竜星涼主演ドラマ『スタンドUPスタート』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分)の第10話が、3月22日(水)に放送された。
原作は、『ドロ刑』の福田秀が描く「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で現在も連載中の大人気コミック。「資産は人なり」「資産を手放す投資家はいない!」という理念を持つ、投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(竜星)が、自称“人間投資家”として、過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦など、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資。「スタートアップ(起業)」で再び生きる希望を取り戻させていく、“人間再生ドラマ”だ。
ついに“三ツ星”の不正が世間へ露見し、開かれた臨時役員会議に出席する大海(小泉孝太郎)、義知(反町隆史)、高島(戸次重幸)。義知は大海の社長辞任をほのめかしていく。また、義知の横で三上(田鍋梨々花)と電話をしている八神(栁俊太郎)。“三ツ星”が大変な状況のため、と適当な理由をつけて研究施設提供の話をはぐらかす。そして、八神は「大陽の全てを奪いたい」と語り、義知は大海を追放して“三ツ星”のトップに立てないならば崩壊しても構わない姿勢を見せていく。
義知は匡邦(大友康平)、大海、大陽に対して強い憎しみを抱いていた。“三ツ星”の業績不振を前に義知が、“三ツ星”・匡邦のために手段を選ばずに行動して業績を回復させるも、圧力をかけた取引先の社長が自らの命を絶ってしまう事件が起きた。この事件を受け、匡邦は義知を追放。その後、大陽と大海が未来の“三ツ星”の話をしている姿を見て義知は憎しみと怒りを露わに…。
そして記者会見で大海が社長を辞任することを発表。大陽は高島に頼み、大海と話が出来る席を設けてもらい、直接大海に社長辞任について問いただすも、大海は聞く耳を持たない。大海は義知に大陽についても脅されていたのだった。
その頃、三上と河野(星野真里)と今後について打ち合わせをする八神。八神の進まない現状、大陽への強い拒否反応に対して河野はどこか不信感を募らせていた。数日後、八神は河野に呼び出され、再度今後についての打ち合わせが行われることに。そこに突然、大陽が現れる。
大陽は八神が義知に電話で報告している姿を撮影し、河野に見せていた。そして三上たちにスタートアップを勧めに来た大陽の真意は三上たちの研究を使って、今の“三ツ星”と戦うこと。その様子に八神は話をさえぎりながら、自身の過去の話をするとともに大陽に今までの怒りをぶつける。すると、大陽は八神に謝罪をして、自分の八神への思いを語った。それを聞いた八神は何も言葉が出ず…。その後、八神に今回の事の顛末を聞いた義知は「結果を出せ」と言葉を残す。
数か月後、義知の権力の勢いは増すばかり。取引相手に圧をかけて不当な取引を行わせ、周囲の社員に対しては権力で従わせていた。そんな様子をそばで見ながら、八神はどこか戸惑いを見せていた。一方、大陽は大海に共に打倒“三ツ星”を掲げて手を組むことを提案。次回の最終話では、“三ツ星”と“三星兄弟”の正面からの最後の戦いが始まる。
最終話あらすじ
三星大陽(竜星涼)は、”三ツ星重工“の社長の座を追われた兄・大海(小泉孝太郎)に「スタートアップしよう!」と持ちかける。小野田虎魂(吉野北人)や林田利光(小手伸也)、羽賀佳乃(山下美月)、武藤浩(塚地武雅)、山口浩二(高橋克実)、加賀谷剛(鈴木浩介)の面々など、これまで大陽が出会ってきた最高の仲間と言う名の”資産の力“を結集させて、国交省による次世代インフラ長寿化技術のプロポーザル〈企画競争入札〉に応募し、”三ツ星重工“に勝とうというのだ。そのために大陽は、東京英明大学の三上珠緒(田鍋梨々花)や准教授の河野幸(星野真里)と共に研究してきた、動物の血管の裂傷を見つけることが出来る技術を応用して、インフラ内部の劣化を判別するシステムを確立しようとしていた。
だがこの公募は、大海が社長だった頃から“三ツ星重工”が入念な準備を進めてきた案件であり、大海の後を継いで新社長に就任した叔父の義知(反町隆史)と部下になった八神圭吾(栁俊太郎)らの裏工作もあって、“三ツ星重工”の勝ちは最初から決まっているような状況だった。
「寄せ集めのチームで三ツ星に勝てるわけがないだろう。わざわざ負けにいく必要はない。今ここで引き返せ」と大海は、大陽に告げて去っていく。
一方、大陽が義知に挑む形となったこの闘いは、“三星家対決”としてマスコミからも注目を集め始め…。
番組情報
『スタンドUPスタート』
フジテレビ系
毎週水曜 午後10時~10時54分
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/stand_up_start/
公式Twitter:@stand_up_start
公式Instagram:standupstart_fujitv
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