神木隆之介が主演を務める2023年度前期連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合ほか 4月3日(月)スタート)に、新たにディーン・フジオカ、宮野真守、宇崎竜童、三山ひろし、要潤、田中哲司、奥田瑛二、鶴田真由の出演が決定。各キャストよりコメントが到着した。
連続テレビ小説第108作『らんまん』の主人公は、槙野万太郎。日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルとしている。明治維新から大正、昭和、そして未曽有の敗戦と、激動の時代の渦中でただひたすらに愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた人物だ。
このたび、万太郎が出会い、その運命に大きな影響を与えていく、物語の鍵を握る人々を演じる8名の出演者が決定した。土佐の脱藩浪士・幕末の志士で、幼い万太郎が運命の出会いを果たす天狗・坂本龍馬役をディーン・フジオカ、高知の自由民権運動家で、進むべき道に迷う万太郎に「自由」とは何かを語る早川逸馬役を宮野真守。
もとは土佐の漁師だったが遭難してアメリカに渡ったジョン万次郎、中濱万次郎役を宇崎竜童、高知の呉服商「仙石屋」の主人で昔から得意先の「峰屋」に出入りしている浜村義兵衛役を三山ひろし、東京大学植物学教室の初代教授で、万太郎の人生を大きく変えることになる人物・田邊彰久役を要潤。
東京大学植物学教室の助教授で、小学校中退の万太郎が植物学教室に出入りすることに強く反発する徳永政市役を田中哲司、大畑印刷所の工場主で植物学雑誌発刊のため石版印刷技術を習得しようとする万太郎を受け入れる大畑義平役を奥田瑛二、大畑義平の妻で、夫と同じくチャキチャキの江戸っ子・大畑イチ役を鶴田真由が務める。宮野、三山、鶴田は本作が連続テレビ小説初出演作となる。
発表にあたり、ディーンは「天狗役を演じるにあたり、坂本龍馬らしい印象強い土佐弁と、おおらかな性格を意識して演じさせていただきました。主人公の万太郎が植物学の道を進むきっかけとなる重要なシーンに登場しますので、ぜひご期待ください」と。
宮野は「連続テレビ小説には初めての出演になりますが、主人公・槙野万太郎に影響を与える重要な役を担わせていただき、とても光栄に思っております。現場では万太郎役の神木隆之介君が、天使のような笑顔で迎え入れてくれたので、終始楽しく撮影させていただきました」とメッセージを寄せた。新キャスト8名によるコメント全文は以下を参照。
天狗・坂本龍馬役 ディーン・フジオカ コメント
自分にとってそれまで縁が遠のいていた母国・日本に、本当の意味で帰国するきっかけを作ってくれた恩人が五代友厚でした。その五代さんとも親交がある坂本龍馬を演じさせていただけたことをとても光栄に思います。
天狗役を演じるにあたり、坂本龍馬らしい印象強い土佐弁と、おおらかな性格を意識して演じさせていただきました。主人公の万太郎が植物学の道を進むきっかけとなる重要なシーンに登場しますので、ぜひご期待ください。
早川逸馬役・宮野真守 コメント
私は今回、自由民権運動を先導する早川逸馬を演じさせていただきます。
連続テレビ小説には初めての出演になりますが、主人公・槙野万太郎に影響を与える重要な役を担わせていただき、とても光栄に思っております。早川逸馬のシーンは民衆に訴えかける、派手で情熱的な演説が印象的ですが、普段は冷静でクレバーな部分があり、そこにもカリスマ性を感じられるようにと、監督と相談し合いながら進めていきました。
現場では、万太郎役の神木隆之介君が、天使のような笑顔で迎え入れてくれたので、終始楽しく撮影させていただきました。
皆さまの心にも残る存在になれたらうれしいです。どうぞ、放送を楽しみにお待ちください。
中濱万次郎役・宇崎竜童 コメント
実在の人物を演じることは、御本人の生きざま、類いまれな実体験を知れば知るほど、途方に暮れて、とにかくせりふは覚えて行こう、現場で監督のご指示に従えるよう自分では何も考えずに行こうと決めたのですが高知弁の方言でまず足踏みすることになりました。しかし二人の若者·神木隆之介さんと宮野真守さんの演技に圧倒されながら明るく、若いスタッフ、キャストからの刺激をいただきながら人と人の磁力を強く感じた現場を体験致しました! ありがとう皆さん!!
