4月6日（木）にスタートするMBSドラマ特区『墜落JKと廃人教師』（MBSほか 毎週木曜 深夜0時59分ほか）の1話試写会と完成披露トークイベントが行われ、主演の橋本涼（HiHi Jets／ジャニーズJr.）と共演の髙石あかり、田村海琉（少年忍者／ジャニーズJr.）が登壇した。
壇上に登場した橋本は開口一番「1話どうでしたか？」と客席に声を掛け、客席から拍手が起こるとニッコリ。初めての完成披露トークイベントとなる橋本と田村は少し緊張した様子で、田村は「心臓バクバクです」を心境を明かした。
教師とは思えないギリギリ行動を連発する典型的な“ダメな大人”で、物理教師の灰葉仁を演じる橋本は「灰葉仁は一見クズ教師で、女子高生に手を出すというパンチがある人だと思いますが、“灰仁（廃人）”がなんで愛されるのか、クズなのか。全部の行動が考えられているような、そんな策士のような人でもあり、ふざけているダメな一面もあるつかみどころがない役で。ミステリアスな灰仁を愛していただけるように、演じさせていただいています」と、役どころについて語った。
成績優秀だがネガティブな女子高校生・落合扇言を演じる髙石は「信じられないぐらいネガティブで、根暗な女の子なんですけど、すごい真っすぐで誰に対しても目線を同じにしてお話をする部分だったりが私はすごい大好きで、そういったところをきちんと演じられたらなと思いつつ、ツッコミが多いんです。しかも、根暗を持たせたツッコミなので、すごく難しいなと思いながら、苦戦しつつもすごく楽しんで撮影に臨んでいます」と。この扇言のツッコミについて橋本は「かなり気持ちいいですよ。結構ローテンションのツッコミがめちゃくちゃ面白いんですよ。たまにその撮影のノリで、日常生活でもそうやってツッコまれてます（笑）」と裏話を明かした。
ルックスがよく、他の生徒たちからは「孤高のアイドル」と呼ばれているが、非常に口が悪い毒舌家の高峰一馬を演じる田村は「孤高のアイドルと言われていて、僕はジャニーズとしてアイドルと言われるので、共通点があって演じやすいのかなと思っていたんですけど、一馬のクールな表情に苦戦していて、今も研究しながら頑張っています」と語った。
原作を読んだときの感想を問われ、橋本は「“墜落ラブコメディ”と言われていますが、コメディがすごいなと思って。原作を初めて読ませていただいたときに、めちゃくちゃ面白いなと思いました。このコメディ要素がある中で、つり橋効果のラブも描いていく、この2つがいい感じに混ざり合っているのがsora先生のすごさで、愛される理由なんだなと思いますし、それを任せていただけるというのはすごく光栄なことだなと思って。自分なりに灰葉を理解して演じさせていただいていますが、原作のsora先生が描くコメディはすごい大好きです」と語った。
ギャップを持つ役柄を演じるに当たり、自身のギャップや2人のギャップを明かしていくことに。橋本は「海琉は身長が大きくなってましたね（笑）。初めて会ったときは海琉が小学生のころで、すごい小さかったんですけど、今は身長が170センチを超えていて。一馬が突っかかってくるシーンで、対峙するんですが、そのときに目線がもう少しで見上げることになるぞってなりました」と。また髙石については「差し入れが入ったときの喜び具合にギャップを感じました。裏でも普段クールな方なんですけど、差し入れが入った時は『イェーイ！』という感じで」と明かすと、髙石が「1番にチェックしておきたいんです。田村さんが好きなバームクーヘンを橋本さんが差し入れで持ってきてくださったことがあったんですけど、田村さんより先にゲットしなければ！と思って」と笑った。
そんな髙石は撮影中に発見した橋本のギャップを披露。「男の子が遠くのほうで手を振っていて、橋本さんが手を振り返していたんですけど、その男の子は目の前を通る汽車に手を振っていたみたいで、橋本さんは手を振り返してもらえなくて」と語ると、橋本は「結構早めのこの話持ち込んできたね（笑）。目の前で照明を当ててくれているスタッフさんにも、『ダサい』って言われました（笑）」と少し不服そうな顔で弁明していた。
そして、田村は「僕、カッコいいのに笑い方のクセがすごいねって言われることが多くて（笑）。自分でもクセ強いなって思っていたんですけど、先日、髙石さんが休憩中にスタッフさんと話しているところを見ていたら、体を使って崩れ落ちるように笑っていて（笑）」と髙石のギャップを明かすと、橋本から「1回見たい！」の無茶ぶりで、髙石の笑い方を田村がまねするひと幕も。
