門脇麦が主演を務める水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系 毎週水曜 午後10時)で、児玉交響楽団の楽団員を演じたメンバーが続々クランクアップを迎えた。
本作は、地味な市役所職員として働いている元天才ヴァイオリニストの主人公が、強引すぎる変人マエストロと共に地元のポンコツオーケストラを立て直す音楽エンターテインメントドラマ。
国際コンクールを総なめ、名門オーケストラと共演を果たし、“天才ヴァイオリン少女”の名を欲しいままにした谷岡初音(門脇)は10年前、とある理由で表舞台から突如、姿を消した。二度と舞台には立たないと心に決めた初音だが、強引すぎる変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラ・児玉交響楽団(通称・玉響)を立て直すことに。しかし2人の前には、数々の障害と強敵が出現する。
玉響と高階フィルの対決が行われるシンフォニーホールでの撮影でクランクアップとなり、スタッフから大きな拍手で迎えられ一人ひとり花束を渡された児玉交響楽団メンバーたち。玉響のムードメーカー、トランペット首席・ヨーゼフを演じたロイック・ガルニエは「キャストの皆さん、スタッフの皆さん、僕は『リバーサルオーケストラ』の素晴らしいチームの皆さんの中の一人になれて誇りに思います。ドラマすごく楽しかったぁー!」とコメント。
ファーストヴァイオリン松本弓香を演じた行平あい佳は「初めての連ドラのレギュラーが『リバーサルオーケストラ』で本当に光栄でした。(ヴァイオリンの)練習は孤独でしたが、皆さんがいたおかげで撮影が毎日楽しみでした、ありがとうございました!」を笑顔を見せた。
スパイ疑惑がかけられたものの玉響のために暗躍していたことが第9話で発覚した、オタクキャラで人気のセカンドヴァイオリン、土井琢郎を演じた前野朋哉は、第3話で披露した“セカンドヴァイオリン”ラップの新作披露を求められ「絶対無理です(笑)」と断り、笑いに包まれた。
さらに「8月から練習して、撮影する前から皆さんと共演しているつもりでした、いろんなトラブルを乗り越えながら、苦しかったし楽しかった…」と思い出を語っていると、ヨーゼフ役のロイックに「はい! お疲れさまでしたー!」と割り込まれるハプニングも。「本当に皆さんに感謝しております! 僕の次男がドラマを見てヴァイオリンをやりたいと言い出しました! ドラマがしっかりと刺さっているなと実感したところです。ありがとうございました!」と感謝を伝えた。
第3話からサプライズで登場したティンパニの藤谷耀司を演じた渋川清彦は「ティンパニは孤独を感じることもありましたが、苦しいけど楽しい」と劇中の感動的なせりふを交えながら、最後は「楽しかったです! アディオスアミーゴ!!」と。
ヴィオラの桃井みどりを演じた濱田マリは「このようなビックチャレンジをする機会を与えてくださってありがとうございます。皆と一緒だったから頑張れたと思います。玉響メンバーであることを誇りに思います。私は楽器を続けるつもりなので、同じく続けるあい佳ちゃんと、前野さんのところの次男くんと一緒に演奏できたらなと思います」とにっこり。
チェロ首席・佐々木玲緒を演じた瀧内公美は「本当に、長かったです」とコメントすると一同からは笑いが。「こんなに大変な毎日になるとは思いませんでした、でも楽しい現場を過ごせて感謝しています。演奏では苦労もありましたが、キャストスタッフのみんながいたから乗り切れたと思います。最終回楽しみにしています!」と語った。
オーボエ首席・穂刈良明を演じた平田満は「人生で最初で最後の音楽ドラマが『リバーサルオーケストラ』で良かったと思っています。過酷なスケジュールの中、ここまで来られたのもキャスト、スタッフのおかげだと思っています。いいチームでした、本当にありがとうございました!」と笑いを交えてコメントした。
番組情報
『リバーサルオーケストラ』最終話
日本テレビ系
2023年3月15日(水)午後10時
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