浜村義兵衛役・三山ひろし コメント
今回、初めてテレビドラマに出演をさせていただきました。しかもNHKの連続テレビ小説『らんまん』です。
何もかもが初めてでしたがとても良い経験ができました。仙石屋 義兵衛役を務めさせていただきました。
ふるさと土佐弁でイケるということで少しは安心しましたが、方言指導の先生に分かりやすく伝わるようご指導いただきました。
撮影でのエピソードですが松坂慶子さんと同じ画面に映っているというだけでも光栄なことなのにお互いにせりふを交わし合うことができた、ということが私の人生において大変な誉れであると感動しました。松坂慶子さんという大女優のオーラと優しさと威厳をすごく感じる撮影でした。
この連ドラを通して高知県の素晴らしさを皆さまに知っていただきより多くの方々に高知に来ていただきたいと願っています。皆さまぜひ『らんまん』をご覧ください。三山ひろしも出ちゅうぜよ!
田邊彰久役・要潤 コメント
朝ドラは個人的には『まんぷく』以来の参加となります。監督や何人かのスタッフは懐かしい顔ぶれの方がいて、古巣に戻って来たような気持ちです。私が演じる田邊教授は東大の教授です。もちろん英語も堪能で、万太郎には大きな影響を与えた人物だとうかがっております。その存在感に劣らぬよう精いっぱい演じさせていただきたいと思います。お楽しみに。
徳永政市役・田中哲司 コメント
実家が造園業ということもあり、元々植物好きな僕にとって『らんまん』は、まさに大好物。
セットや小道具、衣装、そしてせりふに触れているだけで、ワクワクしてる自分がいます。
東京大学助教授のカタブツで凡人の徳永という役も、何とも味わい深く、愛くるしい人物です。
現場初日から体になじんでいる感覚がありました。これから東大の仲間たちと共に、万太郎とどういう関係になっていくのか、とても楽しみです。
大畑義平役・奥田瑛二 コメント
小生、敬愛してやまない植物学者、牧野富太郎のドラマに出演することになった。
まさに青天の霹靂である。どんな役を依頼されるのか期待に胸は膨らんだ。
「おー! その役ですか」役柄は放送をご覧になれば分かること、とやかく説明するのはよしにして、言えるのは、今までに経験したことのない人情味あふれる江戸っ子かたぎ100パーセントの役と申し上げておきましょう。さてさて、自分でも不安と期待が行ったり来たり…渾身満力で臨みます。
大畑イチ役・鶴田真由 コメント
初めての「連続テレビ小説」への出演となります。
憧れ続けた朝ドラの出演が、神木隆之介さん主演の『らんまん』でかない、とてもうれしく思います。台本を読むたびに、そこには笑いあり涙ありのすてきな人間模様が描かれていて、それを素晴らしい役者さんたちと共に演じられることがとても楽しみです。
今回の役は東京で印刷所を営む奥田瑛二さん扮する大畑義平の妻・イチです。
葛藤がありながらもひょうひょうと自分の道を歩み続けている神木さん演じる槙野万太郎とは対照的に、イチはぶっきらぼうですが熱く人間味がある、そんなチャキチャキの江戸っ子です。
その対比を夫役の奥田瑛二さんと共に面白おかしく作り上げていきたいと思っています。楽しみにしていてください。
番組情報
連続テレビ小説『らんまん』(全130回)
NHK総合ほか
2023年4月3日(月)スタート
毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか
WEB
公式Twitter:https://twitter.com/asadora_nhk
公式Instagram:https://www.instagram.com/asadora_ak_nhk/
公式ホームページ:https://nhk.jp/ranman
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