そして、髙石と田村が橋本にあだ名をつけることに。その場でフリップに髙石が「ハシリョウ」、田村が「もとりょー」と書き上げ、髙石は「“ハッシー”にしようかと思ったんですけど、呼ばれているということだったので」と理由を明かし、田村が「“ハシリョウ”はかぶりそうだなと思って、一馬が橋本君にあだ名をつけるとしたら、こんな感じになるんじゃないかなと思って」と語ると、橋本が「打ち合わせした!?」と驚いていた。
作品名にかけて、最近、墜落したもの（ハマったもの）を問われると、田村は「ゆず塩ラーメン」、髙石は「靴下」、橋本はサンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」を挙げた。橋本は「初主演をやらせていただくことになって、正直ドラマの経験もあまりないですし、芝居を勉強させていただいた期間も短くて、自信があまりなかったんですけど、この歌詞がすごく刺さって。最近というよりはずっとハマっていますね。それこそ今度もHiHi Jetsでアリーナツアーをやらせていただくんですが、初めてアリーナでのライブをやった“五騎当千”という代々木第一体育館でやらせてもらったライブの前にも聞いていました」と普段から勇気づけられていることを明かした。
そして、『墜落JKと廃人教師』の公式ポーズを作ることに。ここでも田村と髙石の発想が似ていて、橋本が驚く場面も。最終的に田村が考えたポーズが採用され、堂々と観客に披露した。
最後に田村は「灰仁と扇言のクスっと笑えるやりとりと、一馬を含めた3人の今後の関係性を楽しみにしていただけたらと思います」と語り、髙石は「つり橋効果ラブコメディであり、ローテーションラブコメディであり、すごくアップダウンがあって、その落差にやられるのではないかなと思います。テンポ感だったり、コメディなところにクスっと笑っていただいて、 キュンキュンするシーンもあるので、そこは胸キュンしていただいて、1話に盛りだくさんとなっています。ぜひ#墜廃ドラマで好きだったところなどをツイートしてください」とアピール。
橋本は「全編を通して、 ちょっとシリアスな命に関わることもやりますけど、それをコメディ要素で包んで、教師と生徒という普段は交わってはいけない関係が交わることによって起こるそんな変化とかも楽しんでいただけると思います。 ここからどんどんいろんなイベント発生しますし、『そのせりふあるんだ』とか、原作ファンの方や初めて見る方、自分たちのファンの方、皆さんに愛していただける、そんな作品になればいいなと思っております」と見どころを熱弁。そして「僕と一馬は1回どこかで女装しています。 ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです」と予告し、イベントを締めくくった。
番組情報
MBSドラマ特区『墜落JKと廃人教師』
2023年4月6日（木）より順次スタート
MBS 毎週木曜 深夜0時59分～ ※1話のみ深夜1時29分～
テレビ神奈川 毎週木曜 午後11時30分～
チバテレ 毎週金曜 午後11時～
とちテレ 毎週木曜 午後10時30分～
テレ玉 毎週木曜 午後11時30分～
群馬テレビ 毎週木曜 午後11時30分～
＜配信＞
Huluにて見放題独占配信
TVer、動画イズム 見逃し配信1週間あり
＜キャスト＞
橋本涼（HiHi Jets／ジャニーズJr.）、髙石あかり、田村海琉（少年忍者／ジャニーズJr.）
＜スタッフ＞
原作：sora 「墜落JKと廃人教師」（白泉社「花とゆめ」連載」）
監督：文晟豪（ドラマ『あんのリリック』、映画「五億円のじんせい」）、高橋名月（映画「左様なら今晩は」「正しいバスの見分けかた」)
脚本：下亜友美（ドラマ『俺の美女化が止まらない!?』『科捜研の女』）、我人祥太（ドラマ『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』『ホメられたい僕の妄想ごはん』）
プロデュース：上浦侑奈（MBS）、若山裕介（ヒューマックスシネマ）、椋尾由希子（ヒューマックスシネマ）
制作プロダクション：ヒューマックスシネマ
制作協力：needy greedy
製作：「墜落JKと廃人教師」製作委員会・MBS
公式HP：https://www.mbs.jp/tsuirakujk/
ドラマ公式Twitter：@dramatokku_mbs
ドラマ公式Instagram: ＠dramatokku_mbs
ドラマ公式TikTok：＠drama_mbs
©sora・白泉社
©「墜落JKと廃人教師」製作委員会・MBS
