山田裕貴が主演を務める4月期の金曜ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)に、上白石萌歌の出演が決定。上白石人と宮﨑真佐子プロデューサーからコメントが到着した。
8時23分、いつもと変わらない朝。都心へと向かう電車では、SNSをチェックしたり動画を見たりとほとんどの乗客がスマートフォンを見ていた。昨日と同じ今日を迎える、誰もがそう思っていた。
しかし、突如として都心へと向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまう。SNSはおろかスマートフォン自体が役に立たない世界に突然放り出された乗客たち。偶然か運命か…乗り合わせていた乗客たちによる、生き抜くためのサバイバル生活が幕を開ける。
この物語は、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが突如、前代未聞の出来事に巻き込まれ、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能のヒューマンエンターテインメントだ。
これまでに、偶然電車に乗り合わせた主人公・萱島直哉役で山田裕貴、同じく乗り合わせた白浜優斗役で赤楚衛二の出演が発表されているが、新たに上白石萌歌の出演が決定した。上白石は2011年に行われた第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得し、2012年に女優デビュー、2019年には「第42回日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞。『義母と娘のブルース』シリーズをはじめ、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019年)やNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』(2022年)などに出演し、近年はドラマ、映画のみならず歌手としても活躍。若手の演技派女優として存在感を増し続けている。
そんな上白石が本作で演じるのは、未来の荒廃した世界にワープしてしまう電車に偶然乗り合わせてしまった乗客の1人で、高校の体育教師・畑野紗枝。教師としての経験が浅く、気合と元気が空回りしてしまうこともあるため、いつも他人からの見られ方を気にして、笑顔を取り繕ってしまう心根の優しい女性だ。感情を内に秘めているが、いざという時に周りがビックリするような決断をすることも。そんな紗枝が偶然乗り合わせた乗客たちと出会い、サバイバル生活で喜びや苦悩を経験し、生きる意味を問い直す。一人の女性としてのしなやかさと強さを得て成長していく姿にも注目だ。
そして実は、優斗に以前から好意を寄せていて、しかしそんな紗枝の想いに気づくのは直哉で…。極限下で3人に生まれるのは愛か、友情か。3人それぞれの思い、関係性はどんな結末を迎えるのか。
上白石は「こんなにも展開が想像できない作品は初めてで、ドキドキしながら脚本を読みました。どんなシチュエーションで、どんなお芝居が繰り広げられるのか全く想像がつきませんが、きっと皆さんに楽しんでいただける作品になるはずです」とコメントしている。上白石と宮﨑プロデューサーのコメント全文は次ページに掲載。