山下智久が仏ドラマイベント「Series Mania」に登場!海外ドラマ初主演作『神の雫/Drops of God』は「世界を広げてくれた作品」

ドラマ
2023年03月28日

Huluオリジナル『神の雫/Drops of God』で海外ドラマ初主演を務める山下智久と制作チームが、フランス・リールで開催されたヨーロッパを代表するドラマシリーズイベント「Series Mania 2023」に登場。レッドカーペットを歩き、Q&AセッションではMCや観客からの質問に応えた。

「Series Mania」は2010年にフランスで始まり、毎年開催されているヨーロッパを代表する大規模イベント(2020年は新型コロナウイルスの影響で開催なし)。全世界の監督、作家、そしてドラマが好きな各国の視聴者が集まって最高のシリーズを選定する。

International Competition部門には、アメリカ、ギリシャ、フランス、スペイン、ノルウェー、イスラエル、イランなど、世界各国の作品がノミネートされており、日本が製作に関わるドラマ作品が同部門にノミネートされるのは初の快挙となる。

現地時間3月19日、午後2時30分からは山下による講演イベント「マスタークラス」が開催。現地フランスのファンが開場前から長蛇の列をなし、満席の大盛況。山下が会場に登場すると「山ピー!」の黄色い歓声が飛び交い、中には山下の名前入りうちわを持参する熱狂的なファンや、喜びのあまり涙ぐむファンも。

午後8時からは『神の雫/Drops of God』の上映会前に開催されたレッドカーペットに登場。山下の名前が呼ばれると熱狂的なファンたちの黄色い歓声が。山下は長期の撮影を共にし、いまだに2日に1回程度はメッセージでやりとりをしているという共演者や製作陣と共ににこやかにレッドカーペット上を歩いた。レッドカーペットの脇にはサインを求めるファンが多数集まり、快くサインに応じる姿にファンたちは感激もひとしお。

『神の雫/Drops of God』の第1話と第2話の上映会後に開催されたQ&Aセッションでは、観客たちが大きな歓声で迎える中、一同が登場。MCや観客たちからの質問に回答した。

もともと原作のファンだったという山下は、「原作では男性のキャラクターを女性に置き換えた点がとても斬新だし、ワインを通して人間を学んでいくというストーリーに僕自身とても引かれました」と作品についてコメント。

作品の題材であるワインについては、「知れば知るほど分からなくなる、奥が深い点が魅力だと思います。フランスで撮影中にワインと恋に落ちて、日本に帰ってすぐにワインセラーを買いました」とプライベートでもワインを楽しむようになったことを告白した。

作品内で山下演じる一青と対決に挑むカミーユを演じたフルール・ジェフリエは、フランス語・英語・日本語の多言語で描かれた本作の撮影について、「母国語ではない言語で演じることは、一見制約が増えるように思えて、実はその分可能性が広がると考えています。多言語で演じることで、声もリズムもイントネーションも変わるし、演技の幅が広がって新しい自分の可能性が見えたように感じました」と。

それを受け山下も、「本当に世界を広げてくれた作品だと思います。そして何より、言語もカルチャーも違う出演者やスタッフが一つの目的に向かっていく過程が本当に楽しかったですし、一生忘れられない、僕の人生にとって大切な時間になりました」と語り、満席の会場から拍手の渦が巻き起こった。

本作のプロデューサーであるクラウス・ジマーマンは、「今日は皆さんに2話までしかお見せできませんでしたが、この後も山下さん演じる一青に関して、驚きの展開が次々と待ち受けています。ぜひこの後のエピソードもご覧ください」とアピールし、作品の魅力を全力で伝えた。

本作は、世界中で愛され、日本のワインブームにも火を付けた伝説的大人気漫画「神の雫」(作・亜樹直 画・オキモト・シュウ/講談社)を実写ドラマ化。

フランス・イタリア・日本など世界各国で約10か月の長期間におよび撮影されたことから仏・英・日の多言語で展開され、世界随一のグローバルテレビジョンスタジオ、レジェンダリー・テレビジョン1(アメリカ)と高品質なテレビ番組を世界中の視聴者に届ける独立系製作配給会社のダイナミック・テレビジョン2(アメリカ)、フランス国営放送局グループのフランス・テレヴィジオン、そしてHulu Japanの4社が共同製作を行った。

今回のドラマシリーズにおいては、原作漫画で物語の中心となっている“神咲雫”という男性キャラクターがフランス人女性・カミーユになっており、山下智久が演じる聡明なワイン評論家・遠峰一青を主人公としている点が、大きな挑戦となっている。

物語は、世界的に有名なレジェ・ワインガイドの創設者/著者であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェが東京の自宅で息を引き取るところから始まる。

9歳の時に両親が離婚して以来、アレクサンドルに会っていなかった一人娘のカミーユ(フルール・ジェフリエ)は、彼が遺した膨大な、専門家いわく“世界一のワインコレクション”を相続するためには、アレクサンドルの弟子・一青(山下)との対決に勝つことが条件だと知る。

アレクサンドルの遺書には「一青は“魂の息子”」とあるが、果たしてアレクサンドルと一青の関係は…。複雑な家族関係、相続、そしてワインへの愛が二人の若者を宿命の対決へと導いていく。
日本では2023年9月からHuluで独占配信される。

作品情報

Huluオリジナル『神の雫/Drops of God』(全8話)
日本では2023年9月、Huluで独占配信スタート

製作総指揮:クラウス・ジマーマン
監督:オデット・ラスキン
脚本:コック・ダン・トラン
制作:ダイナミック・テレビジョン
制作協力:アドライン・エンターテイメント
公式サイト:https://www.hulu.jp/static/drops-of-god
公式Twitter:@dropsofgodHulu(https://twitter.com/dropsofgodHulu

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