齢に関係なく、孫娘の胸を借りてミキを演じるつもりです。ぜひ土曜の夜を楽しみにしていてください。

原作・高口里純 コメント

「ドラマ化はいつ?」
周囲でも頻繁に言われはじめてちょっと期待していた今日この頃。こうして実際それがかなうと、あらためてシニアの時代じゃん! と思ったものでした。連載に当たっておばあちゃんが主役って大丈夫か? と不安だったのですが、今では高口の代表作の1つになりました。皆さまのおかげ。ありがとうございます。
ドラマに関しては別物という認識でいたほうがいいのかなとは思うものの、やはりとても楽しみです! 読者の皆さまもぜひ、生のグランマの「喝!」と亜子ちゃんの愛らしさに癒やされてくださいね。

プロデューサー(東海テレビ 中頭千廣)コメント

日常でふと、すてきな「人生の先輩」と出会えることの喜びは代えがたい経験です。迷ったり悩んだりした時、その背中を思い出せる存在があるのは、とてもありがたいことですし、勇気をもらえます。憧れて、人生の指針になる存在。今回ドラマ化させていただくコミック『グランマの憂鬱』のグランマ・ミキさんは、まさにそんな存在です。
いつの時代も普遍的に変わらない悩みの代表の人間関係を、グランマがどう導くのか。当たり前のことすら発言しづらい現代に今一度、喝を入れるグランマ役に萬田久子さんをお迎えして、架空の村ならではのエンタメ要素も交えた、痛快人情“喝”劇を土曜の夜にお届けします。どうぞご期待ください。

ストーリー

美しく雄大な里山風景が広がる百目鬼村では、百目鬼家の座敷に村人が集まって定例の御前会議が行われていた。村人たちの小競り合いをズバズバさばいていく総領のミキ。「隣の柿の木が邪魔だ!」「お前の家の桜の木も邪魔だ!」と隣人たちが悶着すると「そんなら2本ともあたしがぶった切る!」と喝破。たじろぐ村人に、「花が咲き、実を結ぶ季節も、そうでない季節も楽しんでこその人生だ」と諭すと、庭木のことで揉めていた2人の気持ちが不思議とおさまっていく…。
そして、村長から「おらだおらだ詐欺」の発生が伝えられると、村で暮らすヨネと孫の達也が現れる。達也は、ヨネが詐欺で50万円をだまし取られたと言い、“村の積立金”から補償してほしいと訴える。詐欺被害を大ごとにしたくないヨネと、何としても村の積立金を欲しがる達也。思案の末、ミキは支払うことを決める。
その後、積立金を受け取りに達也がやってくると、ミキは「東京で友達はできたか?」と尋ねる。「それなりに…」と達也が答えると、ミキは「本当の友達か?」と畳みかける。村のあちこちにかかってきた詐欺電話の主は方言を使いこなし、村の事情にも精通していたのだ。「おらだおらだ詐欺をやったのは達也だね?」とミキは鋭く問い詰めた。
また、ミキが散歩に行こうとすると、決まってついてくるのが孫の亜子。愛らしく自然が大好きな6歳児だ。母の由真と父とともに横浜で暮らしていたが、百目鬼村に越してきた。しかし、ある時、何かを隠しているようで…。ミキは何に気づいたのか。

番組情報

『グランマの憂鬱』全8話(予定)
東海テレビ/フジテレビ系
2023年4月8日(土)~5月27日(土)
午後11時40分~深夜0時35分

企画:市野直親(東海テレビ)
原作:高口里純 「グランマの憂鬱」(双葉社 JOUR COMICS)
脚本:森脇京子、阿久津朋子、遠山絵梨香、的場友見
音楽:鈴木ヤスヨシ
演出:岡野宏信、長尾楽、雨宮由依ほか
プロデューサー:中頭千廣(東海テレビ)、小林和紘(FCC)、浅野澄美(FCC)
制作:東海テレビ FCC

©高口里純/双葉社

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