現在放送中の竜星涼主演ドラマ『スタンドUPスタート』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分)に、出演している反町隆史がクランクアップを迎えた。
原作は、『ドロ刑』の福田秀が描く「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で現在も連載中の大人気コミック。「資産は人なり」「資産を手放す投資家はいない!」という理念を持つ、投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(竜星)が、自称“人間投資家”として、過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦など、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資。「スタートアップ(起業)」で再び生きる希望を取り戻させていく、“人間再生ドラマ”だ。
本作で、大海(小泉孝太郎)と大陽ら三星兄弟の叔父であり、「三ツ星重工」副社長の三星義知役を演じた反町。約10年ぶりのフジテレビ系連続ドラマ出演となった。最後のシーンを撮り終えると、スタッフから「三星義知役、反町隆史さんオールアップです!」というかけ声と共に大きな拍手が。
そして、反町のアップをお祝いするためにサプライズで竜星が花束持って駆けつけた。しかし反町はあえて驚かず、「竜星、ごめんね。ビックリしないで…。何となく察してたから(笑)」と予想外のリアクションを返し、現場は笑いに包まれた。
そんな和やかな空気の中、反町は「フジテレビのドラマは、10年ぶりに出演させていただきました。久しぶりに呼んでいただき、うれしかったです。特にうれしかったのは…昔は『ビーチボーイズ』や『GTO』では、スタッフさんは男性が圧倒的に多かったんですよね。でも、今は女性のスタッフさんも多くて、“女性が活躍する時代だな”ってあらためて感じられました」とコメント。
そして、本作でフジテレビ系連続ドラマ初主演を務めた竜星に反町は、「(後輩の)竜星が初主演ということで、僕も少しでも力を貸せればな、と思っていました。主演は特にせりふの量が多く、主演を務めている人にしか分からない大変さがあり、竜星自身大変だったと思います。残りの最後のシーンまで思う存分、力を出し切って、楽しんで撮影してください! ありがとうございました」と竜星へのエールと共に、キャスト・スタッフに感謝の言葉を述べた。
3月22日(水)放送の第10話では、最終話を目前にいよいよ反町演じる義知と「三ツ星重工」との過去の因縁が明らかに。また、義知の暗躍により、「三ツ星重工」社長である大海は窮地に陥る。そんな兄の大海を救うべく、動き出す大陽…。果たして、大陽&大海ら三星兄弟VS叔父・義知の三星一族の対決の行く末は。
第10話(3月22日(水)放送)あらすじ
三星大陽(竜星涼)は、小野田虎魂(吉野北人)、林田利光(小手伸也)、音野奈緒(安達祐実)と共に、立山隼人(水沢林太郎)が操作するドローンが映し出す映像を見ていた。隼人は、この技術を使って、新たなビジネスを展開したいらしい。
そこに、大陽の専属秘書・M(雨宮天)から緊急の連絡が入る。「三ツ星重工」で長年に渡り検査不正が行われていたという記事が出たのだ。同じ頃、「三ツ星重工」では臨時役員会議が開かれ、副社長の三星義知(反町隆史)は、社長・三星大海(小泉孝太郎)の責任問題に言及する。同様に、株主からも大海の責任を問う声が。
会議後、社長室長・高島瑞貴(戸次重幸)は慎重な対応を求めるが、大海は「これまで山口浩二(高橋克実)や加賀谷剛(鈴木浩介)の“山谷コンビ”など、優秀な人材もルールにのっとり処分してきた」と返す。高島は、「一連の不祥事が義知による陰謀だと分かっていながら屈するのか」と問いかけるが…。
一方、大陽への復讐心から義知の下で暗躍してきた八神圭吾(栁俊太郎)は、東京英明大学の大学生・三上珠緒(田鍋梨々花)と准教授の河野幸(星野真里)が進めている研究に協力するそぶりを続けていた。「人を切るのに重要なことはタイミングだ」という義知に対し、八神は「大陽のすべてを奪うためにもう少し時間がほしい」と答え…。
番組情報
『スタンドUPスタート』
フジテレビ系
毎週水曜 午後10時~10時54分
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/stand_up_start/
公式Twitter:@stand_up_start
公式Instagram:standupstart_fujitv
©フジテレビ