2023年秋放送のドラマ10『大奥 Season2』(NHK総合)に、鈴木杏、玉置玲央、村雨辰剛の出演が決定し、コメントが到着した。
3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした、よしながふみ作の「大奥」。ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いたこの傑作コミックを原作に、3代将軍家光から8代将軍吉宗までの物語をドラマ化。3月14日(火)に最終回を迎えた。
2023年秋放送のSeason2では、吉宗の遺志を継ぎ若き医師たちが「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を初めて映像化。
脚本は、向田邦子賞や橋田賞を受賞し、『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎』など数々のヒット作を生み出してきた森下佳子が引き続き執筆。“安全な暮らし”“信頼できる絆”“平和”への願いに時代を超える普遍的なまなざしで向き合い、今なお困難な時代を生きる人々の心に勇気と希望を届けていく。
そんな『大奥 Season2』に3名の出演が決定。新進気鋭の本草学者で赤面疱瘡の解明に動く平賀源内役を鈴木杏、お三の間奉公から右筆助となり、青沼(村雨辰剛)の補佐をする黒木を玉置玲央、オランダ人と丸山遊女の間に生まれ、長崎で育ち、大奥入りしてからは蘭方医学の講義をするかたわら、赤面疱瘡撲滅を目指す青沼役を村雨辰剛が務める。3名によるコメントは以下に記載。
平賀源内役・鈴木杏 コメント
『大奥』という壮大な作品に参加できること、また「平賀源内」を生きることができる光栄に、震えています。源内はかっこよくて、チャーミングで、知的で、ひょうきんで、天才であり奇才…と、多面的でとても魅力的な人物です。あまりにすてきな人なので、私に務まるのかと不安もありますが、その命を、魂を、大切に、演じたいです。
黒木役・玉置玲央 コメント
黒木を演じさせていただきます玉置玲央です。このような形で『大奥』に参加させていただけることを光栄に思います。作品世界を取り巻く赤面疱瘡という病気との闘い、そして青沼を始めとするたくさんの人々との出会いを通して、大奥の状況の変化とはまた違った、黒木といういち人間が変化していく様を楽しんでいただけたら幸いです。
Season2、どうかどうかお楽しみに。
青沼役・村雨辰剛 コメント
日本の伝統文化や歴史を大好きな僕が、『大奥』という皆さんに愛されている作品で、青沼という役を演じられること、とても光栄です。
今回いただいた役、『大奥』の中でとても重要な部分だと思っております。
僕の夢でもありました、漫画原作、時代劇この2つの夢をかなえていただいたうれしさと、青沼という大役をいただいた責任感でいっぱいです。皆さまの心に残る演技を精いっぱい頑張ります。
番組情報
ドラマ10『大奥 Season2』
NHK総合
2023年秋放送
公式Twitter:https://twitter.com/nhk_oooku
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