志田未来「氏真役の溝端淳平さんと話し合いながら、真摯に向き合って作っていけました」『どうする家康』

ドラマ
2023年03月26日
『どうする家康』©NHK

松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか 毎週日曜 午後8時~ ほか)で、糸役の志田未来からコメントが到着した。

大河ドラマ第62作は、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を脚本家・古沢良太が新たな視点で描く『どうする家康』。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語だ。

志田演じる糸は、今川・北条・武田が三国同盟を結んだ折に、今川氏真(溝端淳平)に嫁いだ北条氏康の娘。義元(野村萬斎)亡き後、家臣たちの裏切りが相次ぐ中、孤独を極める氏真を支える。物静かでおっとりとした性格だが、奥底には北条家の女らしく強い意志を秘めている。

志田未来 コメント

『どうする家康』©NHK

◆大河ドラマ、そして古沢作品への初めてのご出演。あらためて『どうする家康』の収録に参加されていかがでしたか。

初めての大河ドラマの出演だったので、初日はとても緊張していましたが、リハーサル時にキャストの皆さまやスタッフの方々がいいものを作ろうとアイデアをたくさん出し合っている姿を拝見し、とてもすてきなチームに参加させていただけたことを光栄に思います。
目まぐるしい時代の中でも、一人ひとりが愛を持って必死に生きる姿が印象深い作品だと思いました。

◆出演発表時、糸について「今川氏真の側で、命ある限り支えたいという糸の強い思いに胸を打たれました」というコメントもされていました。改めて、糸をどのような人物と捉えて演じられましたか。

氏真と出会った頃は、糸自身、足が悪いこともあり、氏真の足を引っ張らないように一生懸命付いていこうと必死だったと思います。
劣等感などから自暴自棄になっていく氏真と共に過ごすことで、氏真を支えたいという気持ちが日に日に大きくなっていったのだろうと感じました。
ただひたすら見守るというのは、強くなければできないと思うので、秘めた芯の強さを持つ女性だと思います。
長い期間をかけて12話を撮影できたことが自然と糸の気持ちを作ってくれたので、役作りにおいて大きかったと思います。

◆氏真の生きざまを、妻として近くで見守ってきた糸はどのように捉えていたと思いますか。また、糸が今川義元の真の思いを伝え、氏真の自害を思いとどまらせる第12回のラストシーンが印象的でした。このシーンはどのような思いで演じられましたか。

氏真の孤独や嫉妬も全て理解した上で、尊敬する父親に認められたいという思いも尊重しながら、氏真にしかない良さがあることをずっと信じていたと思います。
第12回のラストシーンは、糸が初めて氏真に想いを伝え、そっと肩に手を添え、氏真と共に生きていきたいと伝える大事なシーンだと思っていたので、丁寧に大切に演じました。

◆溝端淳平さんと作品でご一緒するのは10年以上ぶりとのことですが、溝端さんとの夫婦役はいかがでしたか。

空き時間にいつも話しかけてくださるので、10年ぶりという感覚を忘れるくらい自然に撮影に入ることができました。
足を引きずる糸をどこでどうサポートするかなど気にかけてくださったので、溝端さんと2人で話し合いながら、真摯に向き合って作っていけました。

『どうする家康』©NHK

番組情報

大河ドラマ『どうする家康』
毎週日曜
NHK総合:午後8時~
BSプレミアム/BS4K:午後6時~

WEB

番組公式HP:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/
番組公式Twitter:https://twitter.com/nhk_ieyasu

©NHK

 

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