4月7日(金)スタートの金曜ドラマDEEP『夫婦が壊れるとき』(日本テレビほか 毎週金曜 深夜0時30分~0時59分)の記者会見が行われ、主演の稲森いずみをはじめ、吉沢悠、優希美青が登壇した。
本作は、2015年・2017年にBBC(イギリス)で放送され、各賞を総なめした『女医フォスター 夫の情事、私の決断』(原題「Doctor Foster」)を原作とし、2020年には韓国版が『夫婦の世界』として韓国ケーブルドラマ史上最高となる視聴率28.4%を記録した世界的傑作の日本オリジナル版。夫の不倫を知り、徹底的に夫を追い込んでいくヒロインの陽子を稲森いずみ、その夫・昂太を吉沢悠、そして、昂太の不倫相手・理央を優希美青が演じる。
冒頭、世界的ヒット作の日本オリジナル版主演にあたり、「プレッシャーを糧に演じたい」と語った稲森。「日本の女性が、日本の生活風土の中でどう感じ、どう行動していくのかを考えて感じて演じたい」と語ると、吉沢も「陽子には、稲森さんだからこそ出せる“耐え忍び”を感じる」と、稲森が演じるからこそのヒロインの魅力を表現した。
吉沢は、昂太について「理解するのは苦しい」と正直に発言。脚本に引かれオファーを受けたものの、各国版で話題となった「最低最悪の不倫夫」を演じる苦労を明かした。衣装合わせの際に「昂太の裏設定」を配布され、プロデューサーを交えて役について話し合ったという吉沢。理央への「説き伏せるくらいのキス」も必見だ。
優希も、ともすれば「ただの嫌な女」になりかねない理央を演じるにあたり、「昂太に『理央には俺がついていなきゃ』と思わせる瞬間があったほうがいい」と、監督から助言を受けたという。「昂太を自分のものにしたい、その根本にある純粋さと若さゆえの危うさを大切にしたい」と、役と向き合っている。
最後に「傷つきながらも手を抜かず、復讐していくヒロインが狂気的だけれど魅力的。ここまでに至る女性の気持ちは共感できるので、心情を丁寧に演じたい」と稲森。「視聴者の方が、自分ではできないような復讐を私を通して経験して、爽快感を味わってほしい」と見どころを語った。
吉沢は本作が『金曜ドラマDEEP』の立ち上げ第一弾作品であること、世界的ヒット作ゆえ結末を知る視聴者も多いであろうことに触れ「期待と不安がある中で『この枠、面白い』と言われるドラマにしたい」と頼もしく語り、「陽子がどんな決断を下すのか。最後まで見ていただければ、それこそが見どころだと思う」と締めくくった。
番組情報
金曜ドラマDEEP『夫婦が壊れるとき』
日本テレビほか
2023年4月7日(金)スタート
毎週金曜 深夜0時30分~0時59分
配信:TVer、Hulu 毎話放送後配信開始
<キャスト>
稲森いずみ、吉沢悠、優希美青
内田朝陽、安藤聖、内田慈、結城モエ、犬飼貴丈、矢島健一、七瀬なつみ、長谷川初範
<スタッフ>
原作 : 「女医フォスター 夫の情事、私の決断」原題「Doctor Foster」
原作・脚本マイク・バートレット(Written and Created by Mike Bartlett)
Produced by Drama Republic for the BBC and distributed by BBC Studios
主題歌 : yukaDD「WRONG」(avex trax)
脚本:鹿目けい子、三國月々子、上野詩織
演出:大塚恭司、長尾くみ子、山元環
音楽 :福廣秀一朗
プロデュース:藤澤季世子
制作:鈴木淳一
プロデューサー : 伊藤裕史、北川雅一
制作協力:テレパック
製作著作:日本テレビ
番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/deep-fufu/
番組公式Twitter/Instagram/TikTok:@deepfriday_ntv
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